1985年、一頭の仔馬が生まれた。
外向という障害を抱えた仔馬は元気に育つようにと幼名を「ハツラツ」と名づけられた。
毎年8000頭ものサラブレッドが誕生するが脚光を浴びる中央競馬会にデビュー出来る馬は数少ない。1987年、ハツラツは地方の笠松競馬場に引き取られていった。
登録名はオグリキャップ。持ち前の負けん気の強さから破竹の勢いで連戦連勝を重ねていく。やがて「笠松にオグリあり」と名は知れ渡っていった。

「笠松のオグリから中央のオグリにしよう!」
こうしてついにオグリは中央競馬に名乗りをあげることになった。