« 『復活 ♪薔薇が咲いた』 | トップページ | 『雨の日の贈り物』 »

『妻の「歌」です。子供が生まれました!』

コロナ自粛と喪に服してから2ヶ月半が過ぎました。 久しぶりの鳥撮りです。
とは言えまだ越県は控えてとの事なので近くの三県境、遊水池での梅雨の合間の撮影となりました。

Img_81552web
(△ 真ん中 上部に小さく一本の鉄塔が見えます。これが今回の物語の舞台です)

千葉県野田市の「こうのとりの里」から放鳥された「ひかる君」が遊水池付近に定住して2年が経ちました。
近隣では夏水・冬水田んぼを作り無農薬の食事処も豊富。 更に営巣塔を建て住宅完備。 デゴイも設置して準備万端。
しかし恋人は現れず、時だけが流れていきました。

ならば、と彼はお嫁さん探しの旅に出たのです。 たどり着いた先は徳島県鳴門市、そこで運命の出会いが待っていました。
彼女の名前は「歌」

そして・・・遠距離恋愛からの再会を約束したこの春、2歳の歌さんは遥々関東にまで飛来してくれたのです。
3月22日、住民登録、入籍も終えめでたく結婚しました。
そして6月初旬。 待望の2羽の赤ちゃんが誕生したのです!

Img_7850web1
Img_7824web2

Img_7826web3
Img_7918zweb4


この日は前日の大雨の影響で巣材が流されたのでしょうか、枝や苔を集めては家の補修に励んで いました。

Img_70412web201
Img_7047web202 
Img_7008web203 
夫婦共に何度も材料を採って来ては運び込んでいました。
Img_7028web204

Img_6894web205 
Img_6904web206


足元に2羽の白い小さな赤ちゃんが顔を出しました。

Img_7797web301
△  これが今回 1回だけ撮れた4羽そろった「家族の肖像」です

Img_8148web302
Img_7299web303 
Img_74142web304 
Img_7561web305 
Img_7351web306
Img_7626web306


Img_7910zweb401 
Img_71793web402


「ひかる君」は なぜ西を目指したのか、GPSの行動記録を見ると和歌山市や鳴門市を訪れています。
出会いは奇跡でした。

そしてこの春の遊水地での再会はどう約束したのでしょう、まだ2歳の歌さんは頑張って四国から関東まで800kmを一羽で飛んで来てきてくれたのですから。


1971年にコウノトリが絶滅して以来、東日本で自然繁殖したのは初めての事だと言います。
とかく昨今は暗い話題が多い中、物語はハッピーエンドで終わることが出来ました。


「ひかる」雄
2016年 3月28日 生まれ 4歳
両親 千葉県野田市 こうのとりの里 在住
父 コウくん 15歳
母 コウちゃん 24歳

「歌」雌
2018年 3月13日生まれ 2歳
両親 徳島県鳴門市 在中
父 J0044 8歳(兵庫県豊岡市 生まれ)
母 あさひ 6歳(兵庫県朝来市 生まれ)

Dsc_0339web




【画像はクリックすると 大きくなります】



|

« 『復活 ♪薔薇が咲いた』 | トップページ | 『雨の日の贈り物』 »

コメント

そろそろ始動?と思っていましたら、何とこんな鳥物語があったとは。
ひかる君と歌さんの出会いと再会、そして父と母になる、泣かせる物語でした。

歌さんが鳴門の瀬戸を離郷する時は「瀬戸は日暮れて 夕波小波」だったでしょうか、
「若いと誰もが 心配するけれど」そうでしょう、まだ2歳ですから。
「愛があるから大丈夫なの」と心に決めてお嫁に行ったのでしょうね。

それにしても、ひかる君が西への旅へ行動を起こさなかったらふたりの巡り合いは無かったのですから、いざと言うときの決断は人生?を変えますね。

投稿: 散歩鳥 | 2020年6月20日 (土) 13時43分

散歩鳥さん、しばらくぶりでした。鳥撮りはず~っとしていませんでしたから。

ひかる君と歌さんの「恋ばな」には深い話がありました。
それにしても一年後に遊水池で会おうなんてどうやって約束したのでしょうかねぇ。
そう、歌さんは「瀬戸の花嫁」でしたね。 飼育のコウノトリは30年以上生きる記録がありますから2歳はまだ幼い花嫁でしょうか、心配するわけです。

♪~命かけて燃えた恋が結ばれる 帰れない 何があっても
 ~花嫁衣装はふるさとの丘に咲いていた野菊の花束~

また近いうちに雛の成長した姿をお見せできればと思います。

投稿: ワタスゲ | 2020年6月22日 (月) 19時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『復活 ♪薔薇が咲いた』 | トップページ | 『雨の日の贈り物』 »