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2020年6月

『雨の日の贈り物』

休日を待ちわびて今季初めて森へと向かいました。

谷川に沿って深く道を進んで行くと、天気予報では「曇り時々晴れ間」のはずなのにシトシトと長引きそうな雨が降りだしてきました。
ほとんどのカメラマンがあきらめて帰ってしまった後、ポンチョを叩く雨音だけが響く中でひたすら我慢の待ち時間が続きます。

2時間程経過した頃にはさすがにあきらめモード蔓延。
こんな時にテレビ番組では「その時!」があるのですが、現実には・・・

「その時!」がやって来てくれました。

鳴き声も無く長い尾羽をヒラヒラさせながら雄が目線の先に止まりました。 慌ててシャッターを切るのですが至近距離で尾羽が切れます。
サンコウチョウは躰をブルブル震わせて滴を払ったり、羽繕いをしたり雨の中でもリラックスモード。
カメラのシャッター音でも数えていたのでしょうか、もう充分と判断したかの様に暫くすると杉林の奥に消へと行きました。

これはきっと長雨にも耐えながら待っていた者へサンコウチョウからの「雨の日の贈り物」だったのかもしれません。

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『妻の「歌」です。子供が生まれました!』

コロナ自粛と喪に服してから2ヶ月半が過ぎました。 久しぶりの鳥撮りです。
とは言えまだ越県は控えてとの事なので近くの三県境、遊水池での梅雨の合間の撮影となりました。

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(△ 真ん中 上部に小さく一本の鉄塔が見えます。これが今回の物語の舞台です)

千葉県野田市の「こうのとりの里」から放鳥された「ひかる君」が遊水池付近に定住して2年が経ちました。
近隣では夏水・冬水田んぼを作り無農薬の食事処も豊富。 更に営巣塔を建て住宅完備。 デゴイも設置して準備万端。
しかし恋人は現れず、時だけが流れていきました。

ならば、と彼はお嫁さん探しの旅に出たのです。 たどり着いた先は徳島県鳴門市、そこで運命の出会いが待っていました。
彼女の名前は「歌」

そして・・・遠距離恋愛からの再会を約束したこの春、2歳の歌さんは遥々関東にまで飛来してくれたのです。
3月22日、住民登録、入籍も終えめでたく結婚しました。
そして6月初旬。 待望の2羽の赤ちゃんが誕生したのです!

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この日は前日の大雨の影響で巣材が流されたのでしょうか、枝や苔を集めては家の補修に励んで いました。

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夫婦共に何度も材料を採って来ては運び込んでいました。
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足元に2羽の白い小さな赤ちゃんが顔を出しました。

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△  これが今回 1回だけ撮れた4羽そろった「家族の肖像」です

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「ひかる君」は なぜ西を目指したのか、GPSの行動記録を見ると和歌山市や鳴門市を訪れています。
出会いは奇跡でした。

そしてこの春の遊水地での再会はどう約束したのでしょう、まだ2歳の歌さんは頑張って四国から関東まで800kmを一羽で飛んで来てきてくれたのですから。


1971年にコウノトリが絶滅して以来、東日本で自然繁殖したのは初めての事だと言います。
とかく昨今は暗い話題が多い中、物語はハッピーエンドで終わることが出来ました。


「ひかる」雄
2016年 3月28日 生まれ 4歳
両親 千葉県野田市 こうのとりの里 在住
父 コウくん 15歳
母 コウちゃん 24歳

「歌」雌
2018年 3月13日生まれ 2歳
両親 徳島県鳴門市 在中
父 J0044 8歳(兵庫県豊岡市 生まれ)
母 あさひ 6歳(兵庫県朝来市 生まれ)

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『復活 ♪薔薇が咲いた』

新型ウイルスによる緊急事態宣言、更に喪の期間でもあり自粛の日々を送っていました。 宣言解除後も他県に越境するのは自粛してくださいとのキャンペーンが続いており鳥撮りはまだしていません。

なので今回も鳥のいない『復活の薔薇』の話です。

私の住んでいる近くには明治10年に開園した薔薇で有名な公園があります。 区の花も薔薇。 駅までの通勤途中にはいつもその公園を横切るのですが。。。


4月。人が密集するのを避けるため園内の170種 3000本のバラの蕾は全て刈り取られてしまいました。 今年は寂しい初夏でした。
ところが、5月末から薔薇園にちらほらと色が見えてきたのです。いい香りもします、再び蕾が出て今や満開に咲き誇ったのです。

仕事帰りに寄り道をしてスマホで撮ってみました。 時間は夕方の6時半過ぎ、更ににわか雨が降ったので心配でしたが滴がアクセントにもなってくれました。 次の日も帰りに立ち寄ってはスマホ撮影! 夕方の美女探しです。



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ここの公園の薔薇の主役は あの「アンネの薔薇」
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「マリーアントワネット」
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「モナリザ」  う~ん? なぜこれが

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「ブライダル ピンク」
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「伊豆の踊子」
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「ジャルダン ドゥ フランス」
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「ロイヤル プリンセス」
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「レオナルド ダビンチ」 名付けの意味が解らず・・・

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「ムーン シャドウ」 ・・・今年の私のお気に入りの薔薇でした
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「プリンセス アイコ」
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「恋 心」
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「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」
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こうして蕾を全て切られてもDNAは負けず「復活の日」がやって来ました。
そのエネルギーは勇気をくれます。。。



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