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2019年6月

『ご近所 タマちゃん』

近くの田園に今年もまたタマシギが営巣しました。

数羽いるのですが、最初のペアは道から4m程の田んぼの中に巣を構えて全く無防備、 近すぎて危険!
案の定、巣を放棄してしまいました。 残されたのは2つの卵。

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タマシギは「一妻多夫」。 雌は卵を産むと子育ては雄に任せてまた新しい恋を探しに出て行ってしまいます。
なので同じペアかどうかはわかりませんが、今度の営巣は道から遠い安全な田んぼの中でした。

そして・・・雛が孵ったというので、ある日の早朝に見に行ってみると、朝日を受けて完全な逆光の中に小さな4羽と世話をしているお父さんの姿がありました。 でもシルエットなので午後に出直しです。

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午後の順光の頃に出かけると、今度は風が強くなり苗は大きく揺れてタマシギ一家を隠してしまいます。 どうにか見えた瞬間を取り出しました。

タマシギ親子の歩き方は素早く苗を横切ります。 撮影は苗の間なので先回りして待つのですが、お休み処は苗の間隔が狭い所ばかり。

数日後、雛はかなり大きくなっていました。 親から直にタニシをもらうとひと飲み出来るほど。

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それでもまだ親が恋しいのか、しきりに甘えて親の体の中に潜り込もうとします。
そしてとうとう完全に羽毛の中に入りこんでしまいました。 足のいっぱいある蛸足鳥の様です。
やがて足も見えなくなりました。

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仕事の日は終わると急いで退社、地下鉄・JR・自転車に乗り換えて家へ。更に車で近くの田んぼに直行。
日没までの30分勝負の撮影でした。

もうすぐ田んぼから何処かに姿を隠す頃です。 今年のタマちゃんはここまでです・・・


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『♪ ホ、ホ、ホタル来い』

こっちの水は甘いぞ~

いつしかまたホタルの季節が巡ってきました。
去年は地元の自然公園のヘイケボタルだったので、今年はゲンジボタルを撮ろうと思ってはいたのですが。
急遽近くを通りかかったので 『そうだ ホタル行こう!』 と途中下車、 下野の地の谷地に車を止める事になりました。

ここは無名のゲンジボタル生息地、それに少し日にちも早いので一抹の不安もありましたが・・・暗い谷に降りていくと、奥の湧き水の辺りで微かに光りが瞬いているのがわかります。

目が慣れてくると次第にホタルの数が見えてきました。 それでも十数匹ほどで、まだ出始めと言う頃なのでしょう。
雨が降った翌日の湿気のある夜が一番出やすいのですが、今は乾ききっていますから。

ホタルの寿命は約2週間と言われています。 ゲンジボタルはヘイケボタルよりも光が強いのですが、今回はまだ動きが少なく長い航跡が残りません。
それでも何とか雰囲気だけは撮る事が出来ました。

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漆黒の中で呼吸をするかの様に断続的に光る淡い黄緑の色は 染み入る安らぎの色となりました。



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