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2018年6月

『コルリの子育て』

去年、登山道の斜面全体に生えていた笹が枯れてしまいました。 数十年に一度枯れる現象で回復にはまた十数年もかかるとか。。。

すると小鳥達は隠れる場所が無くなるので姿を見せなくなります。 特に地をは這う習性のある貴重な数種類の小鳥達が消えてしまいました。

そんな中で例年なら笹に覆われて姿の見えないコルリの家族、幸か不幸かペアは笹が枯れてもここで営巣をする事にしたのです。 
コルリは樹林帯の下草のある所で行動するためになかなか姿を見つけられず、「森の青い宝石」とも言われています。可愛い大好きな青い鳥のひとつ。

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間もなく雛が生まれ、雄と雌は頻繁に餌を運んでは子育てに励んでいました。
コルリのペアのそんな場面に遭遇したのは初めての事でした。

ここにはもう笹は無いので谷川の近くの大木の根の隙間に新居を構えていました。 張った根が屋根代わりをしてくれるので雨風も防げます。
この日、確認できた雛は微かにくちばしが見えて2羽。(全部で5羽が見えたそうです)

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雛は食欲旺盛。雄雌は盛んに餌を運ぶのですが、雄は餌を持ったまま岩の上で一度固まります。 これは雛が餌を消化するのを待っているからとの説も。
雌は遠回りをして巣の場所をわらない様に巻いて近づくのですが、こちらからは丸見え。

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餌は近くの落ち葉の下の昆虫や森の青虫。 沢山の昆虫類が居るので住食接近、子育て環境には最高なのですが。。。

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ここで私の撮影は終わったのですが。
ここからは地元の人からの話です。 順調に育って明日にでも巣立ち!と言う日に、コルリ一家を悲劇が襲いました。

地面の巣ですから天敵も多くいます。 この日を待つ様にして蛇が襲って来たのです。 詳細はわかりませんが残った雛は2羽。 お母さんはそれでも雛に餌を運んでいたとか。
自然界は残酷な一面も見せます。 

来年はもうコルリの子育ての姿を見る事は無いかもしれません。。。




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【追記  6/29】  「怒」 西野JAPAN、応援やめます宣言!。

W-cup。 戦う事を放棄して、まだたっぷりある試合時間を自陣に引きこもり球回しだけをするニッポン。  深夜のTVでこんな光景を延々と見せられて誰が応援出来るでしょうか。

まだ15分も残っているのに試合途中にして同点にする意欲を放棄、敗戦を選んだたサムライジャパン。 W-cup史上に汚点を残すダーティーな戦術、サムライ美学の無い大将に大ブーイングの嵐。

最後はフェアープレーの点差で辛くも勝ち残りだって、戦闘能力放棄のレッドカードでしょう。 ここまで姑息な手を使って残りたいのでしょうか。 日本のサポーターが喜ぶでしょうか?。 自力で勝つ事をあきらめ同時進行中のコロンビアに全てを委ねる他力本願のギャンブルを選択した監督。 全力で攻めるセネガルが一点を入れれば日本は即敗退になるのです。

かって、有名なプロ野球選手がこんな言葉をはいて球界を去っていきました。
『監督がアホやから野球がでけへん』

次回はいさぎよく大敗してください、海外BBCは「刀を捨てた腰抜け侍」と言っています。

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『レンゲツツジの中で』

例年より2週間程早く、まだレンゲツツジは蕾と思いながらも高原に行って来ました。
するとびっくり! 一面見頃を迎えていました。
今年は春も初夏も、花も鳥も、全てが早い様です。

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登山道の花の丘はノビタキの影は薄く、遥か遠くを飛ぶだけでシャッターは一度も切れません。 
更にいつしか濃い霧も忍び寄っていました。 ファインダーの中は灰色の世界、霧の切れ目も無く敢えなく撤退です。 


午後、山道を1kmほど歩き探鳥したでしょうか、かなり広範囲を歩きまわって疲れ果てた頃、やっとノビタキに出会う事が出来ました。
こちらはまだ蕾も残っている感じ、少しの標高差で開花も微妙に変わります。

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二組のペアが飛び回っているのですがレンゲツツジの花には止まってくれません。 それでも雰囲気だけでも。。。

せっせと大きめの餌も運んでいましたから、雛達の巣立ちは近いかもしれません。
雌は人懐っこく、近くに寄って来ては愛嬌を振りまきます。 この電線には鹿よけの弱電が流れているのに鳥は素足で(笑)大丈夫なんですねぇ。 (ちなみに三脚が触れると手までがピリピリと痺れます)

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緑の草原の中、ソングスポットではホオアカが囀って相棒探し。

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こちらがこの繁殖地のペア。 同じ枝に止まり、餌を運んでくるコースも決まっていてお気に入りの枝があるようです。

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長くだらだらと続く小石混じりの帰り道、でもレンゲツツジとノビタキが撮れたので肩に食い込むカメラの重さも苦になりません。撮れると撮れないでは大違い。
この日は午前中曇り、午後から雨との天気予報でしたが雨は降らず。「終わり良ければ全て良し」
。。。また霧が出てきました。




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『ブサカワ オヤジ顔』

一週間前の事。
無事にオオコノハズクの雛が巣立ちしました!。
オオコノハズクを見るのは2009年明治神宮の森に飛来した時以来。 営巣した巣立ち雛を見るのは初めての事でした。

久々の連休日。 まだ居てくれるかどうか、消息も分からず、とにかくオオコノハズク見たさに森まで走ってみる事にしました。

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到着すると前日の夜に2羽の雛は巣立ちをしたばかり、もう1羽が巣穴に残って待っていてくれました。 間に合った!
雛の顔はフクロウと違って羽毛が長く、すでに出来上がった「ブサカワオヤジ風貌」。 そこが愛嬌があって何ともいいのです。

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急に兄弟が居なくなったので不安なのでしょう、巣穴からしきりに顔を覗かせては親を探したり、兄弟を探したり。 頻繁に顔を出しています。
ただ巣穴の前の枝が風になびいて葉で雛が見えたり見えなかったり。
最後は爪まで出して縁に立って居ましたから、 もうすぐ3羽目の巣立ちも間近でしょう。

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こちらは先に巣立ちをした兄弟(姉妹)。 高い梢の上で睡眠中。 時々目を開けては二度寝三度寝。

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そんな雛達を近くで見守っているお母さん(全長24cm)
うつらうつら、それでも眠る閑なくカラスの声が聞こえるとオレンジ色の鋭い眼光で威嚇、飛び出していきます。

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運良く翌日も休みの日にあたりました。三番目のその後を見るために通います。
到着してみると、巣穴に居た雛は夜のうちに巣立ちをし、夜明け前にはトコトコ地面を歩いて谷川の低いに木によじ登って行ったとか。

灰色で小さな塊は低く細い木の葉影、撮影にはむかない光線の中に居ました。
オオコノハズクの雛と言うよりはコアラみたいに小枝に抱きついたままで爆睡中。 長い時間動きません。

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Img_7637web           アクビも出ます~~~今は真夜中ですから。

やっと顔を見せてくれたので、撮影終了。
初めて見たオオコノハズクの営巣と雛達、うれしい出会いとなりました。



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【♪さよなら僕の友達】
シンガーソングライターの森田童子が4月24日に亡くなっていたと今日の新聞に載っていました。
森田童子は僕の青春でした。 透明で染み入る歌声とギターの弾き語りはひっそりと心の中に刻印されていきます。
ライブハウスや黒テント・コンサートには何度も足を運びました。 突然引退してからは姿を見せませんでしたがそれでもその後も彼女は永遠の森田童子でした。

今夜は 『僕たちの失敗』 『ラストワルツ』 を聞きながら偲びます。

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『ズミの花咲く頃』

初夏の湿原はズミの花が咲く頃。 
今回は『ズミの花』を見に行くのが目的でした。

ズミはバラ科リンゴ属、そのままリンゴの花を小さくしたような可愛い花びらを持っています。
赤い蕾は開くと少しづつ白い色に変化。 湿原を流れる川に沿って開き具合は微妙に異なり、赤と白の淡い色合いで霞の様に咲いていました。

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高い木の天辺から湿原に響き渡る声で鳴いているのはカッコウ。
托卵するノビタキの巣を探している様です。

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今回は湿原を歩きながらの探鳥、珍しく何か居たらの五目撮りです。
ズミの花の間に見え隠れする小鳥がいました、 ニュウナイスズメのペア。
盛んにこのズミの木の中を飛び回っているので、近くに営巣しているようです。巣はよくアカゲラの古い穴を新居に利用します。

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雄はトンボをくわえています。 雄も雌も盛んに虫を捕まえていましたから子育てが始まっているのかもしれません。

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頭上で盛んにさえずっていたのはビンズイ。 まだ相手見つからず。

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湿原一面に白く咲いていたのはワタスゲの花穂でした。 ワタスゲに出会うとかなりテンションが上がります!。

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白く点々と色を落とすワタスゲの上を飛んで来るのはノビタキ。 今回のもうひとつの主役とのコラボレーションです。

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こちらは雌、湿原の中では抱卵中でした。

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ホオアカは盛んに鳴いて婚活中。

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ズミの林に戻ると、枝の中を飛び交う小鳥がいました。 クリクリ瞳のコサメビタキです。 この枝が好きで何度も飛んで来るところをみるとお食事処のようです。

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帰り道、湿原の中に咲く小さな赤い花を見つけました。 ひっそりと『ヒメシャクナゲ』

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