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『遥かなる ノゴマ』

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『すご~い!』の言葉の解釈は?  どういう意味を含んでいるのでしょうか?。
湿原で鳥待ちをしていると、何度か若い女性のハイカーに声を掛けられます。 

『何を撮っているのですか?』  「ノゴマと言う野鳥です」
『鳥!?すご~い!』 (絶景撮影かと思ったら鳥だなんて?珍しい人!の意? 至極順当)

『その鳥、私も見る事、出来ます?』
「出たり出なかったりだから辛抱強く待たないと見られないけれど」
『え~ すご~い!』  (鳥って辛抱が必要なの~?)

『じゃぁここでずっと待ってるんですか?』
「そう、朝からひたすら待っています」
『うわぁ、すご~い!』 (出るか出ないか解らない鳥を何時間も待っているなんて信じられない!の意だと思うのですが真意不明)


そこにいくと おばさんハイカーは明快です。仲間の人に
『ねえ、ねえ、ここでエゴマの写真を撮っているんだって』
『え~、ゴマの写真を撮っているの』
「。。。」



出会いは時の運、会えなくで元々、と言う気持ちでノゴマに会いに行って来ました。
標高1400mの湿原は快晴の穏やかさ。それなのになかなか出てきてはくれません。 しかもノゴマの好きな場所は遠く、小枝の多い白化した低木です。
盛んに飛び交うのはノビタキ、 白い木に止まる度に緊張と落胆が繰り返されるのです。

微かに喉元の赤色が見えました!。 待ちこがれたノゴマです。 思った通り小枝の多い木に現れました。
 

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この日は早朝の6時前に朝霧の中に出たというのですが、私の初見は3時間後でした。
更に1時間後、同じ場所でも小枝の無い低木に出てくれました。 絵になる木ですが、後ろ姿ばかり!。 ほとんどこちらを見てはくれません。

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陽が高原の湿地全体を照らす頃、今日3回目のステージ。 少しだけ接近してくれましたが、それでもシャイな彼は横向きのみ。 アッと言う間に飛び去って行きました。

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この日私が見た午前中のノゴマ公演は極々短い時間で3度、前日は全くの休演日だった様ですから、良く出てくれました。
天然物の気まぐれノゴマ、広い高原がお似合いです。

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コメント

「やべぇ~!!」

昇陽待つ初霜高原 草紅葉!
木間隠れに 野駒さん♪
佳い日一日 嬉しい出逢い♪

過年… 燃える赤富士!
口々に大仰に 山麓の女子大生!
/富士山奥庭天狗原

投稿: 風のむろさん  | 2017年10月12日 (木) 07時42分

今晩は、風のむろさん。
草原が紅葉に映える頃、去年も同じ日の夜明け前に同じお山のつづら折り坂を登って行きました。 きっと今年もまた出てくれるに違いない!と思い。

ただもう少しだけ出る所を近くに変えて欲しかったですが、全く去年のリピートみたいでした。 それでも騒がしい木道の近くで良く3回も出てくれました。 終わり良ければ全て良し!

赤富士お山の女子大生は『やべぇー!』ですか、これは万能語の代表ですからD難度級ですね。

投稿: ワタスゲ | 2017年10月13日 (金) 00時15分

こんにちは。
楽しい前ふりの小話、目に浮かぶようです。何人もの若いお嬢さんに言い寄られて良かったですね。
おばさんの落ちも付いて完結。まさかつれなくしたのでは無いでしょうね!

草紅葉の湿原の中、白い枯れ木の上は絵になります。ひと昔前に北の原生花園で出会ったただけなのでまた見てみたい鳥です。

投稿: m-hosono | 2017年10月13日 (金) 11時23分

こんばんは、ワタスゲさん。
草紅葉を背景に白化した木に止まるノゴマはさすが天然ものですね!

出るも出ないも、遠かろうがチラ見えだろうがノゴマの気分次第。こんな景色のいい所での鳥撮りなら時間の経つのも忘れるのではないでしょうか。

更に出待ちの時間は若い女性からおばさんまでがお相手してくれるし!(笑)
鳥運持ってますね。

投稿: 散歩鳥 | 2017年10月14日 (土) 18時10分

今晩は、m-hosonoさんん。
カメラを構えていると、ハイカーの通り道なのでよく聞かれるのです。もちろん老若(男)女分け隔てなく丁寧にお答えしましたよ。
違いがあったとすれば、若い女性の時は「ノゴマと言う鳥を撮っています」
おばさんに聞かれた時は「ノゴマです」と言ったような。。。

北の国に行けばハマナスやエゾカンゾウの花絡みが撮れますが、簡単には行けませんからね。 紅葉の中でのノゴマも楽しませてもらいました。

投稿: ワタスゲ | 2017年10月14日 (土) 23時20分

今晩は、散歩鳥さん。
天然ものとは、まさしく自然の中でのびのびと、撮るにはひたすら待ちの姿勢が求められます。
養殖ものは、恥ずかしながら埼玉の土手に舞台まで作り、餌付けをして、評判の悪さも知れ渡っています。そこまでして撮りたいのかと。
遠くても天然ものに勝るものはありません。

あれぇ、声を掛けてくれる老いも若き女性も、鳥も、みんな含めて鳥運だったのですか。これからは更に真摯な対応を心がけます 「あのぅ、ゴマでは無くて、ノゴマと言う野鳥ですけれど!」と。

投稿: ワタスゲ | 2017年10月14日 (土) 23時51分

おはようございます 。 連日の秋の長雨で鳥とはご無沙汰しています。

ノゴマは写真から私の所の県と思うのですが紺屋の白袴、渋滞を考えると秋はなかなか山の更に奥までは行きませんでした。
もう山の朝は霜や氷の季節、見てみたいけれどノゴマは渡って行ったかも。 紅葉をバックに白い低い木のノゴマ、いいですね。

投稿: 栃の実 | 2017年10月17日 (火) 10時50分

今晩は、栃の実さん。
紺屋の白袴、近いのにもったいないですよ!
ワインディングロードは頑張って夜明けに抜けて山を上がりましょう。
私が行く時は休日なので更に帰りの高速渋滞が必ずあります。そんな時は一般道に降りて頑張ってスタコラ走ります。

ノゴマは9月末から居たと思われます。今はもう霜が降りたりで、南の方に抜けたかもしれませんが、さて?。
来年、地元のノゴマが待っていますよ!。

投稿: ワタスゲ | 2017年10月17日 (火) 23時57分

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