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2017年6月

『巣立ち ホイホイホイ』

「月日星ホイホイホイ・・・」その声と青いアイリングに魅了され、今年もサンコウチョウに会いに地元彩の国の森に行って来ました。

一回目は残念ながら抱卵に入ってしまった日、二回目は着いた時間が遅く日没サスペンデッドに、そして今回が三度目の休日でした。

サンコウチョウは孵化してから10日前後、まだあどけない丸坊主のうちに巣立ちをさせてしまいます。 計算すると休日がちょうど10日目!。 出来ればそれまで巣立ちを待ってくれる様に親鳥と『約束』をしてきたのですが。。。

当日の天気予報は一日中雨マーク。 やはり夜明け前はかなり激しい雨音が聞こえていました。 二度寝、三度寝をして6時半にようやく小降りになった中を出発することにしました。 今日しかありませんから。

現地に着くと雨は止み、その後はずっと一日中曇り空でした。 これは前回と逆の『気象予報官の見逃し!』でしょうか。

サンコウチョウと4羽の雛は待っていてくれました。

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雛は活発で巣から立ち上がって今にも巣立ちしそうです。 親は交互に飛んで来て餌を運んで来るのですが、それでも雄の方が頻繁に来るように思えたのは気のせい?

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勢いよく背伸びをして口を大きく開けてアピールする雛に、優先的に餌をあげるのかと思うと、そうでもなく満遍なく少しづつ餌をあげています。さすが!。

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そして昼前、突然一羽が巣立ちました。 次に親が餌を運んで来た時と同時に今度は二羽目が巣立ちです。
巣立ちの様子は、飛ぶと言うより「落ちる!」と言う感じ、縁に上がると瞬間で消えてしまいます。

Img_5025web    母親が見守るなか、羽を広げて巣立ちです!

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巣立ち後の雛と親の餌の受け渡しは、残念ながら高い杉の木の枝に空抜けで乗っていたり、葉の陰に消えたリで撮影はほとんどできませんでした。

Img_6715web親が雛を見つけて餌を運んできました。撮影は逆光で真上! 三脚の傾斜限界を超えていした。


楽しませてくれた『約束の日』となりました。 (この日、4羽の雛は全て巣立っていきました)

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『神々の杜 そして高原へ』

二日間に渡る鳥見の紹介なので長編です、お覚悟を。。。

前日の天気予報では、信州の降水確率は0% 何と気持ちの良い数字!。
それなのにそれなのに。 全く予報が外れた時には気象庁の予報官がTVに出て「 外してしまいました!m(__)m 」 と一言あってもいいのではないでしょうか。

今回はバードカービングのメンバー4人による恒例の鳥見です。 2年ぶりになる「信濃路 神々の杜と高原の旅」となりました。

Img_3937web1          早朝の戸隠連邦 早くも湖面に雨粒が。。。

今年はアカゲラの当たり年、白樺の樹の巣穴に盛んに出入りしています。
森の中はどこも子育てに大忙しの季節でした。 当然画像はアカゲラだらけとなります。

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降ったり止んだりの中、ゴジュウカラ、コサメビタキ、ウグイスと幸先良く出合えます。

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          美声をお披露目Img_4235web3

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木道の傍、白樺の樹の中から雛達の騒がしい声が漏れていました。 明日にでも巣立ちが始まりそうですが、餌を運んで来るのはお母さんばかり、シングルマザーの様です。

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こちらは枯れた古木が餌場、すでにたくさんの穴が開いています。 朝食に来た様です。

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そしてこれからという矢先、おとなしくしていた雨がまた落ちてきました。 しかも雨雲の切れ目の無い空模様です。

先ずはお昼の戸隠蕎麦を食べに行って雨宿りをする事に。
私のお勧め蕎麦処は中社にある 「二葉屋 葉隠」。 自家栽培の蕎麦粉を使ったこだわりの逸品。 それにおかみさんは気配りと もてなしも上手で良く出来た「よめ」です (メニューの片隅に本人が「よめ」と書いたイラストと文がありましたので) (^^)

雨は更に大粒となり神々の杜のパワースポット、戸隠神社参道・杉並木で「気」を注入したのですが止む気配はありませんでした。  「これにて雨天終了!」。 こんな日は温泉に限ります、近くの「天狗の湯」を目指すことにしました。
泊まりは常宿 P・クリオネ。 夜は爆睡だったのですが、しっかりと次の日も雨の夢を見ました。。。


翌日は当然ながらの快晴!。車山高原へと向かいます。
ところがここでも異変が起きていました。 例年なら丘の上はレンゲツツジで赤く染まっているはずなのに今年は秋景色。 花の咲くのが10日程遅く、しかも稜線の片側は鹿の食害で小枝が残るのみ。 反対側の電気柵に守られた中がかろうじて蕾を付けているだけでした。  それに風景が秋景色に見える要因に気がつきました! なんと全山の熊笹が枯れてしまっていたのです!。

Img_4517zweb1          遠く北アルプスの山並まで くっきり!


それでもノビタキはいつもの様に子育て中。 ここでも餌をせっせと運んでいます。

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Img_4717web9          こんな鳥も 気象観測レーダーの上を滑空  キラリ!


午後からは更にメンバーの要望に応えて一路 八ヶ岳へ向かいます。

Img_1222vzweb10          蓼科牧場はハルゼミが大合唱。


谷川の流れの中、低空飛行で矢の様に行き交う黒い影は渓流のダイバー・カワガラス。
住まいは滝壺の近くの岩の中。食欲旺盛な雛のために超特急で餌を運んでいます。 なかなか止まってはくれません。

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ミソサザイも足元の岩陰で子育て中。 餌捕りに懸命で、もう鳴く暇もありません。

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締めはこの鳥。 綺麗な雄のコマドリが近くの岸辺の岩に止まってくれました。 山側いっぱいまで後退りしてもカメラには近すぎます。 餌を運ぶ様子は見られず、渓流レストランに食事に来た様です。

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今年は雨に降られて鳥見が途中で打ちきりになったり、高原の花が遅れていたり、何か足りないものもありましたが一期一会 「終わり良ければ全て良し!」 の旅となりました。




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後日談 『見逃し!』
気象業界用語では、、降水確率0%なのに、完全な雨になってしまった事を『見逃し!』と言うそうです。 予報官、あの日は完全な『見逃し!』でした。

 

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『明るくても深夜』

トラフズクの雛が巣立ちをしてから1ヶ月が過ぎていきました。 大きくなってもう雛と言うよりは子供と言う感じです。

今年も3羽の子達が木の低い枝に固まっていましたが、私のレンズで撮るには近すぎて後退りをしなければなりませんでした。
しかしこれ以上後ろは、今度は上の枝の葉が遮ってくるのでバックする事も出来ません。

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羽も生え替わって来る時期なので 盛んにくちばしでつまんでは抜いています。それをまた口にくわえて遊んだり、最後は食べてしまいました。

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やがて並んでくれたトラフズク3兄弟です。
フクロウやアオバズクと違ってトラフズクの子供達は並びます。
しかしまた困ったことが、またもや近すぎてレンズには3羽が入りません。 そこでいつも使っている大型レンズを諦め、標準レンズに組み替えて135mmで撮る事になりました。

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お母さんは裏の樹から静かに見守って居ます。 これからは段々と高い木に移り住んで行く事でしょう。
しばらくすると子供たちは動かなくなってしまいました。 彼らにとっては今が夜ですから。

『おやすみなさい』




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『恋のディスプレイ』

今回は、この渓流に住むミソサザイの『恋バナ』です。
彼が主人公の「ミソッチ君」  只今婚活中。

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谷間に響き渡る絶好調の声で囀っています。

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対岸からすごい速さで小さな鳥影がこちら側の岩に飛び込んできました。 ミソサザイ? と思う間もなく、もう一羽が後を追う様に飛んで来て暗い小さな岩の上に止まりました。


そして『その時!』は突然始まりました。
彼は猛烈に羽を震わせるとタップを踏み始め、一段と高く激しくさえずりを始めたのです。
いつか見たいと思っていたミソサザイの『恋のディスプレイ』  求愛のダンスでした。

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しかし、それはほんの間もない出来事。
先に来た雌のミソサザイは、ダンスの途中でまた対岸に飛んで行ってしまったのです。

残された彼は飛び去った彼女の方向に向きを変えると未練たっぷりにタップを踏み続けていました。

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ちょっと悲しい時が過ぎて行きます。どうやら彼の恋は実らなかったようです。

『ミソッチ君、恋は情熱だ!』




♪  ダンスはうまく踊れない あまり夢中になれなくて・・・
   ・・・ダンスをうまく踊りたい La La La La La La La・・・

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