« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

2017年5月

『遅まきながらの ソリハシセイタカシギ』

3年前、バードカービングでソリハシセイタカシギを作成しました (縮小全長35cm   図面:成川 治 氏)
細く反り返ったくちばし、複雑な断面を持つ脚と水掻き、重なった透き通る羽の色、などなど高難度でした。

Img_9959zwweb

Img_9964web


それが南西諸島まで行かなくても近くで見られるとあっては、ご挨拶をしなくてはなりません。
休日は予定が入っていて、しばらくは行く事が出来ませんでしたが、ようやく「海ほたる」を渡って遅まきながらの御対面となりました。
 
初列風切り羽の色から、この個体は雌とわかりました。しかし少し太目では?。 バードカービングと同じ姿を撮りたいと思ったのですが、蓮田で水が深く、残念ながら水掻きは見えませんでした。 それでも水面の色は刻々と変わり、時の経つのを忘れます。

Img_1832web

Img_1849web

Img_1890web

Img_1868web

ソリハシセイタカシギは普段は同じ蓮田の中で採餌するセイタカシギとニアミスしてもしらんふりですが、セイタカシギのテリトリーに接近すると飛び膝蹴りの攻撃を受けます。 時には逆襲もあり、仲がいいのか悪いのか。

Img_1931web_2

Img_2074zweb

                         □

Img_2156web

Img_2142web

Img_1400zweb

Img_1408web

Img_1761web

                         □

Img_2317web_2

Img_2356zweb_2

                         □

Img_1557web

Img_1588web

Img_1681web


やがて日差しもきつく、画像もコントラストが強くなってきました。 そんな時、遠征してきた客人にお土産が用意されていました。
帰りしな他の蓮田のセイタカシギに寄ってみると傍で何やら小さく動くものが! 雛が水面を歩いていました。 全部で3羽います。

Img_2880web

Img_2725web

Img_2605web

なんとも可愛い『お・も・て・な・し』でした。

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (12) | トラックバック (0)

『サンショウクイの花一輪』

今回は大谷川沿いの散策です。
アズマシャクナゲの咲く小川沿いを歩いていると黄色い影が目の前を横切りました。 浅瀬に水飲みにやって来たキビタキでした。 私の直ぐ側に降りたので思わず後退り、よほど水が欲しかったのでしょう。

Img_7552web1zw_2          薄桃色がしっとり

Img_7625zweb2

Img_7652web3

Img_7654web4

乾きが収まると近くの枝に止まり、まるで『上手く撮れよ』とでも言うかの様にカメラ目線をして催促していました。

Img_7671web6

Img_7668wすeb5

その先ではカワガラスが朝食中。 浅瀬なので水面をじっとのぞきこむ様にして川虫を捕っていました。

Img_7406zwweb

Img_7448zweb7

岸辺の山桜の木ではヤマガラが洞の中を出たり入ったりして巣穴のリニューアル。 ここを新居に決めた様です。

Img_7730zweb9

Img_7720web10

Img_7760web11_2
「常連の鳥もきれいに撮ろう!」 が昨今のテーマ、ちゃんと撮りましたよ。


『キリキリキリ・・・』 今回撮りたかったサンショウクイの声が聞こえてきました。 探してみると高い木の天辺。 いつも腹打ちの画像ばかり。

Img_7788web12

Img_7800web13

声を頼りに飛び去った森の奥に行ってみると、今度は低い山桜の木に白い影が見えます。 
止まっている山桜の木は、もうほとんど花の無い名残花です。

Img_7816web14

Img_7820web15

見ると小枝をくわえていました。 巣作り?それにしては細く小さな枝です。
次にその小枝を落とすと今度は新しい小枝を折ってくわえました。 その小枝の先には、もう咲き終わってしまった山桜の小さな一輪の花、と言うより数枚の花びらがついていました。

サンショウクイはそれをくわえ直すと何処かに飛び去って行きました。

Img_7857web16

Img_7845web17_2
Img_7831zweb18_2


これは彼女へのプレゼントだったのでしょうか。 うーん、それにしては名残の微妙な一輪!。

サンショウクイ君 『愛は誠意だ』

【クリックすると画像は大きくなります】

画像数の関係でここに載せられなかった皆様: オオルリ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、ノビタキ 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

『ネモフィラ』

ちょっとコーヒーブレイクです・・・  そしてGWまでプレイバック。

青い花が好きで見に行きたいけれど、この花の旬はGWの真最中。
毎年二の足、三の足を踏んでいました。 そんな連休の谷間、ついに超混雑を覚悟で ひたち海浜公園の『ネモフィラ』を見に行って来ました。

しかもこの日は春霞で花に映える青空は見えません。 せっかくの青色が半減ですが私の行ける日はこの日しかありませんでしたから。
そうそう、大勢の人は「杭」だと思って見てください。

Img_7939endweb1

Img_8030zfweb2

Img_3302zweb_2

Img_8024z_web

ネモフィラは和名 瑠璃唐草、小紋唐草と言われる北アメリカ原産の一年草。 花芯の白から青へのグラデーションがきれいな小さな花を咲かせます。

一年草なので毎年種を蒔くとか、一面が淡い青い丘でした。 でもさすがに多くの人でポスターの様にはなりませんでした。

Img_8005webz6

Img_7947web7

                          □

Img_0014web8_3

Img_0021aweb9_3

                          □ 

Img_3326zendweb5_4

Img_8020enweb_2

                          □
 

Img_7914web

Img_8042web11

【クリックすると画像は大きくなります】

| | コメント (8) | トラックバック (0)

『さえずり』

お山のコマドリ撮影の日。 それまで天気予報は「曇り」のはずでしたが、直前に私に何の断りもなく「雨」に差し替えていました。 
TVも新聞も知らん顔をして傘マークを付けています。

天気予報は変わっても予定は変えられません。 なので雨の訪問者、ポンチョを着ての撮影となりました。画面には涙の滴が映り込みます。 

Img_0469web_2

待っていると、ここに来てほしいと思った苔の山に止まってくれました。

Img_02611web

Img_02521zweb

Img_0706web
                          □

Img_0689web

Img_03281web

Img_0668zweb

撮影は出来ても何か物足りません。 さえずりはしてくれませんでしたから。
翌日の天気予報はと言うと絶好の撮影向き薄曇り! このままでは帰れません。 予定を何とか変えてもらい撮影を続ける事にしました。



我慢強く待っていると、昨日から雨にも負けずにお山に来た熱意が通じたのでしょうか、やっとその時がきました。
尾羽を広げ、両翼も上げ、腹式呼吸で体全体を震わせて精いっぱいの「さえずり」です!。 鳴きの姿勢も尾羽を見せてのリクエスト通り。

Img_0874web

Img_0911zweb
発声練習を終えて ここからが歌い始め本番!

Img_0920web2

Img_0922zxweb3

Img_0923web

それは今まで見た事も無いほど翼を激しく震わせて力強くゆり動く熱唱でした。彼女への I love you 宣言だったのでしょうか。

Img_0845web

Img_0640web_3

Img_0823web1

彼女もやって来てくれました。

Img_0979web

Img_0973web

                          □

Img_0895web

Img_0889web2b

撮影には影の出来ない『薄曇り 最高!』







【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (10) | トラックバック (0)

『とーちゃこ!』

ちょっと例年より早めですが、只今 『とーちゃこ!』 しました。
いえいえ、自転車での旅の人の事ではありません。 まぁ、何処か風貌が似ていると言われれば、そんな気もしますが。
                         。
                         。
                         。

青葉の鮮やかさが目に染みる頃、いつもの様に南からアオバズクのペアが渡って来ます。
この営巣地には毎年の事ですが、仲の良いツーショットを撮るのは久々の事。枝被りですが、そこは片目を瞑って見て下さい。


今年は少し早めの飛来となりました。
『ねぇ、ここのフクロウさん一家、まだお子さんが巣立ちしていないんだって。 とーちゃこが少し早かったんじゃない?』
「。。。。。」

『私たちの宿はどうするのよ、寝てばかりじゃなくて考えているの? 』
「。。。。。」

Img_9390zendweb1

Img_9728zzweb2a

Img_9766zbweb3

Img_9698zweb4

Img_9722web5_2

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『団子三兄弟』

森の中、2ヶ所のエナガの巣を観察していました。 運良く巣立ちは連休の日、「エナガの団子並び」が見られるかもしれません・・・期待したのですが残念ながら雛はバラけてしまい並んではくれませんでした。
雛の成長にはかなりの差がある様で自由に飛べる雛とあまり飛べない雛が居ます。 餌も2、3羽づつに分かれてもらっていました。

Img_8511zzweb1

Img_8513web2

Img_8515web3

                         □

Img_8065zzweb4

Img_8081zzweb5

まだうまく飛べない雛を探しては親は餌を万遍なく運んできます。大奮闘の親はかなりお疲れの様子で体も汚れてボロボロ状態。ヘルパーさんは来てくれたのでしょうか。
でも汚れた親の姿は愛の勲章ですから。

Img_8789zweb4

                         □

エナガは大好きな鳥のひとつ。 もうひとつの巣穴では初めて見る光景が繰り広げられていました。 この巣穴は後ろを向いているので入り口は反対側なのですが、親が来て巣穴の底を咥えて壊し始めたのです!。
巣立ちの促しなのですが、可愛い顔しているのに手荒い方法を使います。

Img_8136web1         底の破れた隙間から雛の黄色いくちばしが見えます

Img_8227zweb2_2
すると中から巣の素材の羽がバラけてきて、一羽の雛が巣から落ちそうにこぼれてきました。 まだ巣立ちしたくない雛は必至で入り口に戻ります。

Img_8342web3         落ちそうになりながらも左の幹と巣の間に登りきりました(後姿)

Img_8379web4

Img_8391web5         巣はもう底の無い状態でボロボロ。それでも雛達は巣立ちしません

翌朝、7時過ぎに雛は次々に巣立っていきました。 昼まで待っても一向に並んではくれません。 高い木の上の葉の裏側で団子と言うよりは「ぼたもち」状態です。 次第に3羽程に別れて枝を移り、ばらけたまま親から餌をもらっていました。

それでもどうにか『団子三兄弟』

Img_8646web1

Img_8679web2

Img_8677web3

Img_8600web4

Img_8603zweb5


やがて雛達はまとまる事も無く、三々五々と消えて行きました。 立ち入りの出来ない森の奥で人知れず並んでいるのかも知れません。


また静かな森に戻りました。。。





【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (8) | トラックバック (0)

« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »