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2017年4月

『キャベツ畑にて』

早朝の高速を走り、岬のキャベツ畑まで行って・・・特産のキャベツを買って帰りました。   お・し・ま・い。
えっ、鳥見の話では無いのかって? いえいえ、キャベツを買いに行っただけですが、何か?。

(ここだけの話ですが。 キャベツ畑に居るというツバメチドリに会いに海に突き出た半島までプチ遠征をしたのです。 しかし、あいにくの気象条件で不遇な結果に終わり、最終的な成果としては近くの農協でキャベツを買って帰った、という話なのです)


前日の深夜、寝ていても音が激しく聞こえるほど雨が降り続きました。 そして朝、快晴で汗ばむ程の天気。 この組み合わせが最悪の結果を生む事になったのです。

陽が昇ると一面のキャベツ畑に含まれた水分が蒸発して陽炎が立ちこめました。 それはレンズを通してもはっきりと、まるで川の様に背景が流れて行くのがわかるのです。
肝心のツバメチドリがやって来た時にはフォーカスが合いません、手動に変えてもピンが来ません。 周りのカメラマンからも悲鳴のような声が聞こえてきます。 しかもお目当てのツバメチドリは遥か遠くの畑にしか着地してくれませんでした。

と言う事で、近くまで来てくれて陽炎の影響を最小限にしか受けて居ない鳥さん達を紹介します。

今回はコチドリを撮りに来た言う事にしましょう、人見知りをしないでこちらにやって来てくれたいい子です。

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ムナグロは同じポーズで固まった様に動きません。 考え事をしているのか何か思うことがあるのでしょうか、相談に乗りますけれど・・・

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盛んに初夏を謳歌していたのはヒバリ。 キャベツの舞台でも熱唱です。

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そして一応、陽炎の中の証も見せなくてはならないでしょう。 遠い遠い、ゆらゆら流れる中のツバメチドリです。 仕方がないのでやはり遠い飛びものを撮る事にしました。 ツバメと言うだけあってさすがに早い!。

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ツバメチドリには去年も今年もこのキャベツ畑で振られました。こんな日もあるさ。

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『手前ミソですが・・・』

今回は旬の甲州ミソのご紹介です。 甲斐の山懐に抱かれ、苔むした清流に居を構えたミソの蔵出しです。
何はともあれ、先ずはご賞味下さい。

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『あっ、桃李君? ちょっと読めない漢字があってさ、教えて。
鳥と言うやつの左が焦と言うやつと、鳥と言うやつの左が尞と言うやつ。
これ「ショウ」と「リョウ」でいいのかな?』

「あっ、ごめん 時間無いからメールしといて!」

『だからさぁ、読めないからメール打てないじゃん!』

この源となったCMを知っている人は桜花賞と皐月賞の馬券が当たった人でしょうか。
ミソサザイの漢字の読みをJRAのCM風に置き換えるとこうなります。
(残念ながら私が漢字変換しても文字が出てきません。その漢字でミソサザイと読みます)

それに、ちょっと手前ミソですが、ミソサザイは他にも『三十三才』とも書くのですねぇ。

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古来から鶯、オオルリ、駒鳥が『三鳴鳥』と言われていましたが、このたびミソサザイが栄えある『新四鳴鳥』として認定される事となりました。祝!!

この時期、渓流の傍のお立ち台で高々と歌い上げる姿はまさに演歌歌手。 こぶしを利かせて熱演する姿は、いつまでも自己陶酔していますから。

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(注) 新四鳴鳥とは、極一部の人が発想しただけの未公認ですから あしからず。

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『川中島の戦い』

あれ、もしかしたらタイトルを「川中島の戦い」と読みました?
いえいえ、信玄も謙信も出てきません。 これは『川の中の島の戦い』と読むのですから。  長編です、お覚悟を。

朝日が河原に差し込む頃、ブラインドの中でヤマセミを待ちました。 それでも川までの距離はかなりあります。
日差しは強く良い条件とは言えませんが久しぶりのヤマセミ撮影です。
間もなく白い影が低空飛行でやって来て対岸でひと休み。 雌です。

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川中島に止まりました。小さな岩もどきの島です。

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その後、ヤマセミは何度か川を通り過ぎましたが雄と雌の遭遇はありませんでした。
陽も高く昇り陽炎が揺らいで撮影が難しくなったと思う頃、幕が切って落とされました。

雄のヤマセミは丸々と太ったドジョウをくわえて飛んで来ました。 ここからは川中島でのヤマセミ対ドジョウの戦いの実況中継です。

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例によってくちばしを激しく岩に叩き付けてドジョウの骨を粉砕します。 戦いは圧倒的にヤマセミ有利、のはずでした。
しかしドジョウも必死、防御の技を繰り出して抵抗を見せます。 体を丸くしてくちばしに絡めて衝撃を避けるのです。
これではくちばしを振り降ろしてもドジョウの体に致命傷を与えることは出来ません。

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魚なら数撃叩き付ける事で粉骨の技勝利!となるのですが今回はだいぶ勝手が違います。 ならば、とヤマセミは次の豪快な技を繰り出します。 「脳天逆落とし!」 頭上高く頂点まで持ち上げると一気に岩に振り落とします。

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くわえられているハンデがありながら柔と剛の戦いは異常に長く続きました。 意外なな展開です。 圧倒的攻撃力のヤマセミ、それでもダメならばと今度は持久戦に持ち込みました。 長期戦になるとさすがのドジョウもぐったり。

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勝利を収めたのですが直ぐには食べません。 どうやら彼女への貢ぎ物の様です。 カチドキを上げるとそのまま飛び去って視界から消えて行きました。
これがこの日のフィナーレでした。。。

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『孤独のグルメ』

近くにある市の天然記念物 『在家のイトザクラ』が満開になりました。
銘木でちょっとお花見を。

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イトザクラはエドヒガンザクラが垂れた品種と言われ、淡紅白色一重の花を枝一面に開きます。
桜を愛でたところでタイトルに戻りましょう。

『孤独のグルメ』、このTV番組を知っている人はかなりの庶民派グルメかもしれません。
井之頭五郎氏が仕事に訪れた街でふとひらめいた食事処にぶらりと入ってお昼を食べる(実際にある大衆食堂が主)。 一人でただ黙々と食べる孤独なグルメなのだ。 それだけなのに実に美味そうに食べる。 味もいいのだろうが番組もいい味を出しているのです。


桜の蕾が薄紅色に見え始めた頃、近くのmy公園にヒレンジャクがやって来ました。 一羽来てはいなくなり、二羽来てはいなくなり、結局居着いたのはたった一羽だけ。
偵察かと期待して心待ちにしていたのですが、ヤドリギの前のソメイヨシノが八分咲きになっても歌舞伎一座御一行様は来ません。 孤独のヒレンジャクとなりました。

朝早くから一日中ヤドリギの実を食べて、食べて、食べては満足してタラーリと種出し。 美味しそうにと言うよりひたすら食べます。

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喉が渇くと水場に降りてきてタッチ&ゴーで素早くごくり。 その後くはしばし楽屋裏でお休みの繰り返しでした。

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一人ぼっちのヒレンジャクのお嬢さん、長旅に備えて沢山食べてくださいな。そして来年はぜひ一座でお越し下さい。
『隅から隅まで ズズズイーッと(チョン!)   カメラマンが並んでお待ちしております』

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こちらは田園のエノキにぶらりとやって来たコイカル。美味しそうな実を見つけると、ひたすら食べまくるのです。 長いこと居たのでエノキレストランはお気に入りだったのでしょう。

通常、コイカルはイカルの群れの中に数羽混じっています。 でも地元に来たコイカルの雄は一羽だけ。
付近にはイカルの群れは見当たりません。こちらも『孤独のグルメ』なのです。

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しばらくすると草地に降りて来ました。 コイカルは飛来数が少なく人気者ですが、ここはあまり知られていないので静か。

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エノキの実もかなり少なくなっていました。
今頃はもうロシア沿海州に向けて飛び立ったでしょうか。
旅立つ時はぜひ地点登録をお忘れなく、来年をお待ちいたしております。

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