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2016年10月

『ローズマリーの木の上で』

ほかの人は撮影のフィニッシュテープを切っているのに、私はまだ周回遅れ。 やっと時間が取れたのでお花畑に向かいました。

当然ながら花の時期は終わりかけ、秋桜はかなりお疲れでした。 それでもまだ渡りの途中の鳥達を探していると、残り物に多少の福が待っていてくれました。


ローズマリーの木に青く小さな可愛い花がポツポツと咲き始めていました。まだ数えるほど。 今回はこのロースマリーにやってきたノビタキの話です。

早朝、当然ながら誰もいません。 この時期ノビタキは先を急ぐので数日しか滞在してくれません。居るかどうかもわからず広い畑の中を何度も行ったり来たり、やっと出会えました!。 2羽のノビタキが飛び交っています、何処に降りるのでしょうか。

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この青く小さい花がローズマリーの花、まだ咲き始めです。サイモン&ガーファンクルの♪スカボロー フェアーの中に「パセリ、セイジ、ローズマリー」とハーブの歌詞が出てくるので何処かで見たいと思っていた花でした。

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また2羽が来た!と思ったら、後ろは何と雀でした。「お花見ですか?」

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次に来たのはセキレイ。

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そして・・・モズ。

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ノビタキは見えなくなったと思うと、いつの間にかまたここに止まっていたりして。 みんなローズマリーの木に集まって来ます。 ハーブの香りがお好き?
やはり食欲をそそるには香辛料の香りがしないとね。 

 Img_8366zcweb13         キバナコスモスは まだ待っていてくれました。 

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『セピア色の中に』

朝日が まだ明けきれていない山肌を射す頃、高原は輝き始めました。 紅葉には少し早い戦場ヶ原の秋です。

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いました、高原のお嬢さん。
気温が上がり、虫が飛び始めるとノビタキがやってきました。 ノビタキ第3弾です。

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・・・遠く セピアの淡い色に溶け込んだ、そんなところの小さな鳥のいる風景が私は好きです。

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朝食です。

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何度も通っているのに、ここから湯滝が見える事を忘れていました。

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この木はお気に入りのようで、雌も雄もどちらも何度も止まりに来ます。

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何もしないでただ枝に止まっているだけなのですが ノビタキは絵になります。

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反対側の遠くハイマツの木には、待っていてもなかなか現れてくれないノゴマが、小さく小さく、点の様にお目見得です。
絵にはなりませんが、やって来てくれました。 でもこの日はこれにて終了のあっけない出合いでした。

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気が付けばもうお昼近く、いろは坂の下りが混まないうちに山を降りる事にしました。。。




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『雨の白蕎麦畑にて』

赤蕎麦畑のノビタキを撮ってからは、次は白蕎麦畑でしょう、と思ってもノビタキがやって来るのは気まぐれ。
そんな時に「白蕎麦畑にノビタキがいる!」と教えてもらいました。 夜明け前に車を走らせるのは何週連続になるのでしょうか。

でも山あいの畑では蕎麦の花の盛りは過ぎている頃、更に悲しいかな雨粒がフロントガラスを落ちていきます。 天気予報は”雨のち曇り”。 撮れる休日はこの日しかありませんから、雨にも負けず!です。、

到着すると、丘陵地帯に広く続く白蕎麦畑の半分はもう刈り取りが終わっていました。 まだあちこちに点在する花のある蕎麦畑をノビタキを探しながらゆっくりと巡回するのですが、見つける事が出来ません。 雨は相変わらず降り続いています。。。
最後にもうひと回りして帰ろうかと思っていた時、花に止まっているノビタキを見つけました。

車からの手持ちではフォーカスが花にもっていかれます。 三脚を出してライブビュー、久々の雨筋の写る撮影となりました。

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畑の中の小栴檀(コセンダン)の花に止まりました。

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画面に雨が映り込みます。体も冷えてきました。

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近くの 畑でも少しづつ成長が異なるようです。  花の季節は終わりかけ、黒い蕎麦の実が弾けていましたが、こちらの畑ではピンク色のイヌタデの花が混じってアクセントになってくれました。

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ノビタキは10羽程が飛びまわっているのですが、上空でフライングキャッチをしてしまうのも数多く、花に止まるのは気まぐれです。

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10時近くになると雨は止みましたが、今度は風が出てきました。 かなり吹き荒れて、もうノビタキが止まれる花の揺れを超えています。
今日の出演の終わりを告げる催促かもしれません。

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ノビタキは大好きな鳥のひとつ、10月は各地のノビタキを訪ね歩いて、いや、走りまわっています。



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『紅葉二昧・・・そして』

標高2612m。 日本で一番高いロープウェイを降りると、「えええっ!」 絶句。
全く何も見えないホワイトアウト状態。 360°がすっぽりと白く深い霧の中です。 紅葉の見頃と言うのにとんでもない時に来てしまいました。

ロープウェイに乗る時は小雨。でも高低差は1000mもあるので昇れば雲も切れるのでは、という淡い期待は沈黙へと変わりました。途中の窓ガラスは水滴と曇りで外は全く見えなかったのです。 目の前に迫って来るはずの山並みは何処へ?。

今回は鳥撮りではなく紅葉見物です。 そもそもここに行く事になったのは、前回の『赤蕎麦畑にて』の冒頭2枚目に、遠く、中央アルプス『千畳敷カール』が写っていたからでした。
 

Img_6343zweb          遥か雲の向こうに望む中央の窪地が『千畳敷カール』

始まりはこの画像からでした。 カールとは2万年前に氷河の浸食によって出来た窪地(カール)で、千畳もの広さがある事から千畳敷カールと呼ばれています。
甲信越で一番先に秋を迎える紅葉のメッカ、行かなくては!。 という事で駒ヶ根高原へ向かったのです。 天気予報も「曇りのち晴れ」、なのに、なのに、どうして?

朝食と仮眠をとりながら待つ事2時間、やっと山肌が少しづつ姿を現してきました。 散策開始です。

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鳥撮りでは無いので持参のレンズは風景用50mm標準レンズのみ、これがこの後ちょっと後悔することになろうとは思いもしませんでした。

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紅葉は早く、赤いナナカマドの葉も落ちて実だけが残っていました。 周遊道を歩いていると、「チッ、チリリリリ、チッ、チリリリリ」と鳥の声がします。
私の前を歩いていたご婦人が言いました 「鳥がいるわ、あれは何?ライチョウ?」
岩の上を歩いて行く小鳥がいました、いえいえ、イワヒバリです!。

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こんな所で会おうとは、初撮りなのに望遠レンズの用意がありません。ここからは至る所で鳴き声が聞こえてきます。
撮影をしていると、先のご婦人『あら、ライチョウじゃなかったのぉ。 この鳥は珍しいの?』
「イワヒバリは高山でしか見られない鳥ですから」
『あらそうなの、撮れたのは私のおかげよ!』  「・・・・・」

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こちらはハイマツに止まる カヤクグリ   

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霧が晴れ雲が流されると 束の間の青空も見えてきました。

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相変わらず全貌は見えませんでしたが、雄大なカールは噂通りの絶景でした。
下山のロープウェイでは途中の紅葉も盛り、足早に見せてくれた 赤色あり、勇壮な滝あり・・・

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今回の千畳敷カールは頂が見えなかったので紅葉三昧とまではいきませんでしたが、思わぬ鳥との出会いもあって楽しんだ山行きとなりました。

更にシャトルバスを乗り継いで麓の村まで降りてくると、後はお蕎麦と五平餅のお昼ご飯。そして締めは癒しの露天風呂です。

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駒ヶ根高原の珍しい山菜入りの蕎麦や、絶品の美味しさの焼きたて五平餅が味わえる『山の店』、いたって素朴なお店ですが、私的には三ツ星の食事処でした。




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