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2015年11月

『灰色の日のハイイロチュウヒ』

もう休日撮りの天気の悪さを書くのが嫌になりそう、しばらく青空を見ていません。 この日も厚い曇り空。。。

これは日曜・月曜の連休2日間のハイチュウ撮りの出来事です。 曇りの日と曇り後小雨の日、それでも「休日鳥撮り」なので雨天曇天決行です。

一日目。明るい時間帯はハイチュウの餌場を探しに田園地帯に車を乗り入れました。 餌場か何処かの見極めはほとんど感しかありません。 もし自分がハイチュウだったら何処を餌場にするか、という思いで車をノロノロと畦道に走らせては辺りを双眼鏡で確かめます。

しばらくすると突然雄のハイチュウが視界に入って来ました。 遠くの田んぼに降りて餌を捕まえた様です。ここが餌場でした。でも狭く凹凸の畦道なのでハイチュウに近づく事は出来ません。

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その日の夕方、私が待っていた葦原では戻ってくる雄の姿を見ることは出来ませんでした。 

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翌日の夕方は塒で雄の帰りを待つ事にしました。 しかし霧が深く立ち込めてきます。 それにどうにか頑張っていた曇り空もついにほころび始めて小雨が漏れてきました。 小雨、霧、暗い、の三重苦。特に霧は最悪です。

そんな天気でもハイチュウの体内時計は正確で塒に帰ってきました。 灰色と風切り羽の黒が霧の中でもはっきりと解る雄です。 上空からスパイラルを描いて降りてきます。

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立ち込める霧を裂いて旋回してきました。 灰色の中を飛ぶハイイロチュウヒ。

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アンコールの旋回を見せてくれた後は「おやすみなさい」と、塒に真っ逆さまに落ちて行きました。

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晴れた日の宿題がまた貯まりました。




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『雨のハクガン』

東京都内に3羽のハクガンがやって来ました。都内で見られるのは58年ぶりだとか。成鳥も一緒だったとの事でしたが、今居るのは3羽の幼鳥です。
渡りの途中の迷い鳥なのでしょうか、或は東京見物がしたかったのかも知れません。

以前にハクガンを撮ったのは真冬の新潟県朝日池でした。日本には極少数がシベリアから秋田県八郎潟や朝日池に越冬にやって来るだけなので、東京都内の川に来たとはびっくりでした。 ♪行かなくちゃ、君に会いに行かなくちゃ

しかし鳥撮りが出来る日曜日までは数日あります。 もどかしい日々を過ごしていると事態は最悪の方向にむかっていました。 『日曜日の天気予報は雨!』との事。それまでは連日の快晴だったのに日曜が雨とは何故!。 悲しいかな最近の鳥撮りはこのパターンばかりです。

青空を飛ぶ白い鳥のイメージは早くも断念しました。 それでも「朝の9時までは曇り、のち本降りの雨」を信じて短時間決戦、薄暗いうちに出発です。 なのに首都高に入るともうフロントガラスに雨粒が落ちてきました。。。

幼鳥は河川敷の広場で無心に草の根を掘り起こしては食べていました。まだ体はグレーが混じっています。

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Img_8783web5          食べて 食べて    アン・ドゥ・トワァ     時々ダンスを踊ります


食事の合間にはボートの練習を見たり競技の応援もします。 シングルスカルがお気に入りの様です。

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三兄弟の長男でしょうか、必ず辺りの警戒をしています。でもなぜか人は恐れません、ハクガンの方から近寄って来てその距離最短3m。 広場の野球の選手にもこっちに来ないでと追われる始末。 望遠レンズでは近すぎて50mほどの距離を保ちながら後ずさりばかりする撮影となりました。

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それにしても3時間もひっきりなしに草の根を食べています。さすがに疲れたのでしょうか1羽が座り込んでしまいました。 3羽は仲良し、起きて歩き出すまで傍を離れません。

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短期決戦のはずが気が付けば昼近くになっていました。ポンチョに傘をさしての撮影は気が滅入ります。 3羽は相変わらず食べてばかり、今日は飛びません。
雨粒は一段と大きくなって降り続いています。体も冷えてまだ完治していない足も痛くなってきました。 これにて終了です。

街中の駐車場に戻ると、隣に止めていた外人さんが私の様子を見て言いました。「おぅ、HAKUGAN↑!撮れた?、雨の中ガンバリですね!」
地元では国際的に有名人(鳥)なんですねぇ。

・・・58年前は都内で越冬したとか、今年もそうである事を願います。もう一度晴れのチャンスを。



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『今度は白い石の翡翠』

わずかに色づき始めた渓流の川原で翡翠撮りです。
浅い川の中にはかなりの石が点在し、どこかの石に止まってくれると絵になる、と思いながら待つ事にしました。この前のブログアップは「赤い石に止まる翡翠」でしたが、今回は「渓流の白い石に止まる翡翠」狙いです。

上流から来るのか下流から来るのか、流れの両端を視野に入れて待っていると、ピーコックブルーの色が一直線にやって来ました。ファインダーを合わせると、あれっ!目の前を通り過ぎて行きました。特急だった様です。
我慢して折り返しを待つ事にしました。しばらくすると下りが来ました。今度は各駅停車、狙いの白い石に止まってくれました。

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辺りを眺めながらご挨拶をすると餌を捕るでもなく、そのまま下流へ飛んで行ってしまいました。

しばらく待つと、今度はカメラの位置よりだいぶ先の小さな低い石に来て止まりました。ちょっと遠いけれどその方が安心な距離なのでしょう、カメラだけを振りました。

彼女は小魚を捕る時にホバリングはしません。今回は低い石の上からの魚の取り方を見せてもらいました!。納得。
水面に少しだけ顔を出している石から川面に飛び込むには近すぎて勢いが足りません。そこで翡翠は一度ジャンプをします。1m程の高さを稼ぐと今度はひねり反転をしてスピードをつけ水中に飛び込むのです。

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「今の技、見た?!」と、ドヤ顔です。 ひねり技、着地も決まり、魚獲得お見事でした!。

お腹が満たされると人目につかないここで、かなり長い時間お休みモードで過ごしていました。わずかにここからだけ姿が見える彼女の楽屋です。

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アンコールには こんな石にも止まってくれました。 秋は何度か通いたくなる渓流の翡翠でした。

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