« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »

2015年6月

『声だけの キョロロ』

Img_7006bweb

Img_7009web

山道は細く急カーブの連続。 登りきる頃は道の両側に残雪が迫ってきました。湖付近に来ると道路は完全に雪で塞がれていました。6月と言うのに。 仕方なくそこからの道は歩いて行く事に。
去年見たと言う所を探鳥していると「キョロロロロ・・・」 確かに鳴き声が聞こえました。でも湖畔に行く道は無く姿を見ることは出来ませんでした。

キョロロを探しに新潟の山へ行ってきました。4ヶ所の山や湖を探したのですが、声は聞こえても姿は見えません。やはり赤い鳥は幻の鳥に終わりました。

帰り道、電線に止まっていたブッポウソウ。でも曇空の逆光で色は出ず「くちばしの赤いカラス」状態でした。まぁ居たと言う話で載せます。

Img_6968ccweb1

Img_6983bzweb


翌日は信州に回り、再び「神々の杜」へ行く事にしました。
ちょうど一週間後の続編になります。

Img_6338web          草原の中の一本の木、こんな風景好きです。


この日、出迎えてくれたのは「韋駄天キバシリ」
小さくて遠い。 しかも幹を登るのが素早くて撮るのは難しい!

Img_5387web1

Img_6381z2webz

Img_6382web3_2

Img_6385web4         幹に入ると木肌と同じで何処に居るのかさえもわかりません


アカゲラはこの日、雄の雛が巣立ちました。

Img_6430web1

Img_6479web2


ゴジュウカラの巣穴を見つけました。巣立ちを促しているようです。雛はもう親そっくり、明日には巣立つ頃でしょうか。

Img_6811web2

Img_6871web3

Img_6724web4

Img_6922web5

先週のコサメビタキ一家を訪ねてみると、もう巣立って空き家になっていました。
今回は新たな家族です。 こちらの家は枝の上に更に枝の屋根があるので雨にも負けません。考えて場所の選定をしたようです。3羽の雛はかなり大きくなっていました。

Img_6640web1

Img_6593web3

Img_6627web4

ミソサザイも子育てが終わった様でした。

Img_6896web6


戸隠の山々でも、中社の杜でアカショウビンの初鳴きがあったとの事。でも誰にも姿は見えず、だった様です。 またいつか、何処かにキョロロ探しに行きます。



【クリックすると画像は大きくなります】

| | コメント (8) | トラックバック (0)

『神々の杜へ』

谷で鳥待ちをしていると何やら大きな黒い塊が後ろから忍び寄っていました。気が付いた時にはもう距離10m!。
「猪!?」まだゆっくりと歩いて来る気配。突進して来たら身近にあるもの、三脚で戦うしかありません。すると向こうも歩みを止めお互いが目を合わせました。
よく見るとちょっととぼけた顔で可愛い、大きな体は特別天然記念物ニホンカモシカでした!。

Img_5024web

Img_5051web
若葉を食べながら迂回して絶壁に近い谷を登って消えていきました。最短距離5m。こんな間近に来るとは、ここはカモシカの獣道?。

今回は3羽のバードカービング教室のメンバーによる恒例「信州、神々の杜」鳥見旅です。一日目は八ヶ岳に寄り道、そんな朝のご挨拶がニホンカモシカとの接近遭遇でした。

相変わらずコマドリの声はあちこちから聞こえてくるのですが、もう時期が遅いのでなかなか降りてきてはくれません。

Img_90072015web

Img_8970web

Img_9173web

Img_5105web

Img_5113web


そして戸隠・神々の杜へ。
こちらで出迎えてくれたのは今回会いたかったノジコでした。縄張りのソングスポットで歌います。歌の最中は陶酔、背景の良い所を求めて客席を移動しても動じません。3曲ほどの時間、メドレーで歌ってくれます。

Img_5836web_2

Img_5662web

Img_5787web

Img_5797web

Img_5765web

Img_6321web

Img_6226web

この時期、多くの小鳥達は子育て中。
コサメビタキは雄雌が頻繁に3羽の雛に食事を運んでいました。

Img_5467web

Img_5482webこのお母さんの”魅せられて”ポーズは一体何の意味があるのでしょうか?

Img_5391web

Img_5985web

Img_5852web

杜の主はアカゲラ。こちらも盛んに餌を運んでいました、雛はもうすぐ巣立ちです。

Img_6483web

Img_6082web

Img_6071_web

コガラの家は巣箱で子育て中。一瞬も留まらず矢の様に出入りを繰り返します。素早くて撮影は難しい。

Img_6063web

ゴジュウカラも巣穴で子育て。

Img_5849web

まだ婚活中なのでしょうか、盛んに鳴くのは鮮やか色のキビタキ。

Img_6121web

ウグイスは体全体を震わせて腹式呼吸で美声を出しています。声だけでなかなか姿を見せないウグイスなのにここではやたら目立ちたがり屋です。

Img_5945web

この冬はドカ雪に見舞われ、木道が陥没したり、落葉樹が割れたり、白樺の大木もかなり倒れていました。今年は全般的に小鳥の数が少ない、ちょっと寂しい神々の杜でした。

Img_6075web_2           ヤマシャクヤク




【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『庭のフクロウ』

フクロウの雛が巣立ちをして数日が経ちました。

今年はすべてが遅れていました。やっと顔を見せて巣箱の縁に立ったと思ったら、また巣箱の中に逆戻り、巣立ちしそうでしない、こんな日々が延々と7日も過ぎていったのです。

休日以外の日の撮影には厳しい技を強いられました。午後5時に仕事が終わると、地下鉄→JR埼京線→家→公園と急ぎ、到着は日没さなか7時閉園の20分前。辺りは暗くなり始めているので撮影を出来る時間は10分間。ISOを上げ、補正をしてもスローシャッター、ブレ多発です。 こんな手段を何度繰り返したでしょうか、もう疲れ果てました。

Img_3860webz_2

Img_4192web2_2

Img_4221web3_2


葉の隙間から遠くの母親が見えました。普段は悠然としていますが、雛の危機を察知すると即警戒態勢。
柳の大木の巣穴が倒壊してからも、継続して巣箱で営巣してくれたフクロウお母さんに感謝です。

Img_2393z9web4

Img_4295zwebz5

そんな中で、巣立ちしないフクロウの巣箱の前での会話。
『まったくぅ、引きこもりの長男なんだから、しつけをしなくては!』 と私。
『出そうで出ない、そこが可愛い! ほめて育てよう』 と友人

結果、厳密に予測して取った私の奥の手、フクロウ休暇。 しかしその日は前日と打って変わって姿すら見せませんでした。
翌日は友人の休みの日、早朝に巣立ちをしていました。
巣箱の中で会話を聞いていたのでしょうか。

Img_4564web5

Img_4636web6

Img_4679web7

Img_4696web9

巣立ちから数日後・・・また長男との出会いがありました。

Img_4975web10

Img_4873zweb11

Img_4892web12


すっかり暗くなった閉園間際、音も立てずに親が雛の所に飛んできました。口から口へ餌の受け渡しがあった様ですが、シャッタースピードは1秒をオーバー。
ブレブレですが親子の雰囲気だけでも感じてください。

Img_4906web13_2

Img_4908webz14          

5ヶ所に及ぶ長かったフクロウ月間が終わりました。フクロウ症候群はようやく平熱に戻ります。忘れた頃、また森の中で大きくなった雛に再会するのを楽しみにします。

Img_4818web15

Img_4865web16

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『チョウゲン坊や 四兄弟』

今年も高架道路の軒下にチョウゲンボウが営巣して雛を孵しました。
いつもと違うのは今年はクレーマー・クレーマー、どういう訳か お母さんは居ません。お父さんが一人で4人の子供達を育てていました。

Img_2692web1_3
わかるでしょうか?道路灯の根元の小さな平面(彼の家ではテラス)に兄弟が出ています。
でも前日の早朝からお父さんは餌を運びません、巣立ちを促しているようでした。
よく見るとテラスに出ているのは3羽だけです。まだ頭に産毛の残っている末っ子は見当たりませんでした。

Img_2633web1_2

Img_2653web2_2

チョウゲン坊や三兄弟

Img_2627web3_2

Img_2663web4_2

かなりお腹が減っているのでしょう、お父さんの来る方を向いて探しています。
待ちきれずに羽を広げたり、ご飯をせがむ鳴き声が響いてきました。
それでも 「父帰 らず」
最後は疲れ果てたのか、力尽きてしゃがみこんでしまいました。

Img_2535web6_3
お父さんは家の上を悠然と天高く飛んでいるだけです。

Img_0873web6_2

そんな雛を撮っていると、遠くで友人が道路の側を指さしているのが見えました。 何とそこには行方の判らなかった幼い四男坊が居たのです。ヒヨドリ達に追われて道路の金網に登っていました。

Img_2781web7

Img_2893web8

Img_2813web9

Img_2973web10_2
まだあどけない顔をしています、どう見ても巣立った様子ではありません。きっとテラスから落ちてしまったのでしょう。しばらくは思案中でしたが意を決して幼い翼を羽ばたきました。どうやら高い道路の巣に戻りたいらしいのです。

Img_2903web11

Img_2960web12

Img_3024web_2
畑を横切り、茂みに入り、木に飛び移りながら巣を目指します。巣に上げてやるわけにはいきません、親が気付いて餌を運んでくれるのを願うのですが最後は人家に入ってしまいました。

Img_3033web13

Img_3105webz14


・・・お父さんは四男坊の存在を上空から見ていてくれたでしょうか!?。ただひたすら無事を祈りながらそこを離れました。



【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『ミドリシジミ』

風のむろさんとミドリシジミを見る機会があり、レクチャーを受けました。
この日、改めて秋ヶ瀬のハンノキの森に行ってみると、孵化したミドリシジミが飛び交っていました。 今年一番の数との事で乱舞状態。
そこで「引きこもりのフクロウ雛」になり代り、急遽ミドリシジミ撮影会を催す事になりました。と言ってもひとりですが。

ミドリシジミは2cmほどの大きさで羽に瑠璃色の帯を持った、いわば翡翠のような綺麗な蝶。 受ける光の量によって玉虫色の様に微妙に色が変化していきます。
1991年 埼玉県のシンボルとして『県の蝶』に指定されました。 蝶を撮るのは久しぶりの事、それなりのレンズも用意していません。 何処から撮ればいいのかも試行錯誤の初心者状態でした。 おまけになかなか羽を開いて瑠璃色を見せてはくれません。

Img_4482weba1_2

Img_4461webb2

Img_4334web3

Img_4335zweb4

Img_4357web5
じっと待っていると「それでは見せてあげましょう!」と、だんだん羽を開いてくれました。 早朝から10時ぐらいまでが見られる時間。 陽が高くなるとミドリシジミも高いハンノキの上に行ってしまいます。

Img_4377web6

Img_4388web7

Img_4419web9

Img_4379web10

Img_4328web

夢中になって撮っていると、「ミズイロオナガシジミ」がいると。 これもゼフィルスだと教えてくれました。でもゼフィルスって何? 蝶は蝶初心者ですから。

Img_2825webd

熱中するとかなり「はまって」しまいそうな美しい蝶の世界でした。


【画像はクリックすると大きくなります】

続きを読む "『ミドリシジミ』"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »