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2015年5月

『CATS! 巣立ち』

この日、2羽のトラフズクの雛が枝の上で並んでくれました。
4月下旬からトラフズクの観察をしていました。何度通った事でしょう、やっと数日前4羽の雛が巣立ちをしました。 姿も面白ければ、仕草も可愛い!トラフずくの雛はまるでミュージカルのスター『CATS』の様です。

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このトラフズク一家の雛を紹介するには長男の身におきた事を話さなくてはなりません。この季節、鳥達の雛はよく巣立ちに失敗して落ちてしまうことがあります。長男も巣立ちの時にうまく枝渡りが出来ずに落下してしまいました。
フクロウ類の雛は体が大きいので良くある事なのですが、今回は様子が違ったようでした。

友人からtelがありました。「今、トラフズクの雛が落ちて、そのまま動かない。死んでしまったかも」と。 
打ちどころが悪かったのか仰向けになって目を開けたまま全く動かなくなったそうです。死んでしまった!

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(画像は友人提供) 誰もがそう思ったとか。 その時、ドラマの筋書の様に悲運の後に幸運がやってきてくれました。
偶然、神奈川県で野生動物リハビリテーターをしているKさんがこちらに向かって近くまで来ていました。そして彼女の適切な救命処置によって長男は意識を回復、救われたのです。

彩の国のトラの親になり代わりお礼を申し上げます、ありがとうございました。 
こうして今、4羽の雛は何事も無かったかの様に、枝の上でのんびりと過ごしています。

Img_2240web13_2          △にらみを利かすお父さん

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ちょっと前の巣の中の雛に会いにプレイバックしてみると・・・
生まれた雛の育ちの差は大きく、長男はもう薄茶色になり育ち過ぎ、末っ子は無事に育つかどうか心配なほど小さな体でした。

Img_1218zwebc14          △こちらは巣の中で子育て中のお母さん

Img_0685web15_2          △この頃、雛は小さく、まっ白でした

Img_1620zweb16△兄弟でもこんなに大きさが違います。全員が巣立つか心配していました。

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Img_1275web           △もうすぐ巣立ちします

           ▽見守る両親Img_3832webe

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『終わり良ければすべて良し!』 のトラフズク一家の5月の出来事でした。



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『一目惚れの人』

私の住む街に一つだけ自慢できるものがあります。
バラで知られる与野公園(今では各地に大きなバラ園も出来ましたが老舗ですから)170種 3000株あまりのバラが咲いています。

公園は私の通勤路なので5月は辺りからバラの香りが匂ってきます。これは早起きをして撮りに行ったバラたち。 したがって今回鳥は出てきませんので悪しからず。

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Img_1891zweb△オートクチュールを着こなした ちょっと妖艶なマドモアゼル
『シャルダン ドゥ フランス』

Dsc_0049web3_2△耳を澄ませばピアノ協奏曲が  『チャイコフスキー』

Dsc_0056web4_2△彼と彼女は 『ブライダル ピンク』 

Img_2012webz8_2△Let It be が聞きたい 『マッカートニー ローズ』 
 

バラの名前は誰が名付けて誰が認定するのでしょうか? 創作者? 過去の著名人の名前は付けてもいい? 名前を見ているとますます疑問が沸いてくるのですが。

▽『アンネのバラ』
自然を愛しバラが好きだったアンネ・フランクに捧げられたバラ。 父、オットー・フランクによって日本の教会に10本寄贈されました。その後平和の祈りと共に全国に広まって行きました。
何やらきな臭くなってきた昨今のご時世だからこそ見つめなおしたいバラの花です。

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▽『ムーン シャドウ』Img_1955web9_2
▽グレイス・ケリー モナコ公妃に贈呈されることになっていた
『プリンセス ドゥ モナコ』Img_1911web13_2

撮影をしている時、一人の女性に一目惚れをしてしまいました。
その人は清楚で美しく、頬をほんのりサーモンピンクに染め、肌は透き通る様で思わず見とれていました。彼女の名は
『サマー レディー』 夏ちゃんです▽

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後日再会してみると、さすが夏ちゃん、全身にシャワーを浴びていました。Dsc_0057webz12_2

最後は地元のバラ。その名は『浦和 レッズダイヤモンド』▽
この時期いつも出だしは絶好調なのですが、最後は息切れです。秋にもレッドデビルの赤い花を咲かせて欲しいものです。Img_1942web14

さいたまダービーですから、「大宮アルデージャ」のバラも探さなくてはなりません。 見つけました!ぴったりのバラを。 そして勝手に命名しました。
▽『アルデージャ・オレンジ』Img_2010web15
旧名(^^)は『栄光』 ですから、来年は一部復活間違いなしです!。

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『山のコマドリ』

早朝。 やっと空が明るくなった頃、中部横断自動車道路を走っていると遠くの空を飛ぶ「群れ」を発見。 鳥? さらに近づいて行くと、それは50機程の熱気球。 次々と湧き上がってきました。
まさに鳥になった気分で空から見ているのでしょうか、 いいなぁ。。。

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山のコマドリに会いに行ってきました。小川沿いの道を歩いて行くと両脇からコマドリが鳴き交わしています。上流へ行くまでに何羽かいる幸先良い感じ。
さらにミソサザイの美声も重なってにぎやかな合唱となっていました。

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最初の出会いはペアで来てくれました。どちらかを撮るか迷うほど。やはり最初は女の子でしょう。
近くにやって来てポーズはとるのですが鳴いてはくれません。もう求愛する必要がないカップルの様です。


そのあと姿を見せてくれたのは単独の雄。笹藪の中や枝被りの中では尾羽を上げて盛んにさえずりながらアピールしていたのに、またしても近くでは尾羽を上げてさえずりはしてくれません。

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すると、「私が代って一曲歌って差し上げます!」とミソサザイが同じポーズをとって鳴いてくれました。

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熱唱です。それはそれでありがたいのですが、ちょっと違うんですけれど。

(ミソサザイ熱唱編は整理が出来次第アップします)




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『こまフク』

Img_1798web1_3          鳥居の前に鎮座するのはコマイヌですが。

この神社には、名工 左甚五郎が作った?と噂されているフクロウの雛の彫り物があります。 それは小さくても柱の一部となり、屋根を支えているというのです。
行ってきました、下総の国の神社です。

鳥居をくぐって社の後ろに回ると、その彫り物は見えてきます。わかるでしょうか?ウォーリーを探せではありません。 二階のひさしを支える柱の一部に彫ってあります。

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柱と渾然一体となり、あまりにも見事です。

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さすが巷で「東の眠りネコ」、「西のコマフク」と言われるだけはあります。

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アップで見てみると

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あっ、こちらを振り向きました。 ズーム!。

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前回のブログ「あっちのフクロウ こっちのフクロウ」の中で「落ちて杉の木に乗せられた雛」をアップしましたが、この日はここの次男を探しに行ってみました。
すると次男はもう巣立ちをした後で、なんと神社の二階のひさしを支える柱と化していたではありませんか。 びっくりでした。
(人が乗せたのではありません、自分で登って行ったとか)

古くから「フクロウは神の使い」と言われてきましたが、小さい時からこんなふうにしてお使いしているのですねぇ(^^)。 今回はその証拠の画像を撮ることが出来ました。
神社とは切っても切れない関係なのでしょう、それにしても何でこんな所に巣立ちをしたのでしょうか聞いてみたいものでした。

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『あっちのフクロウ こっちのフクロウ』

栃木路を走っていると白い花が目に止まり思わずUターン! それは清楚なリンゴの花でした。関東でもリンゴがなるのかぁ、いいなぁ。。。

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今では森の中でもフクロウが営巣出来る洞のある巨木はほとんどありません。それでもわずかに残っているのは神社の杜ぐらいでしょうか。
なので杜に営巣するフクロウは神に守られていると言えます。昔からの言われ通りフクロウは神の使いなのでしょう。 この日は新たに二つの神社のフクロウに会いに行きました。

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雛はまだ体の割に握力が弱いため巣立ちをした後でも良く地面に落ちてしまいます。 ここ下野の神社でも、運よく、いやいやか可愛そうに落ちてしまいました。 地元の人に上げてもらった杉の木の枝で不安いっぱいみたいでした。

親はかなり遠くから見守っています。ただこんなに全身を現したのは初めてとの事、いざ!に備えて辺りに無言の存在感を示しているのでしょう。

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撮影をしていると、「こっちも落ちちゃいましたぁ!」と下総の神社のフクロウから連絡がありました。行かなくては!。
かなりの高い欅の巨木から三段落ちをしてきたそうです。幸いに怪我は無かったのですが幹にしがみついて不安定。動くとまた落ちそうです。

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落ちたショックはかなり大きかったのか数時間動きませんでした。 夕方になる頃、やっと居心地の良い場所までたどり着きました。 やれやれ、これで一安心。

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そして前回の『巣立ち』に登場したイケメン兄弟の杜、帰りにちょっと立ち寄ってみると、巣穴の前に三男(or三女)が居ました!。 まだかなり小さく、一人残されてちょっと頼り無さそうでした。

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三か所の営巣地を見てきましたが、これで不苦労前半戦終了です。残すはマイフィールドの秋ヶ瀬のフクロウ物語り。 また仕事が終わってからの撮影で閉園間際、日没寸前の15分しか撮影時間の無い戦いの日々が始まりそうです。

5月はフクロウを見に東に西に・・・大変です。



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『巣立ち』

5月はフクロウの巣立ちから始まります。
フクロウ大好き!出来たらハンドルネームを「夜更かしのフクロウ」と変えたいくらい。
いつも3、4ヶ所のフクロウの雛を見て回るのですが、なんたってここが一番かわいい!イケメン雛なのです。生まれてすぐにつぶらな瞳をしているのですから。フワフワ産毛もぬいぐるみみたいで抱きしめたいくらいです。

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始めに巣を離れたのは当然長男(あるいは長女)。でも日が暮れるとまたまた家の中に引き返してしまいました。
次の日、一番で巣から一歩出て来たのは次男でした。でもやはりそのまま立ち止まり。後ろから長男が早く離れてよ!と押し返します。そこで思わぬツーショットとなりました。
葉が茂っているので雛の全体を見られる所はごくごく限られています、なのでこちらも身動きがとれません。

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次男が巣立ちをしたのは夜でした。一日遅れて長男が巣立ちしました。
もう遥か彼方の高い梢の上で寝ています。陽が傾き出した頃お腹が減ったのでしょうか、しきりとお母さんを見上げて動きが活発になってきました。

高い木の枝にいる長男。

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こちらは次男。 日蔭の葉の中、うまくスポットライトが当たってくれました。
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上から見守っているのはお母さん。

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今年も可愛い雛と感動的な巣立ちのシーンを見せてもらい感謝!でした。



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