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2015年3月

『名残のオオマシコ』

ゲートが開くのを待って、尾根へと続く長く曲がりくねった山道を走り抜けていきます。
そんな時に聞く歌はこれ。 「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」 ビートルズ。
♪the long and winding road ジャ、ジャーン!!! その名の通りなぜか快適に走れるのです。

春と言うよりも初夏の様な暑さのこの時期、冬鳥はもう北帰行。でもマシコ類は比較的遅くまで居てくれます。山でオオマシコが見られると言うので走ってきました。

尾根に着いてからもう2時間近く経つのに鳥の声は静か。休日なので聞こえてくるのはツーリング族のバイクの爆音と車のエンジン音だけ。こんな所にオオマシコはやって来るのだろうかと一抹の不安、次の目的地に変わろうかと思い始めた頃 「お待たせ!」とやっと谷間から群が上がってきました。

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今回のバードカービングでは雄を作りましたが、少し地味でも色の構成が自然体の雌の方が好きなのです。 近くで見るとあどけない仕草が可愛い!。


この群は雄1羽と若雄1羽、雌2羽の少数でした。ファミリーでしょうか、それにしてはお父さんが威張っていました。 オオマシコの深い赤は緑の春の背景にも似合います。

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Img_973411          首を傾げたり、上を向いたり、のさりげないポーズに痺れます。

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オオマシコは過ぎ行く季節からの贈り物だったのでしょうか。

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『5レンジャーとの空中戦、惨敗』

地元の公園の森に100羽近くいたレンジャクの群も、上空からはオオタカに狙われ、森の中では侵入したノスリに追われました。更にこの陽気です、大群は数日で北へと向かいました。

それでも5、6羽の兵どもが居残り、果敢に池の上のユスリカをフライングキャッチしていました。
そこでこの日、空中戦に参戦したのです。30m程の小さな池を精鋭の緋・黄レンジャー軍団が飛び回ります。しかしあまりにも素早く何処に飛ぶのかも予測が付きません。しかも朝方なのでユスリカは池の上空にあがらずレンジャー達は水面めがけて直線的に突っ込みます。
ロックオン出来ず!。 軽くひねられて惨敗。
そこでやむなく飛び出し狙いに切り替えて撮ることにしました。

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これが猛禽襲来をも軽くかわす最強軍団メンバー  緋レンジャー 

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黄レンジャー。 面構えからして強そう! こちらの頭上3mまで近寄って来ては「今の飛びは撮った?」と確かめる様な挑発的行為をします。そんな時は見なかった事にします。

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遊ぶつもりが、すっかり もて遊ばれてしまいました。



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『赤、黄、レンジャク乱舞』

あの孤独のグルメさんが食べたマイフィールドの北のレストランに、数日前突然予約も無しに 団体さんがやってきました!。 50人以上、いや50羽以上のレンジャク様御一行です。赤も黄も居ます。 こんなに大勢のお客さんは何年ぶりでしょうか。

森のレストランでは青い宝石リュウノヒゲの実をたくさん用意しているので、しばらくは滞在してくれる事でしょう。
朝食は下に降りてリュウの実を、昼食には池の上に湧くユスリカをフライングキャッチします。動物性タンパク質も食べるのですねぇ!。

今年はあちらこちらの森や公園でレンジャクが見られる豊作の年の様です。群れの中には関東ではまれなキレンジャクが混じっていて人気者に。
この日の撮影時間は限られた2時間のみ。レンジャクの数より倍位のカメラマンが待ち構えていましたが役者は歌舞いてくれるでしょうか。

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「問われて名乗るもおこがましいが 連雀黄右衛門とは俺の事よ」「連雀屋!!」

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2羽それぞれの会話。

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シェフのお勧めは「リュウノヒゲ定食」 どうやら気に入ってくれたみたいです。
シンクロしながら食べています。

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そして空へ

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『葦原 遠くに』 と 『バードカービング展のお知らせ』

日曜の朝は雨!のジンクスは生きていました。さすがに5週連続となるとケセラセラ、悟りの心境かあきらめの境地になるしかありません。
午後からは曇りを信じて「午後鳥」の出来る所に行先変更です。

渡良瀬遊水地は一面広大な葦原。何も無いその空間は見ているだけで癒されます。雨上がりの葦が何層にも色を重ねてきれい。
車を止めると、目の前に広がる枯れ草色の中に小さな白い点が見えます。距離は100mほど、双眼鏡で見ると何とオオモズでした!。

2ヶ月前はかなり離れた水門付近にいたはずなのに、こんな開けた所にお引越しとは。背景は良いけれど遠い「小さな大百舌鳥」でした。再会出来てちょっとうれしい!。

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オオモズは今年2度目の登場。見ていると決まったフライトコースがある様です。モズなので見晴らしの良い葦原の中の高い所に止まります。

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日没が迫る頃、ハイイロチュウヒを見に葦原の奥に移動です。初めに飛んで来たのはノスリでした。
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しばらく待ってもハイイロチュウヒは来ません。この季節になると5時半ごろ、薄暗くカメラに撮ることが難しくなるころにやって来ます。夕陽が姿を隠した時、やっと遠くに飛んで来るシエットが見えました。
この個体はハイイロチュウヒの若のようです。

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22日が「葦焼きの日」になるので、葦原の鳥達とももうすぐお別れかもしれません。。。



【北本バードカービング展2015 開催のお知らせ】

3月15日(日)から29日(日)まで(AM9:00~PM5:00)、埼玉県北本市の北本自然観察公園内にある県自然学習センターで『北本バードカービング展2015』 が開催されます。

「彩鳥会」「彩の国バードカービングクラブ」の会員約40名と、講師の成川 治氏による作品展。 オシドリ、ヤマセミ、アカショウビン、オオルリ、フクロウ など野鳥のカービング約70点を展示。
彩の国に鳥見に来たり、お近くに来た折はぜひお立ち寄りください。園内のエドヒガンザクラも間もなく咲き始めます。
3月15日(日):12時から開場。 29日(日):午後2時まで。 休館日:3月16日(月)

今回の私の作品は「雪のオオマシコ」です。 15日(日)午後はセンター内で毎月のカービング教室が開催されている日です。バードカービングの作り方や雰囲気をご覧になりたい方がおりましたら御案内いたします(渡辺まで)

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バードカービング 「雪のオオマシコ」

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Img_5534web2         技法は彫刻刀で彫るプレーンカービング。

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『家をつくるなら』

森の中を盛んにエナガが飛び交っていました。
口に何か白いものをくわえている様子。木に絡まったツタの影に入っていきます。

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2羽のエナガは時間を置いて出入りを繰り返します。双眼鏡で覗いてみるとツタの中で盛んに動き回っているエナガも、奥では家造りが始まったばかりの様でした。

♪家をつくるなら 家をつくるなら 草の萌える匂いのするカーペットをひきたいと思うの
 であります
 家をつくるなら 家をつくるなら 小鳥が飛び交う 花だって咲いているベッドが欲しい
 のであります

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もうすぐ春です。。。
ここで子育てをしてくれるのを楽しみに待つことにします。でもこの家はあまりにも森の道に近すぎます。早くもカラスにやられた家もあり心配は尽きません。


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『孤独のグルメ』

やはり今日の日曜日も天気予報は雨でした。 3週続けて休日は雨マーク、こうなるともう身も心もずぶ濡れ! 早朝に起きだして鳥見に行く気力も風邪をひいてしまいます。
それでも「9時までは曇り」を信じて地元のヒレンジャクに会いに行ってきました。

ここ数日やっと群れが定着したと言われていたのに今日に限ってはどこにも居ません。この天気では鳥も人影も無し。
しばらくするとたった1羽だけ森の奥から姿を現してくれました。そしてひたすらヤドリギの実を食べ始めました。他のヒレンジャクはどこに行ってしまったのでしょう。そしてなぜ君は1羽で居るの?
食べて 食べて 食べて その姿は「孤独のグルメ」(注)でした。

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(注)孤独のグルメ : 個人雑貨輸入を営んでいる井之頭五郎が仕事の合間にふらっと行先の食堂に入り込んで一人で食事をする様を描いたTV東京のドラマ。原作は久住昌之氏の漫画。
けして食べる料理はグルメではなく実在する下町風のお店のメニュー。黙々とひたすら食べる事とその心理描写シーンが続くストーリー。 役者 松重 豊がいい味出しています。後半は原作者が同じ実在の食堂でグルメな味を堪能、思わず食べたくなってきます。

こちらも「レストラン・ヤドリギ」でひたすら孤独食い。

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10時。。。。。雨が落ちてきました

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