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2014年11月

『秋色探し モミジとカワセミ』

関東平野部の紅葉のピークは今週中でしょうか。モミジとカワセミのツーショットを撮りたいと多摩丘陵まで足を延ばしました。

事前の鳥情報も無く初めて行くところ。モミジとカワセミのコラボが撮れる所はここではないか?と言う推測だけのアバウトさで場所を決めました。
8時到着。池の周りのモミジは盛りを迎えていました。天気は薄曇りで影も出来ないちょうどいい撮影日和です。後はカワセミのお出ましを待つだけ。

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カワセミは2羽。小さな池なので今何処に居るかはわかっているのですがバトルを繰り返しているのでなかなか落ち着きません。1時間ほど待った頃、決着がついたのでしょうか突然近くのモミジの枝に飛んできてくれました。
「お待たせ!」
初めての遭遇。しばしカワセミとモミジの美しさに見とれてしまい慌てて撮影開始。初回はライブビューで撮影が出来るほど長く止まってくれた顔見せ大興行。

モミジとカワセミは日本画を見ているような世界でした。

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何回かの飛行を見ていると行動パターンとコースがわかってきました。
周遊飛行の後は木陰で休憩、でも小さな池なので休んでいる楽屋も見られてしまいます。

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Img_9996web13         ここが楽屋、疲れたのでちょっとストレッチ。 湖面の赤はモミジの映り込み。

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お昼までの間は4.5回の出演。もう一度来たら帰ろうと思っていると、通じたのでしょうか、知らないうちに一番近い枝に飛んできていました。待っていたこちらがびっくり。
フィナーレなので長~い時間を餌を捕るでも無く止まったままのお披露目でした。

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湖面ではカイツブリの若も秋色の中をスイスイ・・・

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古民家と水車小屋・・・里の秋。

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『そんなに急いで何処行くの』

狭山湖でおかしなシギに出会いました。
100m以上遠くの渚から2羽がこちらに向かって歩いてくるのですが、競歩並みの速足スタイル。 追われているでもないのに、抜いたり抜かれたりしながらだんだんと近づいてきます。

急いでいるのは足より顔の方が先に出ているのを見るだけでわかります。
それなら飛べばいいのに!と思いながらも、あまりのおかしさにレンズを向けました。
アオアシシギさん、そんなに急いで何処行くの?。

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カメラを担いで先回りしようとしても追いつけないぐらいの速さです。
200m程を競歩すると、最後は飛べると言う事を思い出したのでしょうか、やっと飛び立ちました。
ヤレヤレ。

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こちらは湖水の中ほどを優雅にゆっくりと散歩する7羽のカンムリカイツブリ。
しずかな水面にその波紋がきれいでした。

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『南限の鮭 遡上』

今回は鳥ではありません、鮭の話です。

鮭の稚魚は川を下り大海原へ出ると3、4年かけてベーリング海からアラスカ湾まで10000kmを回遊して成長します。そして再び故郷の川へ戻るのです。生まれた川に戻れるのはその水の匂いを覚えているからだといわれています。

秋、遡上する南限という 利根川に鮭が帰ってきました。河口の銚子から遡る事150km。埼玉県行田市「利根大堰」。
鮭の遡上と言うと北国の川を思い出すのですが、坂東太郎・利根川と知るとびっくりでした。

岸辺から見ていると、20匹程の鮭が堰の前で上流への流れに何度もトライしていました。
体はモスグリーンに赤紫色の縦縞模様。河口からの旅の厳しさを物語る様に傷付いて白くなっている痛々しい姿もかなりいます。
それでも浅瀬に身を擦りながら進み、堰を越えて上流を目指しています。

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コサギさん、さすがにその魚は無理でしょう。

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利根大堰には「魚道」と呼ばれる水の通路があり、下流から来た鮭はここを登って上流へ向かいます。
その地下の側面には水族館の様な観察窓があり、ここから鮭の遡上する姿を見ることが出来ます。

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目の前の魚道に大きな影がやってきました。窓の透明度は悪いけれど、まぎれもなく鮭。
利根大堰を通過する鮭の数は多い時には一日200匹。昨年は過去最高の年間18700匹あまりが通過して更に上流の産卵所へ向かったとの事でした。

Img_9119web9          窓からは魚道を登って行く姿が見えます

Img_9911web10          利根大堰

鮭の遡上、何時間見ていても見飽きない面白さと、何度も激しい流れに挑戦する姿に感動すら覚えます。
あんなに頑張って生まれ故郷へ帰っても、やがて次の世代に命を吹き込むと短い一生を終える。
あぁ 諸行無常。。。



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