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2014年7月

『星鴉の幼鳥が遊ぶ庭園』

登山道を歩いていると星鴉の声が聞こえてきました。口で鳴き声を真似してみると応えてきます。でも姿は見えません、そんなものです。

草原が開けると前方に2羽の鳥が降りていました。よく見ると
「ホ、ホ、ホシガラス!!!」

2羽は今年巣立ちをしてしばらくたった幼鳥のようです。
ここで星鴉に遭遇するなんてびっくり!。今回の山行きは鳥に出会うことは無いと思っていたので速攻撮影なんてできません。
慌ててリュックから望遠レンズを取り出すとシャッターを切りました。

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さらにびっくりする光景が展開されました。
幼鳥は近くの木に飛んできて枝止まり、すると何処からともなく親がやってきて幼鳥に給餌を始めたのです。

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星鴉の給餌シーンを見たのは初めての事でカメラを構えるのに精一杯。露出や構図など考える暇もありませんでした。
それはシャッターを数回切った位の短い瞬間の出来事でした。


キャンプ場に着くとやっとお昼のおにぎりタイム。さっき撮ったばかりの画像を確認しながら、ちょっと興奮しての休憩となりました。

すると、 目の前の木の葉がざわついています? 鳥影!。
何と先程の星鴉幼鳥兄弟が先回りしていたのです。

のんびりおにぎりを食べている場合ではありません。撮影の続きです!。
2羽は誰も居ない高原のキャンプ場でテーブルや椅子に止まってくつろいだり、地面に降りて餌を探したり、自由に遊びまわっていました。

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頭の毛や肩羽はまだ茶色で星の斑もまだら。やっと自分でもバッタを捕まえたり、花に集まる虫を食べたりしていました。
それでもまだ親から食べ物をもらわないと食欲は収まらないみたいです。

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やっと慣れてきたのか「怪しい者ではないな」とわかると3、4mの距離までやってきます。
2羽はかなり長い時間を遊んでくれました。と言うよりこのキャンプ場の草原は、星鴉の幼鳥が遊ぶ庭園だったようです。

目の前に居るのですがまだ行程の半分、後ろ髪を完全に引かれながらヒュッテに向かうことにしました。

Img_0671_web13          「星鴉」に「星の花」、と思いきや ツマトリソウ の花でした。

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『最後のホイホイホイ!』

今シーズン、サンコウチョウは姿を見ただけで画像に残すことは出来ませんでした。

そんな時、サンコウチョウを撮る最後のチャンスが巡ってきました。抱卵していた巣が豪雨で落ちてしまったので再びトライしてくれたのです。
例年ならこの時期はもう巣立ちが終っている頃、これは私を待って営巣してくれた様なもの。ぜひ行かなくては!。。。

しかし休日を待っている間に、よりによってあの台風8号が日本列島を縦断して来たのです。進路は営巣地直撃の関東ストライクコース、果たして巣は暴風雨に耐えられるのでしょうか、ハラハラしながら待つ日々でした。

休みを待って朝の5時出発。高速を乗り継ぎながら2時間、そして林道を川沿いに歩くこと30分。 サンコウチョウに出会えました。

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巣は、ありました。
柔よく豪を制す、細いつるに作ったのが良かったのでしょうか、強風に耐えてくれました。しかも巣の中には4羽の雛が孵っていたのです。

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そこに見知らぬ雄がやってきました。頭のヒラヒラは何。 冠羽? モヒカン? それとも警戒しての逆立ち? 寝癖?。
頭がかなり歌舞いていました。

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いったい君は誰?。ヘルパーか、はたまた独身者?
巣の側でホバリングをしながら中の様子を覗き込むと、飛んでいってしまいました。

お父さんは遊びに行ったまま帰って来なかったりするのですが、お母さんは頻繁に蝶やバッタや虫を運んできます。

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少し遅れた育児、私にとっては幸運な今年最後のサンコウチョウ撮りになりました。
・・・そして昨日、無事に雛は巣立っていきました。



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『コヨシキリの子育て』

河川敷でヨシ刈りが始まりました。
刈り取りが進んで行った時、ヨシ原の中でコヨシキリの巣が見つかりました。

そこで巣立ちまでは刈り取らないことになったのですが、巣は丸見え!。
とにかくコヨシキリ一家は命拾い、巣の中は抱卵中で3個の卵がありましたから。

心配をよそに、無事に孵化すると親は頻繁に、ごく普通に餌を運んでいました。
小さくてもたくましい親は、たくましい子育てをしています。

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Img_2058web3           コヨシキリは草原に似合います。


頻繁に餌を運んできます。

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小雨が降って来ると親は傘になったり、雛を暖めたり、大忙しです。

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さすがに疲れたのでしょう、葉の上に止まるのではなく、座り込んでしまいました。
ウンチもしてリラックス。
そしてそのままゆらゆら風任せ。こんな休憩もします。

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この後、台風来襲にもめげずに3羽の雛は無事巣立っていきました。



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『ワタスゲ』

ひと昔を何回重ねることになるのでしょうか。 かなり昔の事です。
山と渓谷の雑誌で一枚の写真を見て目が点になりました。

それは標高2600mにあるお花畑の写真。様々な高山植物が咲いている中、池塘の周りに白い綿毛の花が咲き乱れていました。もちろんワタスゲと言う名前も知らなかった頃の事。(正確には花ではなく種子)
私のハンドルネームはそのときの感動をそのままに「ワタスゲ」としたものです。

そこは「秘境-雲の平」。北アルプス、黒部源流の山々を縦走してやっとたどり着ける楽園だったのです。
登山技術の無い私には行けません。 それからは楽々散歩で行けるワタスゲを求めて東北・上信越・北関東エリアを探すことにしました。キーワードは「野原一面」。

今回は、志賀高原。田の原湿原/ワタスゲ平/芳ヶ平のワタスゲです。
ので今回も鳥は出てきません。あ、可愛い3羽が出てきます。

綿毛が田の原湿原を埋め尽くしていました。ダイブしてももしかしたら浮くのではないかと言う衝動に駆られます。

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小さなワタスゲ平もワタスゲ色。

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今年は火山警戒レベル2で芳ヶ平への道は岩のごろごろした登山道からしか入れません。
2時間ほど歩くと優しい台地が開けてきました。

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こんな所でびっくり。カルガモの親子がワタスゲの原をよちよちお花見散歩中でした。

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綿毛をゆらゆら風に揺らしている様は、やんちゃ坊主が遊んでいるように見えます。
野原いっぱいの花が好きです。



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『そうだ会津行こう!』

「姫」と「小百合」と「乙女」
その言葉を聞くだけで動悸は早まり血圧は上昇。
これだけの名前が揃えば宝塚スターも顔負け、史上最強の美しさに違いない。

美女には逢いに行かねばなるまい!。
と言う訳で「そうだ会津行こう!」となったのです。
今JRコピーは「行くぜ東北!」でしょうか。

今回は鳥の話ではありません。当然ながら美女の話!。
でも無くて。。。
「ひめさゆり」は東北の深山に自生する日本固有の薄桃色の美しいユリの花。
ほのかな香りのする山野草で、優しい姿から「乙女ゆり」とも言われています。

以前から一目逢いたいと思いながらも。。。
今回やっと福島県南会津郡高清水「ひめさゆり群生地」まで会いに行く事が出来ました。

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朝まで降り続いた雨も上がり、雫が淡い紅色の花びらを濡らします。
乙女の花びらは6弁。色は薄桃色から白桃、薄紅。

種が地面にこぼれてから球根となり、一年目の赤ちゃんが一年で付ける葉はたった一枚。 そして6年目にやっと一輪の花を付けると言います。
姫になるにはひたすら時を待つ忍ぶ美も必要なのでしょう。

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Img_0577web          美女は襟足も色っぽい。

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山あいでまさに旬を迎えていた数万の乙女達。
その可憐な姿に、この日から「サユリスト」になりました。



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『その後の森の親子』

Img_9233web1          森を彩っているのは九輪草

神々の森で子育てをしていた鳥達の更に2週間後の様子です。
バードカービング仲間と行った信州甲斐探鳥1日目、木道を歩いていると新しいアカゲラの巣穴を見つけました。やはり白樺の木。
雛は穴から顔を出してお母さんの帰りを待っています。
頭の赤い帽子も鮮やか、もう巣立ち間近。

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かなりお腹が空いているのでしょう、盛んに鳴き始めました。
お母さんは頻繁に餌を運んできます。

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食べてもまだ欲しがる凄い食欲。
巣立ちをしている雛達の最後の子だったようです。


こちらは前回はまだ抱卵していたコサメビタキの家族。やっと雛の誕生です。
でもごく最近生まれたばかり、まだ目は開いていません。
雛の数は4羽、夫婦で餌を運んで育児中でした。

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相変わらずお父さんはタッチ アンド ゴーの素早さですが、どうにか家族を撮影。


ウグイスの親子は鳴き方の練習をしていました。

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親が美声の手本を聞かせるのですが、子供はまだ上手くは鳴けません。

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今頃は鳥達も雛と共に森の奥へ消えた頃。。。静かな森にかえっている事でしょう。

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今回の蕎麦は十割蕎麦 「山笑」。

Img_9443web_2             ?。 秋無い、「商い中」 でした。

Img_9439web_3          十割蕎麦二種 胡桃ダレ。



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