« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

2014年5月

『黒ギャング襲撃!』

最後のフクロウは地元の雛達です。
去年までの柳の洞は台風でポキッ!。 そこで今年から新居は巣箱となりました。
木の洞を利用したものなので「森の小人の家」みたいです。

しかし今年の雛の巣立ちは不規則、鳥撮りには語るも涙の苦労がありました。
日曜日、雛は顔だけしか見せてくれません。仕方なくその後は平日の仕事が終ってからのワンチャンス撮影となりました。

仕事を5時に終わると一目散に電車で帰宅。その後車で森へと向かいます。どう急いでも到着時間は午後6時35分。日没は午後6時45分。 更に7時には森のゲートが閉まります。
撮影に使える時間は正味5分間しかありません!。 しかもシャッタースピードは泣けてくる1/15秒のブレブレ。 これを数日繰り返しました。

お母さんは色白の美人です。

Img_9697web1

雛が顔を見せました。巣箱はまるでポエム。

Img_96582web2

翌日、巣箱の入り口に長男が立っていました。しかし次の日に行くとまた巣箱に入ってしまいました。なんて軟弱なやつ!。

Img_9771web3

Img_9876web4

更に2日後、ようやく2羽の雛が巣立ちました。
巣箱に顔を見せてから1週間後の日曜日、高い空抜けの枝に止まる長男と、葉の生い茂る中に隠れる次男がいました。

Img_2988web5

しかし森は不穏な気配が立ち込めました。20羽程の黒ギャング集団の襲来です。
数羽で雛に近寄ると狙いを定めました。

Img_29273web          本能で忍び寄る者に危険を感じたようです。盛んに威嚇しますが。。。

Img_2999web8

Img_3001web9
攻撃が始まりました。雛の上下から2羽が挟み込み鋭いくちばしでつつきます。下に気をとられると上から、上に気をとられると下から足を攻撃されます。 防戦一方の雛はついに20m程下の草むらに落下!。

母親が飛んで来ました。追われるカラス軍団は数が多く森の中で黒い帯の様に見えます。しかし、5,6羽のカラスが今度は反撃を開始。 母親をしつこく追って襲い始めました。親はたまらず森の中を逃げます。
なすすべも無く人は見ているだけでカラスには無力でした。
落ちた雛は大丈夫だったでしょうか。

・・・2日後、今日は長男と次男の姿は見当たりませんでした。でも新しい三男の雛がお立ち台に巣立ちました!。

Img_3198web2

Img_3193web2          お待たせ。私も待ち疲れたわ。

Img_3219web12

Img_3220web13

幸いまだ黒ギャング団は居ません。兄弟達は無事に巣立ってくれるでしょうか。
母親は警戒して見守っていました。。。

Img_3143web14_2

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『あっちのコマドリ』

少しアップが遅れましたが、前のが「こっちのコマドリ」なら、今回はちょっと遠くの『あっちのコマドリ』
またコマドリ?、しかもタイトルが去年と同じでは? と言う声もちらほらありますが。。。
このシーズン、コマドリは場所が変われば何度でも見たい鳥のひとつなのです。
いつものように朝4時発で高速をお山へと向かいました。

途中、毎年ここで写真を撮ります。雄大な八ヶ岳のビューポイント、大好きです。

Img_9200web1

Img_9196web2          白樺の中に薄桃色の山桜が点々と咲いていました。

山道を登っていくと早くもコマドリとミソサザイの声比べが響いてきます。
滝から流れ出る小さな川に沿って沢を登った場所が今回の舞台。

Img_8469web3

Img_8625web4

Img_86122web5

それでは美声を聞かせましょう。でも「あっちのコマドリ」は尾羽を開いては鳴きません。

Img_8653web6

Img_8777web7

ここでひと鳴き。

Img_8696web8

Img_8753web19

こちら向きでは ささやかにひと鳴き。

Img_8978web10

さすが山岳地帯のコマドリなので、険しいアルプス山脈を今から超えてお立ち台へと向かいます。麓は緑。

Img_8868web11

Img_9004web12

Img_9158web17_2

森林限界点を越えました。険しい稜線の連続です。

Img_8996web13

Img_8929web16_2

尾根に出ると後ろには白く雲海が広がっていました。(のような)

Img_8981web14

九合目まで登って来ました。山頂まであと一息。

Img_8790web15

アップダウンのアルプス超えをして山頂のお立ち台に立ちました。ただいま、世界の中心で愛を叫んでいます。

Img_9050web18_2

幕間にやって来た青い斑点のきれいな蝶。名前はキベリタテハと教えてもらいました。

陽も昇ってきて光が強くなってきました。そろそろ帰る事にします。
マイナスイオンを浴びながらの鳥撮りは滝好きにはたまらない一日となりました。。。

Img_8875web19

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (2) | トラックバック (0)

『家を作るなら~』

♪家を作るなら~家を作るなら~コガラ住宅

高原の木道を歩いていると、朽ち果てた白樺の木に巣穴があるのを見つけました。
頻繁にコガラが出入りしています。

Img_72783web1

Img_7120web2

Img_71243web4_2

Img_7081web6

Img_7128web3_3

Img_7186web5_2

ペリットか糞を運び出している様に見えたのですが、それにしては巣穴の近くに落としてはまた直ぐに戻ってきます。その繰り返し。
良く見てみると、くわえていたものは木くずでした。納得。

子育てのためのマイホームを夫婦で建設中だったのです。
そのうちペアで頻繁にくわえて出入りする様になりました。

Img_7126web8

Img_7144web9

Img_7147web10

コガラは誰かが作った巣穴を使うのではなく、枯れた木などに自分達で穴を開けて巣を作ります。

「木造住宅の事なら私達にお任せ下さい!。今直ぐお電話を」

Img_7150web11_3

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (4) | トラックバック (0)

『フクロウ 巣立ち』

フクロウの雛が巣立ちました。

この時期は近くの数ヶ所のフクロウを見に行くのですが、ここの雛は毎年いつ見ても可愛いのです。美系DNAを受け継いでいるのでしょうか。

フクロウは大好きなので通うこと数回。初めはまだ雛は巣の中で時おり顔を覗かせるだけ、母親が遠くから巣立ちを促していました。

Img_6415webo

数日後に行ってみると、1羽は巣立ちして、もう1羽が巣立ちを迎えていました。

Img_6709web1_2

Img_6683web2

Img_6648web4

次男?は なかなか巣立ちの踏ん切りが出来ません。
三番目の雛に後ろから早くどいてよ!と何度も押されて落ちそうになりながらやっと決心をしました。

Img_6346web05

Img_6573web6

Img_6272web7

Img_6489web11_2

Img_6476web12_2

おそるおそる羽ばたいて初めのひと飛びです。

Img_6540web9

Img_658610

そして3回目は夕方。雛はたくましくなっていました。盛んに羽ばたきを繰り返します。
しかし先端にとまって方向転換をするにはバランス感覚が必要。どうにか落ちるのだけは免れましたがひやひやの連続でした。

Img_7609web13

Img_7628web14

Img_7671web15

Img_7658web16

「何しているの~」と言うお母さんの声に反応して、枝渡りをしながら隣の木に飛んで行きました。
大きくなって、また会いましょう!。



【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『峠のコマドリ』

林道を登り始めると直ぐに下の谷間からコマドリの声が聞こえてきました。更に奥に進むと今度は左手の尾根からも。今年はコマドリが濃いのかも知れません。

この日は4時起きでコマドリ撮影に。天候は曇り、影も出ないで落ち着いた色合いが期待できそうな撮影日和となりました。

しかしエネルギーを使って林道を登って行くのに体が一向に温まりません、ジンジンと寒いのです。
気温は何と4度!。明け方よりもかなり下がっています。前日に鳥撮りをした高原では半袖が欲しいくらいだったのに、ここでは冬支度が必要でした。完全に服装の選択を間違っていました。

後は鳥が頻繁に出てくれて気持ちが熱くなることに期待です。心頭滅却すれば・・・の、ひさびさの根性撮りとなりました。

Img_7743web4

Img_8111web5_2

Img_8121web6_3

今年のコマドリは出演回数は多いのですが、メインステージで美声を発揮してくれません。さえずりの体制をとるので期待してシャッターを押すとフェイントだったりして。

この雄は肩羽の一枚が極端に飛び跳ねています。羽軸の折れ? 寝癖? なので識別は簡単。明け方は寝癖の無いコマドリが来たそうですが、今の時間帯はこの「寝癖君」の一人舞台。

Img_8262web1_3

Img_8304web2_4

Img_8202web3_5

オプション交渉をして、いよいよ美声を発揮してくれる時が来ました。

Img_8334web7

Img_8332web8

Img_8330web9

「あの~、せっかく さえずってもらったのですが、尾羽の開いた所が見えなかったので」
と、テイク2をリクエスト。
すると今度は後方形尾羽全開之図を披露。

Img_8294web10

Img_8290web11_2

Img_8288web12

Img_8287web13

「OKです! お疲れ様でした」
こうしてコマドリ撮影は無事終了いたしました。


友情出演者達。
コルリ、アカハラ、クロジ、ゴジュウカラ。

Img_7896web14

Img_7816aweb15

Img_7844kweb16

Img_8152gweb17

【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (4) | トラックバック (0)

『トラフズク 巣立ち』

若葉の頃は大好きなフクロウ類の季節。
トラフズクの雛が巣立ちを迎えていました。例年より半月も早い雛です。
やっと来た休日、巣立ちに間に合うだろうかと思いながら郊外に車を走らせました。

この日は絶好のタイミングでした。4羽の雛のうち3羽はすでに巣立ちを終えていましたが、末っ子はまさに巣立ちの日を迎えていました。

地元では一番小さな末っ子が無事に巣立ち出来るのか心配していましたが、暫くして「その時」は来ました。
しかし、まるで落下するような巣立ち!。辛うじて数メートル下の鉛筆ほどの太さの枝に着地!と言うより引っ掛かった感じ。とにかく ほっ!です。

(巣の雛の画像は巣立ちが終わるまで載せませんが、今回全ての雛が巣立ちをして数日経ったので画像をアップします)

Img_42902web_2
巣立ちの瞬間。巣から逆さまに落ちて行きます。足は上を向いて巣材の小枝を掴んでいるので、巣立ちと言うよりも間違って落ちてしまったのでしょう。

Img_2751web_2

Img_2760web

落ちながら途中の細い枝を掴みました。もがきながらも着地。何ともおかしな巣立ちでした。雛の姿はミュージカルCATSのよう。

Img_4557web2_2

Img_4323web1_2

風が吹くと揺れて今にも落ちそう。しかしバランスをとりながらしがみついています。
大冒険お疲れ様でした。

こちらは先に巣立ちした兄弟。

Img_2954web

Img_4175eweb

カラスが雛の周りを飛び回るとお母さんは近くの木に飛んできて羽角を立てて威嚇します。

Img_4414web

やれやれ、これで全部の雛が無事に巣立ち終了。気がつけば日差しが降り注いで夏日、お腹も空いたので帰る事にしました。



食事をしての帰り道。 胸騒ぎ。
もしかしたら、末っ子は太い枝に移ろうとひとっ飛び。しかし力を使い果たしてしまったので地上に落ちたのではないだろうか。ふとそんな思いがして、30分ほど走った道を急遽Uターンと相成りました。

再会してみると、やはり地上に落下。ハシゴで太い幹の上に上げられたとの事。
その後は自力で更に上の枝まで登りきったので怪我は無い模様。ちょっと安心しました。

Img_3839web

Img_5233web

Img_5418web

Img_5480web

Img_5571web

休日に合わせて最後の巣立ちを見せてくれたトラフズクの家族に感謝!の一日でした。

Img_5367web


【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »