« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月

『☆鴉の濡れ羽色』

お山の麓で見たものは、見たくはなかった恐怖の看板。
『マイカー規制中25日(日曜)まで』  「えぇぇっ!」
去年のマイカー規制はお盆までだったので今年は終わったと思っていたのに、何と最後の日にあたるとは。今年は延長?!
(涙)荷物を最小限度にまとめてシャトルバスに移動です。

猛暑を避けて夏恒例のお山行き。夜明け前の3時出発で一泊の鳥撮りにやって来ました。
お山に近づくと雨が。前日までの天気予報は曇りのち晴れと言うことだったのに、当日のピンポイント予報では日中は雨、翌日は曇りに変わっていました。

五合目付近の気温は涼しいなんて通り越してかなり寒い!
お山の鳥撮りは三重苦から始まりました。

今回の主役はいつもチラッとしか姿を見せてくれない☆星鴉。
雨の降る中、定説では現れません。
2時間ほど待ったでしょうか。緊張感もほとんど無くなり諦めかけていた頃、突然飛んで来る影が見えました。

Img_9965web1

森の中、静かに☆星鴉は現れました。
でも、いくら「鴉の濡れ羽色はきれい!」と言っても、こんなにヌレヌレではねぇ~

Img_9473web1_3

Img_94172awebf_11

Img_9502web3_6

0042awebf_4

定説はひっくり返りました。雨でも☆星鴉は水を飲みにやって来ます。
さすがに小鳥達は他にも水溜りが出来るのでここまでは来ません。

Img_0011a3webf_3

Img_9639web6_2

Img_9668web7

Img_9644web8

Img_9400a2ebf_5          ついでにひと風呂浴びます。

午後になると雨も止み、☆星鴉は何度か出てきてくれて好感度急上昇。毎年一回でも出会えれば幸運だったのに。
終わり良ければ全て良し!の一日でした。

Img_9527web10           ヤマホタルブクロ


次の日も予定を変更してまたまた☆星鴉撮りにお山へ登ることにしました。
昨日飛んできた☆星鴉は2個体、今年は出演交渉も上手くいったみたいです。
今日は規制解除でワインディングロードを快調にスイスイ。

Img_9947web9
お山は朝方だけ青空を見せた後は曇り。でも鳥撮りには影が出来ないのでいい条件。
標高2300m  気温14度。 昨日よりさらに寒さが身にしみます。 

Img_0047web3_2

Img_0033a2webff_2

Img_9983web23f

0043aweb5_2

Img_9583a3webf

肌に感じる秋の感触、この日を境に夏は去って行ったみたいです。
下界に戻ると、お山が見える湖畔のガーデンカフェでお茶の時間。
メニューはうわさの一番人気スイーツ『真夜中の河口湖』

Img_0134web10
13種類ものフルーツとバニラアイスとナッツ入りチョコレートケーキが入っている。


・・・この日は「吉田の火祭り」 お山も山じまいです。



【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『零式艦上戦闘機』

今回は鳥の話では無く「鉄鳥」の話です。

暑くて眠れぬ夜、百田尚樹 著 『永遠の0(ゼロ)』を読んでいました。
愛する人のために「必ず生きて帰って来る」と約束して戦場に行った海軍航空兵がいました。
彼は戦闘機の幻の技と言われる「左ひねり込み」が出来る天才的能力を持った飛行士。 しかし同僚達は彼の事を「海軍航空隊一の臆病者だ!」と言う。

・・・あれは確か終戦直前だった。あの悪魔の様なゼロの事だけは忘れない。
俺は空母タイコンデロガの高角砲の砲手だった。俺の役目は狂気の様に突っ込んで来るカミカゼを撃ち墜す事だ。
防御は完璧。ほとんどのカミカゼは機動部隊上空にたどり着く前に撃墜された。
もうカミカゼは羊の群れの様なものだった。
あの悪魔の様なゼロを見たのはそんな時だった。・・・・・(永遠の0より)


そしてはじめて見る零戦は思ったより小さく、きゃしゃ。板金は波打っていて手作りの様に見えました。
当時使われていなかった曲線を駆使して、飛ぶ機能性を徹底的に追及した造形的に美しい飛行機でした。

日差しが肌を刺す猛暑の日、近くの所沢航空発祥記念館に「堀越二郎生涯展」と「零式艦上戦闘機(零戦)展示」を見に行ってきました。

Img_3470web1

零式艦上戦闘機五二型 幅11m 全長9.12m。三菱重工業:設計リーダー堀越二郎。製造:中島飛行機。エンジン:栄二一型1100馬力。
当時のオリジナルのままで実際に飛行可能な唯一の零戦。

Img_3475web2

戦闘機ゆえに戦歴の数だけ哀しみは深くなり、零戦は特攻機の暗く重い陰をも負うことになってしまいました。
今回は航空技術としての零戦展示なのに、人の命にはスペアがある、命より兵器優先と考えた日本軍の狂気ゆえ、どうしても見ていると零戦の後ろにある哀しみを感じてしまうのです。

あの時代は何だったのですか。 あの狂気はなぜ生まれてきたのですか。 これから何処に向かって行くのですか。
加速する時の流れの中で、ふと立ち止まる八月。

Img_3477web3

Img_3464web4

Img_3483web5

飛行機に憧れた少年はやがて航空技術者となり日本の技術力を世界に知らしめる傑作機を生み出しました。

001web2_2

堀越二郎生誕110年。 今年、群馬の実家から零戦の開発資料と手帳と日記が見つかりました。
天才技術者が終戦の日に書いた日記には彼の苦悩と将来の日本を憂う想いがありました。

Img_3455web6

Img_3457web7          誠実にして叡知ある愛国の政治家出でよ、これが願いである

サザンオールスターズ復活の中で発売された「蛍」。
12月に公開される映画「永遠の0」の主題歌に創られました。
   ♪・・・
   青空は悲しい空 揺れる木漏れ日が切なくて
   夏が来るたび あの日と同じ風が通り過ぎていったよ

   涙見せぬように笑顔でさよならを
   また会おうと約束したね

   何のために己を断って 魂だけが帰り来るの
   闇に飛び交う蛍に連れられ 君が居た気がする
   ・・・



【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (2) | トラックバック (0)

『子育てカイツブリ』

近くの公園の池でカイツブリのペアが子育てをしていました。
驚くことに何と三番子。

Img_8736web2

Img_9019web5_2

孵ってから6日目。池の中では50m程の縄張りを空けて2つがいがどちらも3羽の子育て中でした。

親はザリガニを捕まえると雛に与える前にハサミは勿論、頭も取って下ごしらえをしてきてから持ってきます。えらいなぁ・・・

Img_9016web4_4

そして更に一週間後。
気温は体温より高く、鳥見なんてしていたら熱中症で倒れてしまいそうな午後。。。

同じ頃に孵化したもうひとつの巣の雛達。生後13日目、大きくなりました。

Img_9321web1_2

Img_9079web2_2

池の中はスイスイ、三兄弟?三姉妹?はシンクロナイズスイミング。
うーん、涼しそう。こちらは汗をふきふき、出来れば一緒に水の中に入って撮りたい気分!。

Img_9238web5_3

Img_9159web6

Img_9361web7

見ていると雛達は肉食系で小魚や海老類は好物だけれど、水草類の草食系はあまり好きではないみたいです。野菜を食べなさい!と何度も言われて仕方なしに食べていましたから。

Img_9190web3

Img_9208web4

涼しくなったらまた会いに来ます。

Img_9229web8

Img_9338web11

帰ろうとしたら、傍らに陽が落ちてから咲くカラスウリの花が咲きはじめていました。 夏が過ぎていく・・・
と思ったら、まだまだ来週も激暑です。
ふぅ~~~

Img_9046aweb

【クリックすると画像は大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『☆打ち上げ花火☆』

打ち上げ花火は☆ビックバン、 漆黒に浮かぶ銀河。
時には夜空に描かれた一瞬の花。

関東最大の規模20000発の打ち上げ花火、三尺玉3発!。渡良瀬川遊水地に「古河花火大会」を見に行ってきました。
前に花火大会を見たのはいつのことだろう? 記憶はもう一昔前。。。

オープニングから度肝を抜く三尺玉の洗礼!。
土手に上がり間近で見ていたら音は衝撃波となって体を突き抜けていきました。
一緒に行った甥の幼い子供があまりの音の凄さに、お家に帰るぅと泣き出してしまいましたから。

それでは夏の夜は打ち上げ花火でしばし暑さを忘れましょう。 連発打ち上げです。

Img_8560enweb1_2

Img_8560web1_2           夜の遊水地に無数の花が咲きました

Img_8447web2_2

Img_8459web3_3

Img_8246enweb4

Img_8228web5          超新星☆爆発
 
Img_8561web6_3          夜空の花園

Img_8192web7

Img_8260web8_3          逆さ線香花火?

Img_8348web9_4

Img_8204web12_3

Img_8424web

フィナーレも三尺玉。玉の直径90cm、開く花の径は600m。音は体全体をしびれさせてくれます。
それでは行きます!
ヒュー~~~  ドガーーーン!

Img_8540web14

Img_8224en3b1_2             チリチリチリ・・・


下総の国から 2013夏。



【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (6) | トラックバック (0)

『ちょっと待って、プレイバック!』

これは撮影当時、まだ抱卵中だったり巣立ち前だったりで、ブログへの掲載を控えていた頃の鳥の話です。

【オオタカ家族編】

家から車で15分程の川の中州の森にオオタカが営巣していました。
巣までの距離はかなり遠く100m以上、周りからはほとんど見えず、近づくことも出来ない天然の要塞。 撮影できる所も1ヵ所のみ、オオタカはいい所に家を構えました。

雛は3羽。全身はまだふわふわ真っ白な産毛に覆われています。
最初に姿を見せてくれたのは1羽、遠いので目は点。

Img_3925web1
近くの木でひときわかん高い鳴き声が盛んに交わされていました。
お父さんの捕ってきた餌をお母さんに渡す合図のようです。

早速お母さんが食事を運んできました。

Img_3962web2
雛達のために小さくちぎってあげます。

Img_4230web3_3

Img_4137web4

Img_4290web5
お腹いっぱいになって眠くなったたのでしょうか、巣の中はまた静かになりました。

Img_4317web6_2

それからしばらくしたある日、様子を見に行くと もういっぱしの猛禽になっていました。

Img_5509weba1       これはまだ幼さの残る末っ子。でも目はアイスブルー色になっています。

何処からか餌の受け渡しの声が聞こえると、もうじっとしてはいられずに立ち上がり、羽ばたきながら巣の中で騒ぎ出します。

Img_5662weba2_3

Img_5700weba3
夕食を運んで来ました。

Img_5629weba4

Img_5632weba5
かなりの食欲です。

Img_5840a6web6

Img_5872weba7
西陽が傾いた頃。 食後の満ち足りた家族の時間が流れて行きます。
巣立ちももうすぐ。。。【オオタカ家族編 END】


       「遠くの皆さ~ん、聞こえますか?それでは家族で一枚撮りますよ」
              「はい、チーズ!?」Img_5913weba8               



【画像はクリックすると大きくなります】

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »