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2013年6月

『夕暮れコアジサシ』

近くにコアジサシが営巣していても休日に撮りに行く時間がありませんでした。
それでも少しの時間が空くと様子を見に寄ってみるのですが、梅雨空では羽の白が全く映えません。

そして、もうこれ以上は待てないタイムリミットを迎えてしまいました。唯一撮影出来る日はバードカービングが終わった5時過ぎからの日没前のみ。
ラストチャンス、夕暮れコアジサシを撮りに寄り道しました。

先ずは荒れ地の同じフィールドに営巣しているコチドリ家族にご挨拶。

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何がタイムリミットかと言うと、2羽のコチドリの巣立ち雛が見られるのはこの日が最後と思われるからなのです。
ちょこちょこ歩き回って見え隠れ、これがなんとも可愛い!。

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コアジサシはコロニーを作っていたのですが、残り少なくなっていました。
青空が無いので、かなり遠いけれど田園の緑を背景に撮影することにしました。

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この日も親が雛に魚をあげていたのですが、気がつくのが遅くシャッターを切った時は渡し終わった後でした。

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ホバリングをする羽は夕陽を受けて次第にピンク色に染まってきました。

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短い時間、日没前の強い光は逆光の部分を金色に輝かせます。

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そしてシルエットに。

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。。。陽が沈みます。 やがて残光。

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あっという間のマジックアワーでした。



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『出会い頭のアカゲラ』

今週は毎日が雨。これは梅雨空が一休みした時の話です。

森を歩いていると道端の太い幹に黒い鳥影が止まりました。
思わず立ち止まると相手も幹の途中で動きを止めました。見るとアカゲラのお父さん。
突然の接近遭遇なので二人は?静止したままお互いに動けません。

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シャッターを一回切った後もお父さんは動く気配無し。何分か過ぎても動きません。
どうやら気配を消しているつもり? それにしては目立ちすぎ。

口には沢山の虫をくわえています。もしかしたらその幹の何処かに巣穴があって、動くと巣穴の位置がわかってしまうので動くに動けない状態?
ゆっくりと後退りしてみると、お父さんは安心したのか幹の葉影に消えていきました。

再びアカゲラが飛び去った後を見てみると巣穴を発見。
耳を済ませていると幹の中からザワザワと擦れあう音が聞こえてきました。やはり子育て中でした。

遠く道を挟んで距離を保ち、木陰にカメラをセットして待ってみると、雛達に餌を運んで着ました。

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直ぐにお母さんもやって来ました。

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雛達はかなり大きくなっていて食欲旺盛みたい。

手早く撮影をするとそっと離れました。それにしても突然の遭遇はどちらもびっくり、森とはいえ人の通りのある道の直ぐ脇には営巣しないで下さい。

・・・今頃は巣立ちも終わっている頃。 もう一度行って見たい森です。

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『神々の森へ』

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梅雨とは思えない真夏の様な日々。それでもテルテル坊主を車に付けて今年もバードカービングの仲間と神々の森へ一泊鳥見遠征に行ってきました。

見たい鳥は、今年は6月1、2日の二日間だけ姿を見せると早々と抜けてしまいました。
それでもいにしえの姿を残すこの森は野鳥のメッカ。行かずにはいられません。
深夜2時に出発して仲間をピックアップ、ひたすら高速を走ります。

(今回だけは五目撮り。主な登場鳥を一度に載せます。見飽きたら適度な所で途中下車してください)


オープニングは韋駄天キバシリ。その名の通り素早く走る様に木を登るので写すには先回りして待ちます。すると裏に回られてしまったり・・・

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キバシリとゴジュウカラは幹の左右でニアミス

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天辺を通り越して空まで走って行きそうな勢いでした。


アカゲラがあけた穴はゴジュウカラにはちょっと間口が広いみたいで、ペアは子育てをしながら家のリニューアル中でした。

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アカゲラはまだ巣穴を決めていないみたいでテリトリーの中を餌を求めて飛び回っています。

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森の中を歩いてみると・・・今年は鳥達の季節の歩みが1週間ほど遅く感じます。いつもならもう子育てが終わっているはずなのにまだ抱卵中だったり、今頃求愛活動をしていたり。


更に森を奥に入って行くと「ゲッゲッゲッ」と言う声が聞こえてきました。双眼鏡で確認してみるとこの森には珍しくアオゲラでした。
目で追っていくと近くの木の巣穴に入りました。

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巣穴の中からは雌が顔を出して素早く交代。
餌をくわえていない所をみるとどうやら抱卵中かも知れません。なのでそっと離れることにしました。


森の中で一番響く声の持ち主は・・・カッコウ。うーん、これでは胸の縞々が荒いのか細かいのか良くわからないぞ。

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YAさんが双眼鏡で谷間を見ている時、地上すれすれに開けられたアカゲラの巣穴の異常を見つけました。
穴から黄色が見えると言うのです。 ?。
それはアカゲラの穴を利用したキビタキの営巣でした。初めてお目にかかります。
しかし谷を隔てて距離はかなり遠く、肉眼ではわからないほど。

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雌が顔を見せました。中には雛がいるのでしょう。

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遠景のキビタキは緑の中にはまってきれい。このくらいの情景が好きです。


最後はクロツグミで終わりたい。出てくれそうなポイントで待つことにしました。
しかし約束した訳でも、出演料を払った訳でも無いのでなかなか簡単には現れてくれません。

近くではコサメビタキがお立ち台に上がってポーズを決めています。

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遥か遠くの細い枯木の先にニュウナイスズメが営巣しているのを見つけました。
雄が巣のある枯れ木の天辺で仁王立ち。 しかし余りにも遠くてピントが外れます。

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1時間ほど待っていると、すっかり緊張が解けて眠気が襲ってきました。
するとYAさんが指差しました!。
その先には待っていたクロツグミが至近距離に止まっていたのです。見つけてくれて感謝!。
澄みきったソプラノで鳴いてくれます。

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これで美味しいお蕎麦を食べに行けます。
「ちょっとぉ!私をお忘れではありませんか?」
負けじときれいな鳴き声が極近くから聞こえてきました。
杭の上で演歌を歌ってくれているのはミソッチでした。

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帰ろうとすると先々のお立ち台に回ってはサビを歌い続けます。
もうかなり撮らせてもらったので、独演会の途中ではありましたが、心引かれながらも席を立たせてもらいました。


この地の蕎麦の特徴は、生育する頃に霧に覆われて美味しさが増す霧下蕎麦。もてなしは馬蹄形に盛るボッチ盛りと地元産の辛味大根の薬味。
今回食べたお蕎麦屋さんはこれで11件目と12件目になりました。

Img_4586webgoku           「極楽坊」 天麩羅蕎麦と蕎麦団子

Dsc_0002webyama           「山一」 大ざる蕎麦と天麩羅盛り合わせ

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そうそう、帰る間際にいた「一羽のカモメ」を載せるのを忘れていました。

Img_5474web          1羽ではなく一輪、ひっそりと咲いていた「カモメラン」

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『月・日・星・ホイホイホイ・・・三光鳥探し』

今年もあの声が聞きたくて近隣の3ヶ所の森に探しに行きました。

サンコウチョウは年々見る事が難しくなってしまいました。 今まで見ていた森は水源地確保で入山が出来なくなったり、山林が伐採されて環境が変わってしまったりして。
今年は近くの森に居るとの情報もありません。

ならば探しに森へ行こう!
サンコウチョウが渡って来る場所は、近くに渓流があって餌となる虫が発生しやすい環境。そして鳥には最適、撮影には不向きな杉の鬱蒼と茂った薄暗い森です。

最初の森も次の森も最後の森も、遠くで小鳥たちが鳴いているだけ。混成林の中の細道を何往復して探しても薄暗い木立の中は静か。
「月、日、星、ホイホイホイ」のあの鳴き声は聞こえてきません。やはり近場の森にはもう居ないのでしょうか。

TV番組ではあきらめかけた最後に”その時!”があるのですが・・・現実は?

”その時!”

『ちょっと待った!』
「何ですか? 髭じい」 (これもダーウィンが・・・のパクリですぞ)
『そのフレーズは確か以前の記事でも使った様な?』
「いやぁ、気にしないで下さい。その時!は何度でもあるのですから」

ホイホイホイ!
遠くからあの特徴のある鳴き声が聞こえてきました。
目と耳を研ぎ澄ませていると、ヒラヒラと優雅に飛ぶ黒いシルエットが見えます。
じっとして木の幹に隠れているとかなり近くまでやって来てくれました。
三脚を固定する間も無くシャッターを押します。どぎまぎしてブレ増産。

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このサンコウチョウは尾羽が特別長くて綺麗!。
かなり遠くからでもカメラが横位置では尾羽がフレームアウト。
縦位置にしているとその間に飛んでしまい、構図を判断している暇がありません。

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出会いの時は一回が5秒ほどの瞬間。数回の出会いは夢のように過ぎて行きました。
きっとここに居るよ、と挨拶に来てくれたのでしょう。


最初に東南アジアから渡って来るのは雄、後からやってくる雌の到着を待ちます。
『約束の地』でめぐり合うために。。。

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突然ですが、ここで 
ドッカーン!・・・・・☆*:;;;;;;:*☆§@∬☆☆ё℃ф〆Ю☆☆・・・ 打ち上げ花火!

『祝 日本代表、ブラジルワールドカップ出場決定!』

地元では小さい時から「埼玉に川島あり」と言われていました。奇跡のスーパーセーブ。
日本をブラジルへ導いた男として語り継がれていくであろう本田のど真ん中PK。

おめでとう・・・しかし世界の頂点は更に先にある。負けられない戦いは続く、コンフェデレーションズカップ2013ブラジル。

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『こっちのコマドリ』

前々回行った所が『あっちのコマドリ』なら、今回行ったのは『こっちのコマドリ』。
走行距離400km、またまた夜明け前に家を出て探しに行きました。

緑のグラデーションのきれいな中、谷川沿いの山道を歩き始めると直ぐに向こう岸からコマドリの声が聞こえてきました。幸先良し!です。
でも餌を探しながら斜面を忙しく歩くのでなかなかいい背景には出てくれません。
・・・この山のコマドリは数個体居るので濃い予感がします。

ポイントを移動、登りきったところにカメラをセットして大岩の前で待つ事にしました。
しかし下の方であれほど聞こえたさえずりがさっぱり聞こえません。
でも尾根筋を回って必ずやって来るはず。

1時間ほど近く待ってもまだ姿はなし。
辺りを探していると始めに現れたのはミソサザイでした。きれいな声で鳴いてくれます。
美声に癒されていると、その声に誘われたのかコマドリが倒木の上に現れました。
段々と近づいてきます。

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ここでひと鳴き!とリクエストをすると『こっちのコマドリ』は谷間に響く美しい声で何度も鳴いてくれます。

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雌もやって来ました。こちらは巣作りの素材を探しているみたいです。

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一度姿を現すとあとはかなりの頻度で姿を見せてくれます。こちらが動かなければ2mほどに接近して足元を通り抜けます。

想いが通じて頻繁に鳴いてくれるのですが、求愛活動は終わっているので尾羽を広げて鳴くディスプレーはしてくれません。
また次回への持ち越しです。

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早起きをすると一日が長い。 コマドリとの出会いを楽しんだ後でもまだ午前中。
今度はまだ行った事の無い『そっちの森』へ向かう事にしました。。。

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