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2013年2月

『天空の集落 マチュピチュ!?』

夜明けと共に車を走らせて、まだ道に雪の残る山への遠征となりました。

湖からの上昇気流に乗って空高く舞い上がる猛禽を撮ろうと山頂へ。
途中の峠から見たものは・・・
双眼鏡の中に入ってきたのは鳥では無く、遠く対岸の山に埋もれるようにある集落らしき姿。

幾つもの峰を越えた奥、標高1000mを超える程の高所に小さな村があるなんて。
「天空の集落」? 日本のマチュピチュ?。
マチュピチュはインカに栄えた天空の都市、じゃぁあそこは?

Img_2834e1web          中腹にかすかに集落らしき、が見える。

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望遠レンズで撮って見ると、確かに「天空の集落」がありました。
うーん、どうやって暮らしているのだろう。
水道はあるのだろうか、学校は、TVは見えるのだろうか(考えが俗化しています)


峠で待っていた猛禽は『クマタカ』
全長約75cm、翼を広げると170cmにもなる日本では超大型の鷹で絶滅危惧種。
兎やキジなどを捕食する強い鷹の意味で昔から「クマタカ」と呼ばれてきました。
森の王者とも言われ、その名の通り手強く、なかなか姿を見せてはくれません。

待ちくたびれた頃、はるか彼方の空にポツリと猛禽の姿が現れました。
緊張の一瞬、遠いけれど確かにクマタカです。
ほとんど羽ばたきはせず、大きく幅広い翼で風を捉えていきます。

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真っ青な空の中、悠然と気流に乗ってスパイラルを描きながら高く舞い上がった後、山影に消えていきました。

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この日現れたのは遠くに一度だけ、その間数分間。 待ち時間は合計5時間。
マチュピチュもクマタカもまるで遥か彼方に見た蜃気楼のようでした・・・

今回は遠くて証拠写真程度でした。


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【追伸 と言うよりも幕が降りた後のアンコール】
えっ、誰もアンコールの拍手をしていない?

そんな長い時間、どうやって待っていたのかって?
おにぎりを食べながら、ひたすら空を見上げていました (≧∇≦)

そして、道の先でこんな鳥を見つけたので遊んでもらっていました。
ここにも雪の中に赤い鳥がいたのです。

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『偵察隊 緋連雀』

ハイイロチュウヒ、コミミズクとくれば『冬の渡り鳥・三羽烏』と言われている残りはヒレンジャク。
「三羽烏とは誰が勝手に決めたんじゃい!なんでカラスが出てくるんや?」と言う厳しい突っ込みもありますが。。。

マイフィールドにレンジャクがやって来て半月あまりが過ぎていきました。
一時は10羽を数えたのに最近では数羽が短い時間で来るだけの日々。
かと思うと40羽ほどの大群が来襲した日があったり、一度も姿の見えない日があったりで全くの気分屋なのです。

今年はいつもより早く飛来して来たのでヤドリギの実がまだ熟していないみたいです。
連休最後の日。この日もやって来たのは偵察要員のアカレンジャー2羽だけでした。

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Img_28962web3          うーん、何処から撮っても枝被りばかり。

どうやら群はどこか他で餌を食べ、ここには数羽が偵察隊としてヤドリギの実の熟す頃合いを見に通って来ているみたいです。
この日も実を食べる気配は全く無く、様子を伺うと直ぐに本隊に報告に帰りました。

「隊長、まだやつらの尻は青いです!」

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いまだ本隊、現れず。

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『イカルとコイカル』

都内の川沿い公園にイカルとコイカルの群れが飛来しているので車を走らせました。

北の地方に居た群が越冬のため南下して渡って来たのでしょう。
今日はイカルの雄が2羽、コイカルの雌が3羽、多くのシメの群れの中に混じって餌を探していました。

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Img_57772web57           イカル23cm と コイカル19cm

イカルの古名は「いかるが」。奈良の斑鳩に住む鳥、がそのいわれだと言う。
木の実をくちばしの中で回すようにして種を取り出して食べることから「マメマワシ」とも言われていたらしい。黄色く太いくちばしが特徴。
ここでは土の中の虫を探して食べていたのでくちばしは真っ黒。

コイカルの雌がやってきました。

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シメのくちばしが黄色いだけの鳥、なんていわないでください。
どう違うのかって?
下がシメの雄。群れは三種混合で20羽程が飛び交っていました。

Img_3108web          

時折強風が吹く中、コイカルがゆらゆらしながらも細い枝の先にしがみつき、咲き終わった残りの花びらを探して食べていました。
もう食べる物が少なくなっているのでしょうか。

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もう少しがんばれば、花の咲く春が来ます。


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『コミミズク 飛ぶ』

冬鳥が渡って来ると毎年必ず撮りに行く好きな鳥達がいる・・・
ハイイロチュウヒとくれば次はコミミズクを撮らねばならない。

と、言う訳で少し遠くのコミミポイントへ高速道路を走ってひとっ飛び、ふたっ飛び。
初めてのポイントには午後2時前到着。
さて、とおもむろに機材の準備をしていると、あれっ!、もう飛んでいるではありませんか!早っ。
急いで順光でも逆光でも撮れるポイントへ。昨日は草原にうずくまったままで一度も飛んでいなかったと言うのですから。

遮るものが無い広大な荒れ野、ここに3羽のコミミが飛来している。
しかし、何処までも平坦なので遠景に構造物が写り込んでしまう。
今度は被写界深度を浅くし、さらにコミミの飛行コースを読んで背景のシンプルな撮影ポイントでスタンバイ。

枯れ草色のグラデーションの中、一羽のコミミが背景が抜けた最高の所に止まってくれました。

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『飛びます、飛びます!』と言ったのは確かコント55号の二郎さんだったような(;゚∇゚)
(わっかるかなぁ~)
それでは今から 「飛びます 飛びます」

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鷲鷹などの猛禽類は直線的に飛ぶことが多いので飛行コースの予測はつくけれど、コミミの飛行は自由自在。急降下、Uターン、前後左右上下の何でもOK、全く先が読めません。
ので、カメラの焦点を外す事ばかり、突然ファインダーからも消える。
前回コミミを撮ったのは去年の「菜の花コミミ」の頃なので、感覚が戻らずボケ量産、悪戦苦闘。
あぁぁ、『なんでこう なるの!』

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コミミが飛ぶ時は羽が透けて見える逆光が似合っている。

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背景に遥か彼方の車や家が写りこんでしまうので撮影ポイントはかなり気を使う。
やっと遠景の開けた所を飛んでくれたので、広々とした原野を飛ぶコミミが撮れました。
逆光で空気感があって、このくらいが好きです。

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午後4時半、全てのコミミが全く動かなくなりました。もう狩をしてお腹いっぱいなのでしょうか。 今日は十分に飛んでくれました。

撮影に協力してくれた3羽は
素直に近くに止まってくれたり、何度も激しいバトルを挑発したり、ただひたすら遠くを飛んでいたり、の
『良い子 悪い子 普通の子』達でした。



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