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2012年11月

『それは、まっかな嘘?』

今日はあまりにもいい天気なので午後からちょっとだけの偵察に行くことにしました。
そこは家から車で30分ほどの所にある鳥友Yさんのマイフィールド。
この森にアカウソとウソのペアーが飛来していたという。

ここは鳥見の人の来ない、まだ知られていない貴重な森。
でも初めてなのでアカウソポイントが何処かは全くわかりません。

3時間ほど探鳥しても広い森の中ではそう簡単にお目当ての鳥は見つからず
帰ろうとした時、偶然にもYさんと出会いました。

急遽ポイントに案内してもらったのですが、い・ま・せ・ん。
もう抜けてしまったのでは・・・と話しながら森の出口付近まで来た時
Yさんの鳥アンテナが信号を受信したようでした。
「もう一度森の中に行こう」と言うのです。「えぇぇっ!」

今回は9kの機材を担いで何往復も
歩き回ったのでもうクタクタ。
飲料水も切らし喉は乾くし、お腹は減るし、きっと行ってもまた居ないのでは。
そう思いながら再びポイントに着くと、最後の元気も無くなり即座り込む始末。

しかし『その時!』はやってきました。
Yさんの「鳴いている!いた!」の声にオタオタ。

実は撮影の意欲なんてほとんど無く、当然用意も全くしておらず、三脚は短くスライドしたままなのですから。

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その距離7m、姿を見るとげんきんなものでエネルギーはとっくにエンプティーなのに何処からか湧き出てくるから不思議。

ウソのペアがつる草の実や葉を夢中で食べている。
食べる食べる、どの画像も口の中には実が詰まっているものばかり。

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こちらはアカウソ。ウソと行動を共にする3羽の群。負けずに食欲旺盛。

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Img_8388web9_2       満腹です。何か問題でもあります?と言っているような。

鋭い洞察力と勘と執念が働いて、Yさんの鳥運は絶好調。
おみそれいたしました。 そしてありがとうございました。
m(_ _)m



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『誰の卵?』

職場の隣の会社の知人から
「敷地内で鳥が巣作りをして卵を抱いていたのだけれど・・・」と話がありました。

都内でも比較的緑が多い所だけれど、こんな所で?。
草木が茂った一角のレッドロビンの植え込みの奥、
2階位の高さに営巣して抱卵中だったようです。

巣は直径20cm程で枯れ木だけで組んであるシンプルなもの。
中には長さ2.5cm、小指の先程の卵が2個並んでありました。

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過去形には訳があり・・・

まさか親鳥はその日が会社の「植栽剪定の日」だったとは思ってもみなかった事でしょう。植木屋さんによって全ての庭木は30cmほど刈り込まれてしまったのです。
後に残ったものは、丸見えになった巣の中の卵でした。

抱卵中は何かあると親鳥は巣を放棄してしまいます。
やはり再び抱卵することはありませんでした。

これからは刈り込みをしない樹木で子育てをするように親鳥に話をしましょう。
それにしても今頃卵を抱くとは。

君のお母さんはいったい誰?



【答えはどこかに。 クリックすると画像は大きくなります】

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『頂にアタック』

キクイタダキがやってきた。
マイフィールドには何年か毎、気まぐれに訪れてくれる。

体長10cm、体重わずか3g、日本で一番小さい鳥。
その名の通り黄色い菊の花びらを一枚頭上に載せた姿は愛嬌いっぱい、
長いまつげがあるように見える瞳は極かわいい。

ヨーロッパでは王冠を載せているので小さくても King of Bird と呼ばれている。

しかし多くの鳥の中でも撮影するのは難しい超F難度!。
動きは実に素早く、枝に止まるという事を知らない。

夏の富士山以来のイタダキにアタックする事にした。

シジュウカラの群れがやってきた。ここではカラ類との混群で来る。
その中から小さな逆三角形で尾羽の短いシルエットを瞬時に探し出す。
20羽程の群れの中に2~3羽が混じっているはず。

赤い実の傍にやって来てくれました。

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Img_7503end           どう見てもまつげがあると思えるのです ゙;`(゚∀゚)`;:゙

今回はカラ類に先導されて来るので、キクイタペースでは無く一段と素早い木渡りを繰り返す。 一秒たりとも留まってはくれない。

しかも飛び交う枝は大半が高く、空抜けか枝被りで絵にはならない。
背景が良く全身の見える所にカメラを移動すると相手は木を越えてしまう。

Img_7473en3web3_3           木の葉の中に 黄色い葉っぱが一枚づつ。

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Img_7873en3we5_3                 頂きの黄色は季節の花びら。オレンジ色が無いのでこのこは年頃の乙女。

1点中央焦点と言えども少しでも枝を被るとオートフォーカスははじかれる。マニュアルフォーカスでは間に合わない。

鳥待ち時間は1時間毎。その間の撮影時間は1~2分。
効率は最悪だけれど、ただひたすら周回して来るのを待つ。

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Img_7903web7          公園は秋色に染まり始めました。こんな遠景も好きです。

撮り終わって画面の確認をするたびに、意に添わず 出てくるのはため息ばかり。
写したカットのほとんどがゴミ箱行きとあいなりました。

キクイタダキ様、さすがに King
イメージしていた画像はなかなか撮れず。
「参りました! 修行して出直してきます。 m(_ _)m 」


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『イエロー・モヒカン』

鳥を見に行く時は過去のシーズンデーターや直近の鳥情報から、何の鳥を何処に見に行くかをあらかじめ決めてから出かける。

でも今年の秋は、その森では今まで見かけなかった鳥や、数年ぶりに姿を見せてくれた鳥達との偶然の出会いが多い。

すっかり草に覆われてしまった小径を歩いているとブッシュの中から「チッ、チッ、チッ」と短い地鳴きが聞こえてきた。 目を凝らすと頭の黄色が見え隠れしている。

黄色と茶色のモヒカン刈り冠羽、ミヤマホオジロだ。
ビジュアル系冬鳥のミヤマホオジロはかなりの人気者。
この森で会うとはびっくり!。

辺りには誰も居ない独り占め!
隈取と冠羽を立てた伊達男、かっこ良く撮ってよとポーズ。
見返りで左の皆様も、

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真ん中の皆様も

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右の皆様にも、ずずずいーーーっとご挨拶。 「あれっ」
だから独りしか居ないって!。 

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Img_72502web           どうだ、決めてやったぜ 「小さくても ワイルドだぜ!」

しばらくすると地面に降りて餌探し。
カメラを構えながら達磨さんが転んだ方式でゆっくりと近づいて行く。
距離は縮まっても餌探しに夢中であまり警戒はしていないみたいだ。

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もう少し背景の良い所を!とリクエストすると、グリーン一色の草地にとまってくれた。

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最後は3m程の至近距離、頭上の枝にやってきた。
「ちょっと、ミヤマさん。近ければサービスというものでもないのです。
望遠レンズの至近焦点距離は4m。フォーカスが合いません」
仕方無しにカメラを担いで後ずさり。

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思わぬ所で出会った天然物・ミヤマホオジロ。
今年の冬鳥は豊作みたいです。。。



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『かごの鳥 エピソード2』

「前々回のあらすじ」
ルークとR2-D2はダース・ベイダーによって檻に閉じ込められたレイア姫の救出に向かったが、檻は頑強で脱出は困難を極めた。
姫危うし!。

Img_0114web_2          かごの鳥・知恵の輪。ここから私を連れ出して大作戦。

そして 【かごの鳥 エピソード2】

「交響曲第九・歓喜に寄する歌の大合唱の中、ただいま勇者が帰還いたしました!
右肩には無事救出したレイア姫を乗せ、左手には高々と難攻不落の檻をかかげてゆっくりとレッドカーペットの上を歩いてきます。
レイア姫も元気に手を振って大観衆に応えています」

Img_0204web1_2          檻から脱出成功!。 手を振って喜ぶレイア姫ヽ(´▽`)/

Img_0207web3           こんな喜び方も披露!

「放送席、放送席、ヒーローインタビューです。
ダース・ベイダーとは壮絶な戦いでしたね」
『思えば苦節2週間。夜な夜な睡眠時間を削って戦い続けた日々でした』

「1時間で簡単に解けたと言う人もいますが」
『イエローカード! (*`∧´)』

「何か攻略のヒントを」
『3つの手順を見つける事が最短距離。 R2-D2がこのキーワードを見つけました』

「何回もトライしたので木が磨り減って抜け出しやすくなったと言う説や、
長い時間のためにレイア姫がやせ細って檻から出られたと言う噂もありますが」
『レッドカード、 退場っ!』

Img_0209web4_2              こんなにも舞い上がって、レイア姫も喜んでいます。

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Img_0242web5         『ありがとう、R2-D2!』  「パピポピパピ лиё$#Эбヾ」


「レイア姫と勇者ルーク、歓喜の抱擁!。そして何か話をしています、愛の告白でしょうか?」

『姫、実はお願いがあります。他にも救出作戦を体験したいと願い出ている者がおります。そこで、もう一度、檻の中にお戻りくださいませ』
『ええぇ~っ、うそぅ 信じられなぁ~い。 やだぁ~あたしぃ、何でまた戻んのよぅ!』

こうして姫はまたとらわれの身となったのでございます。

END。

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