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2012年1月

『ホバ ホバ 翡翠』

鳥撮りの原点は、何と言っても「翡翠」。 
翡翠に始まって翡翠に終わる。

魅力にはまると「翡翠病」に冒されることになる。
症状は自転車のブレーキ音が翡翠の鳴き声に聞こえて、ついあたりを見回してしまう。

川面をすれすれに飛ぶその姿はまさに青の弾丸。
ターコイズブルーの美しさは、あのラピスラジェリーを絵具にもちいて「青」を描いた画家フェルメールでさえ脱帽(多分)、のはず。

そして何と言っても魅力は「ホバリング」
空中に羽ばたいて留まり、ヘリコプターの様に停止飛行を続ける。
羽は動かしても顔は一点を見つめて動かず獲物の小魚を探す。その間5~6秒。

この状態から垂直にも水平にも飛行が可能で、狙いをつけると一直線に水中へダイビング。 だから翡翠撮影はやめられない。

天気のいい休日、翡翠のホバリングを撮りに出かけた。
ゆっくりと流れる小川に着くと、早速期待に応えて葦の先に止まってスタンバイ。
今日の主役は 一段と青が美しいイケメンの彼。
待っていたかの様にお披露目をしてくれた。

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それではじっくりと「ホバリングの連続技」をご覧ください。
先ずは真横からのホバ。
翼を水平から徐々に上げていく。

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そして頂点からしなやかに下へ・・・

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翡翠の美しさを表現するとすれば、やはり斜め後ろから背中の鮮やかな水色を見せる「後ろホバ」

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          この姿が一番美しい瞬間だ。

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そして ダイブ!

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アンコールは、川面を背景にブルーホバリングを見せてくれた。

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・・・捕った魚は? と言えば
エネルギーの消耗の割にはあまりにも小さな魚・・・(^^)

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          お疲れ様でした。


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『ブラ コミミ』

午後3時半、あまりにも天気が良いのでぶらっとご近所のコミミズクにご挨拶をしに行ってみた。
車で15分ほど、フィールドに着いてみると車を止める隙も無いほどのカメラマンが・・・

有名になりすぎたなぁ・・・
でもそこは地元、回り道をして誰も居ない場所から今日は順光狙いで撮影する事にした。

人出にコミミも驚いたのか、今までの飛行経路とは違うところを飛ぶ。
うーん、他にも止まるところはあるのに、ご挨拶で止まってくれたのは金網の上(>0<)
それでは先ずは飛び出しシーンを。

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やっと人込みから離れた待ち合わせの場所にコミミがやってきてくれた。

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コミミを撮る時は追わないでじっとしていればコミミの方から近寄って来てくれる。
時にはファインダーからはみ出してしまうくらいまでの接近遭遇。

冬の柔らかな枯れ草の上を夕日を浴びながら低空で飛ぶコミミは見入ってしまうほど美しい。

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ぶらりとコミミ、陽が沈むまでの30分間の出会いでした。


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ご挨拶といえば一月二日、大宮氷川神社に初詣に行った。
ここは三が日に200万人以上の人がお参りに来る武蔵の国氷川神社の総本山・武蔵一宮。そして最近では何故かパワースポットとしても有名になっている。

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Img_5304web2           (個人情報保護の為、人物は暗くしてあります)

そこで引いた「おみくじ」は『第四十五番 運勢 吉平』。
ここのおみくじは特殊で「吉平」が何を表しているのか全くわからないが(;゚∇゚)
画像の通り全てに「よし」「よろし」ばかり!。

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・・・何かいい事、あるだろうか。

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『ハイイロチュウヒ 飛ぶ』

夕方、広大な葦原の中でハイイロチュウヒの「塒(ねぐら)入り」を待つ。
ハイイロチュウヒは毎年会いたい鳥のひとつ。越冬のためシベリアから飛来するが数は少ない。

雄は全長45cm、翼を広げると120cmほどで、その名の通り全身が灰色。
羽の先端の初列風切6枚は黒く、飛ぶ姿は冬鳥の王者と呼ぶにふさわしい精悍さと美しさを備えている。

双眼鏡で辺りを探すが姿はまだ見えない、そして寒い!。
陽が沈みかける頃、やっと北の空からハイイロチュウヒが帰ってきた。
はるか遠い空、青いグラデーションの山並みを背景に雄が2羽、雌が1羽舞っている。
わずかに残る光に雄の羽が白く輝く。

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Img_4560bweb            左は雄、右は雌

旋回を繰り返してばかりでなかなか近くにはやってこない。
日没は迫る。 それでもひたすら塒まで来るのを待つ。
シャッターを切るために右手だけは手袋をはめてポケットに入れ暖めておく。

ついに日没が来た。
雲が多くて今度ばかりはマジックアワーにはならない。

やっと頭上近くに来て先回を始めてくれた。
この辺りに来るという読みは当たったが、カメラを構えた場所が悪い。
思っていたフィールドの反対側を接近して飛ぶ。
シャッターを切るがその位置ではシルエットにしかならない。

急いで機材をしまい込むと車に飛び乗った。
300m程先のフィールドの反対側に移動。距離は遠くなるが逆光は避けられる。

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悠然と飛ぶ姿は美しく、しばし見入っていた。
強風に流されて思ったよりも早く、ファインダーで捕らえ続けるのが厳しい。

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ハイイロチュウヒは段々と高度を下げて葦原をかすめる様に旋回し始めた。
去年は野焼きをしなかったので葦が高く伸びているため姿が見え隠れする。
いつ塒に下りてもいい頃。

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[撮影はもういいかな?」とでも言いたげにチラッとこちらを見た。ような・・・
ISOを変えても絞りを変えてもスローシャッターでしか切れなくなってきた。
撮影の限界。
低空飛行を続けた後、葦原の中の塒に着地したみたいで、いつしか姿を消した。

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この冬のファーストコンタクト・・・
しばらくはハイイロチュウヒに会いに通うことになりそうだ。


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『マジックアワーを飛ぶコミミ』

2012年 元旦

明けましておめでとうございます。
  今年が穏やかで明るい希望の一年になりますように・・・

新しい年の初荷は「地元直送」のコミミズクをお持ちいたしました。

三谷幸喜の映画の題名「マジックアワー」とは、日没後、数十分程の薄明の時間帯。
陽は沈んだばかり、辺りはまだ残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間。
一日の中で自然の情景を美しく映し出すことが出来るといわれ、金色に輝いて見える事からゴールデンアワーとも呼ばれている。

そんなマジックアワーの中をコミミが飛ぶ。

お正月と言えば「イチ富士 二コミミ サンセット」(^^)
遥か富士山を背景にコミミが舞い始めた。

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田園もコミミもゴールデンカラーに光る。

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飛び始めてから撮影限界時間まで30分。
この間、コミミは何回かトライしても餌のハタネズミを捕まえる事は出来ない。
・・・いつまで居てくれるのだろうか。

わずかな出演だったけれど、今年も大好きなコミミがはるばる渡って来てくれました。


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穏やかな年に・・・と願ったのに、ブログを書いている途中、震度4の地震が関東直撃!
元旦から動揺。

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