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2011年8月

『天空の水場 ☆星鴉』

前回、「2227m 天空の水場」に行った時に忘れ物をした「画像」を撮るため再チャレンジをする事にした。
目的の鳥は朝の6時半までに姿を見せたと言うので今回は「根性を入れて」超早起き、夜明け前の3時に出発した。

山麓からお山の中腹まで続くハイウェイを登って行く頃は小雨模様、天気予報では確か晴れのち曇りのはず。

連続したカーブの中、コーナーを曲がり切った時に突然目の前に子連れの鹿が現れた。車すれすれのニアミス通過、振り返ると驚いた様子も無く可愛い瞳でこちらを追う。
次のコーナーを曲がった道端にも2頭の鹿を見つける。

かなり高度を上げ中腹まで差しかかった頃に出会ったものにもびっくり。
それは雲海の上から始まった半円形の大きな虹だった!

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虹の外側に、薄くもうひとつの半円形を持つ二重の虹だ。
そのあまりの美しさに先に進む事を忘れてしばし見とれていた。
何か幸先の良い予感・・・

「天空の水場」に着いたのは6時前で肌寒いくらい。
先客は一人。
露出補正をしてカメラのセッティングもOK。ここまでは予定通り、後は現れてくれるはずの「星鴉」待つばかり。

6時、6時半、7時、7時半、刻々と約束の時間は過ぎていくのに(別に星鴉と約束した訳では無いが)現れてくれない。

椅子に座っていると急に眠気が襲ってきた、かなり強烈なやつだ。
起きていなくては・・・と思いながらも完全に寝てしまっていた zzzzzz

どれくらい経っただろうか、「星鴉が来た!」の声にハッと眼が覚めると、寝ぼけ眼でカメラを構えた。
目の前の松の木の天辺に止まっているが仰角70度ほどでレンズを向けるのが厳しい!。
寝転ぶ様な姿勢で三脚の雲台を最大限に傾ける。
しかも曇りの空抜けで条件は良くない。露出補正を調節する間も無い。

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星鴉はキョロキョロと辺りを見回しているだけ、何か偵察に来たみたいだ。
シャッターを切り続ける。。。
木を移ってしばらくは留まっていたが、結局 水場に降りる事は無くそのまま飛び去って行った。

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この日、朝は一度だけの顔見世公演。

次の☆の出番を待っていると、これまた前回は姿を見せなかった青い鳥がやってきた。
雄のルリビタキだ (前回出てくれたのは雌)
溶岩のお立ち台の上で様子を伺うと降りてきて水浴びを始める。
水場と言っても直径3mほどの小さな池が2段になっているだけの水溜りのようなもの。
一面が溶岩台地なので水は直ぐに地中に沁み込んでしまう、だからここは人が近くに居ても野鳥達にとっては貴重な水場なのだ。

この時期、青の色は薄いがクリクリ瞳がなんとも可愛い。

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「12時まで待っているとまた星鴉はやって来るよ、頼んでおいたから。待っていた方がいいよ」と言う隣人の声に笑って応えながら、麓の湖のそばにあるもうひとつの「避暑地の水場」に向う事にした。。。


【星鴉】
体長35cmほどでカラスより小さい。全身は黒褐色に覆われ翼と尾は青光沢の黒色。
羽にある多数の白い斑点が星空の様に見える事から「ホシガラス」と名付けられた。
(何とも素敵な名前をもらったものだ)
山岳の針葉樹林に生息しハイマツなどの松の種を食べる。
何度でも撮りたくなる不思議な魅力を持つ野鳥のひとつ。


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体内時計

地元のカワセミはどうしているだろうか
ふらっと立ち寄ったのは猛暑が少しだけ弱くなった夕方の5時頃。

もう居ないだろうと思いながらも三脚をセットしていると、
犬の散歩をしているおじいさんが話しかけてきた。

『昨日も、その前も最後に来たのは5時半だったから、あと15分で来るよ』
その場は笑って頷いてはみたが・・・

『あと2、3分だね』  「?」
『もう そこまで来ているよ』  「??」
『来るよ、カメラ構えていたほうがいいよ』  「???」

(≧∇≦)半信半疑。いや、ほとんど冗談だと思っていた。

すると、5時半を回った時に本当にカワセミはやってきた!

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西日を浴びて現れたのは今年の5月に産まれた雄の若。
胸のオレンジ色も濃くなり、いっちょ前のカワセミになっていた。
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水中にダイブ! でも岩の向こう側に飛び込んだので撮る事は出来ない。
「とったぞー どうだ!」とばかりに突き上げてポーズ。
魚も上手く捕れるようだ。
その場で夕食をたいらげると、いそいそと立ち去っていった。


親も時差で近くのもうひとつの池にやってきた。
まだ縄張りは完全に譲ってはいないらしい。
かなりのニアミス。

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こちらは夕ご飯を捕るとくわえたまま飛んで行ってしまった。

カワセミの体内時計、恐るべし。
犬と散歩のおじいさんも侮れない。
おみそれいたしやした!


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『B級グルメ ゼリーフライ』

城を攻めるのは豊臣方、石田三成 23000人。籠城するは成田長親 その兵力わずか2000人。
攻めても城は落ちない。水攻め、兵糧攻めでも落ちなかった。
豊臣秀吉の全国制覇の中で唯一落とせなかった城が行田の忍城(おしじょう)。
ならば籠城するはさぞ名将かと言うとそうでもないらしい。
領民からは「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれていたと言う。Img_3303web1_2
           忍城三階櫓
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詳しくは小説「のぼうの城」か、秋公開の映画をどうぞ。

そんな訳で今回は、も、?鳥の話ではなく、
ちょっと前のある日の「B級グルメを食した話」

忍城のある埼玉県行田市に『ゼリーフライ』を食べに行った。
行田出身の友達から聞いてはいたが地元で食べるのは初めて。

ゼリーフライを出すお店は市内に十数件あるが、ここでは「なんとなく店やっています」みたいな感じのお店が多い。
そんな中でもいろいろと調査研究の結果(ほんとかよ) 忍城の側にあるお店「かねつき堂」をチョイス。

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           忍城十万石の鐘楼が「かねつき堂」のランドマーク
           右に暖簾のかかった入り口が見える。

ゼリーフライとはジャガイモに沢山のオカラとねぎ・にんじんを細かく切って入れ、素揚げした衣の無いコロッケのような物と思うのが一番近いイメージ。
(けして ゼリーを揚げたものではありません。えっ、そんなこと誰も思わないって?
いやぁ、もう一人ぐらいいるかと思って) 

明治時代に中国の野菜饅頭からアレンジされたものらしい。
名前の由来は形が小判に似ている事から「銭冨来」と呼ばれていたものが変化したのだという。
植物繊維が豊富なヘルシーさが売り。

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店内は昼前だと言うのに満席。地元のお馴染みさんも観光客もゼリーフライやフライを次々と注文。

ゼリーフライとフライ(行田フライ)は別物。フライはお好み焼きのようなもので、フライ(冨来)と言っても鉄板で焼く。元々は農家で手軽に作るおやつの様な物だったとか。
間に焼きソバなどを挟んだ色々なバリュエーションがありボリュームもある。通は醤油で食べるらしい。

他のお客さんが食べているボリュームに圧倒されて、結局注文したのは「ゼリーフライ」「手作りお稲荷」「トコロテン」。

ゼリーフライは出来立ての熱々をバクバクして食べる。
外はサクッとして中はモチモチッとした食感、何となく子供の頃に屋台で食べたような懐かしい素朴な味わいがしたおいしい一品だった!。


その日の朝は同じ市内にある古代蓮を見に行っていた。
造成工事の時に偶然3000年の眠りから覚めて地中から発芽した古代蓮。
見事に盛りを迎えていた。
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真夏の暑いある日 見所満載の行田めぐり。。。


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