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2011年3月

『小さな家』

今日、昼休みに都心の公園を散歩していたら、青空の中 こぶしの白い花がひときわ綺麗に映えていました。その中に桜の花も見つけました。
そしてなにやら小鳥の影が集団で・・・良く見るとヤマガラ達でした。

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♪ もしも私が 家を建てたなら 小さな家を 建てたでしょう
  緑の屋根と 小さな窓 窓の外には白いテラスがあるのよ
  部屋には柔らかなじゅうたん敷きつめ 楽しく笑って 暮らす・・・
  それが私の夢だったの それなのにあの家は今どこに
  (途中から歌詞が大幅に乱れております あしからず)

もう何年前になるだろうか、八ヶ岳山麓にワンルームの小さな家を建てました。
しかし その年の秋、八ヶ岳一帯を大型台風が直撃したのです。
そして・・・その小さな家は無残にも崩壊したと言う知らせが舞い込んで来ました。
「×××・・・」

知人のT先生の別荘が八ヶ岳にあり、庭の白樺の太い幹にバードハウスを作って掛けました。ヤマガラなどのカラ類の野鳥が営巣してくれればと思い。
その年は時期的に巣作りの季節は過ぎており、次の年の春に営巣することを期待していました。
でも営巣より先に台風の洗礼を受け、僕の作ったバードハウスは無残な姿になってしまったのです。

残骸を引き取りに行ってみると、屋根は幾片にも割れていました。裏側の壁面は暴風雨の衝撃で外れてしまい、そして落下。
屋根を兆番で開く様にした所から強風にあおられ 兆番ごとむしり取られてしまった跡がその時の凄さを物語っていました。

気持の中では早く作り直さなくては・・・と言う思いがあったのですが、なかなか復興が進まないまま日にちだけが過ぎていきました。
。。。結果 それは数年に及ぶ事になってしまったのです。

もう忘れてしまった頃だと思うのですが、やっと再建できました。

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              緑の屋根 丸い小さな窓 外には白い小枝のテラス

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             小鳥がもうやって来てくれました。 キクイタダキみたいです
             なんてね。
             レリーフは『森へ行こう』のシンボルマーク 3本の樹。

大震災の影響でガソリンが入手困難ですが、入りましたらバージョンアップしたNEWバードハウスをお届けに参ります。

♪ もしも私が 家を建てたなら 小さな家を 建てたでしょう
   大きな窓と 小さなドアと 部屋には古い暖炉があるのよ
   真っ赤なバラと 白いパンジー・・・
  (小坂明子 「あなた」 うーん、もう知っている人は少ないかも)


【・・・今まで 被災された人たちを思うと鳥見に行く気分にはなれませんでした。
   4月に入ったら、再開しようかと思っています】

 

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「いきものがかり」と「スーパームーン」

さっき、2回目の夜の計画停電が終わりました!。

うちでは手回しラジオとペットボトルの飲料水の用意はあっても、長期的な停電に対しての備えは全くありませんでした(。>0<。)
のんびり屋?いやいや単に気が付く事や行動が遅いだけです。
計画停電になると聞いて乾電池を買いに行った時にはすでに遅く、どこも品切れ。
おまけにガソリンもエンプティー状態のまま・・・。

懐中電灯で用意してあったのは小型電灯1本だけ。
(普段の危機管理が出来ていません)
そこで急遽、家中の「光りもの」達に非常事態・緊急招集令状を発したのです。
「いざ鎌倉!」 クローゼットの中や引き出しの奥から、ぞろぞろと馳せ参じたつわものどもはと言うと・・・ 

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画面下に大きく陣取っている者は、ディズニーランドで買った「アクリル製の光るウチワ」
うーん、気持ちはわかるが・・・お前が来てもなぁ・・・まぁ、玄関の足元を照らす役割を命じよう。
画面を時計回りに紹介すると
X-JAPANのコンサートで使ったLEDスティックライト、青い光りがきれい。
   君には夜間外出係りを任命。
備えてあった唯一元気な小型懐中電灯。
   『いきものがかり』を命ずる。 
車に備えてあった大型懐中電灯!。これは普通の懐中電灯式にも蛍光灯式にも切り替えが出来る優れもの。
   夕食作り現場担当。 本来は彼が隊長なのだが、ちょっと寿命が心配。
もうかなり前、キャンプで使ったヘッド式ライト。まだ明かりがつきました。
   回転するので台所に固定して厨房係。
寝る前に枕元で本を読むときに使っている乾電池式スタンド。
   テーブル上にて食卓係り。
取り付け式の自転車用LEDライト。これが一番明るい!
   偵察用捜索係りを任命。
最後に中央に位置するのは、クリスマスに飾った「スノーマン」のロウソク。
   君は癒し係、そして我が家の隊長です。どうか溶けないでいてほしい!。

以上が停電に使えた我が家の「いきものがかり・7人の侍+1」でした。
あっ、それからもう一人の大型侍もはせ参じたのですが。キャンプに使ったガスボンベ式照明。でも君は最終決戦の時のコンロに使わせてもらおう。

1日3時間ほどの停電ならばこれでしのげました。探せば何とかなるのもです。

先週の土曜日は1回目の夜間停電の日。
駅を降りるとすでに街は真っ暗闇。
ふと空を見上げれば忘れていた星たち、澄み切った夜空にはオリオンがきれい。
そしてこの日は「スーパー・ムーン」と特別に呼ばれていた満月の夜でした!。
地球から月までの距離は平均38万4000kmですが、3月19日の夜は35万6000kmまで接近しました。そう言われてもなぁ、近いのか遠いのか?微妙な数字。
普段の月より14%大きく見えて、明るさは30%増の大サービスデー。

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地球と楕円に回る月の距離が19年ぶりに最接近したために『スーパームーン』(最高の満月大接近)と呼ばれていたのです。
それに停電でしたから一段と冴え渡り、思わず遠吠えがしたくなる夜でした。
ウォゥ~~~

鳥の話はどうしたのかって?
13日(日曜)はワシタカ類のハイイロチュウヒを見に最後のプチ遠征に行くはずでした。
でも 3.11が起こってそれどころではありませんでしたから。
そして今はもう冬鳥と夏鳥の狭間。
ガソリンも無いので20日のカービング教室は休みにしました。
ので、自宅で以前から依頼されていた「コマドリ」カービングをスタート。
ジェルトン(南洋材)の角材を削ってこの日は荒削りまで。納期は5月半ば 急がねば・・・

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思うこと・Ⅲ

「被災された人達に勇気を与えるため」と言う美名のもとにセリーグが開幕を強行する。
世論に押されて多少の延期はしたが、変わりはない。

被災地に今必要なのは「勇気」ではなく、切実に「生きるための・もの」なのだ。
医薬品であり、食料であり、水であり、ライフラインの復興、そして暖かい思いやりのある避難場所。
元気になってもらう「勇気」は被災地の人達が命の危機的状況から脱した時。

災害地救援の「もの」を作るためにも産業界には稼動する電力が、今必要なのだ。
東北の被災地で避難所にいる人の中からも亡くなる人が出てきている。
埼玉の人工透析用ボンベを作る企業では停電で生産が減少していると言う。

福島県に東京電力の原発がある理由は関東の首都圏に電力を供給するためだった。
その福島が今あえいでいる。
関東周辺での計画停電ではみんなが被災地を思って協力し、更なる節電もしている。
寒さの厳しい東北でさえも計画停電が始まろうとしている。
そんな時に東京ドームでどれだけ膨大な電力を使う気なのだろう。
ドームのある都心部には計画停電は無い。

読売巨人軍球団会長、あなたには被災地からの声が聞こえていない。

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思うこと・Ⅱ

原子炉格納容器損傷

制御出来ない巨大な怪物、殺すことも順応させることも出来ない。
目に見えない悪魔の触手が広がると、代わりに命が消えていく。

スリーマイル島、チェルノブイリと地球規模の危機的原発事故があったのに教訓にはならなかった・・・福島第一原発は最大の危機。
今や日本だけの問題ではない。連鎖的原子炉崩壊は原発事故史上類を見ない深刻な事態、世界中が今 固唾を呑んで日本を凝視している。

命に代償はない、東電の言う「五重の障壁の安全」ではなく十重二十重でもしなくてはならないのに。日本の原子力発電所の安全性とはそんな程度のものだったのか。
東電の記者会見で笑いを見せていた担当者、そしてまるで他人事のような報告に怒りと疑問がこみ上げてくる。
記者会見の裏には隠された事態が進行しているのではないだろうかと。
日本の技術で制御できなければ、一刻も早く世界中から原子炉専門家の援助を受けるべきだったのだ。危機管理意識があまりにも無さ過ぎる。
やがて人も大地も水も汚染されていく。

そして原発事故の修復に第一線であたっている人達の安全はどうなっているのだろうか。
かって東海村JCO再生処理工場での事故、高濃縮ウラン溶液を何と「バケツ」に入れて沈殿槽に移していた。そして核分裂反応の教育を何も受けていない下請け作業者が被曝して亡くなった。。。
今、現場に留まり命がけで戦っている作業メンバーの人達を祈るような気持ちで心から応援したい。

電力が足りなければ、国民全員が少ない電気をシェアーして「不自由」を選択するほうがいい。
命の代償に得るものなら「便利さ」はいらない。

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『春には緋が似合う』

思うこと・・・
東北関東大地震、被災にあわれた方に謹んでお見舞い申し上げます。
そして亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。

怖かった!、激しい揺れにうずくまりながらひたすら揺れが止んでほしいと祈っていた。
TVから流れる画像は悪夢を見ている様で現実が想像を遥かに越えていた。

その日、首都圏の交通はダウンして家には帰れない。職場に泊まる事にしたが家に連絡も取れないまま机にうつぶせになって朝を迎えた。

TVでは各社の報道ヘリが被災地上空を飛び回っている。レポーターが言う「学校のグラウンドにSOSの文字が見えます」「あちらには・・・」
何か違う、災害の報告を優先するのではなく、SOSが見えたのなら着陸してSOSの内容が何なのかを最優先すべきなのに。

福島第一原発事故、東日本の原発11基のうち安定して冷温停止をしたのはたった3基のみだと言う。恐ろしさの幕開けにならなければいいが。
そして避難する様にと言うが、避難する時にどうすれば体に影響無く避難できるのかを政府も報道も知らせてはくれない。。。

明日の朝から計画停電、僕の住む市は全ての時間帯ゾーンに重複しており、さっぱりわからない?
いったいどうしたらいいのさ。

こんな時に鳥見をする気分にはなれないので、これは先週の画像です。

『春には緋が似合う』
マイフィールドの秋ヶ瀬の森に年明け早々に飛来して以来の「ヒレンジャク到着!」と思いきや、この日はたった2羽だけでした。

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「絶景かな絶景かな 春の眺めは値千金とは ちいせいちいせい。雪の黄連雀に先を越されはしたが。。。どん尻に控えしは、秋ヶ瀬に飛来するのが連雀の王道。その名も高き緋連雀・・・」
いえいえ口上は言わないのです。こう見えても女の子ですから。

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         迷路の様なヤドリギの中、好物の実をひたすらついばんでいる。
         「みんな、私のこと太めな緋連雀だと言うのよねぇ」

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今年はレンジャクの当たり年のはず、近くの公園には数十羽の群れが来ていると言うのに。
レンジャク御一行様、秋ヶ瀬のヤドリギの実はたわわに実っています、竜のヒゲの実も御用意しております。

・・・マイフィールド、大群いまだ到着せず。

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江戸前の銀の鳥

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対岸に見えるシンデレラ城のある王国に住むネズミ君も人気があるけれど、手前の臨海公園に飛来してきたこの鳥も連日多くのギャラリーを引き連れて人気では負けていない。
関東に「ギンムクドリ」がやってきたのは二十数年ぶりとか。
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でも僕は珍鳥ハンターではないし、たった一羽の鳥にカメラマンやバーダーが100人以上も見に来ていると聞くと人混みに二の足を踏んでしまう。最近は鳥見のマナーを知らない人も多く、いろいろな所でトラブルもあると聞いているし。
それにカービング優先だったので話だけ聞いて見送っていました。

やっとカービングを搬入した日、もうピークも過ぎて人もいないだろうとお昼近くの重役出勤でギンムクドリを見に行くことにしました(おいおい、やはり見るのかよ!との声も)
ので、これはちょっと前の在庫です。

東京湾と言えば江戸前寿司、と言えば銀ネタ、これは一度味わってみなくては・・・。
この日は珍しく初夏のような暑い日。ギンムクドリは他のムクドリやヒヨドリの群れの中に一羽だけいました。
中国東南部で繁殖し冬は東南アジアに渡る旅鳥で沖縄の南西諸島では見られるが関東には飛来するのはごく稀の珍鳥。
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     スズメと普通のムクドリとギンムクドリの三種混合で仲良く餌を・・・と思いきや

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その名の通り、銀色の上半身と風切羽の藍色が光に輝いています。
でも彼はたった一羽なのに気が強い。餌を採る時も他のムクドリを寄せ付けない、水浴びをしようものなら淡水池に入る鳥達を蹴散らす、ちょっと鼻っ柱の強い孤高のギンムク君。
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      ギンムクドリを横目で見ながら、おそるおそる水場に入るムクドリ(右)
      この後見事にキックを食らって追い出されました。

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やさしい顔も撮らないと。。。やわらかい陽が当たると羽の色が出ます。
リクエストをすると一瞬だけお立ち台の上でポーズをとってくれました。
肩羽の銀色と藍色系の微妙な色違いが輝いて美しい!
これが同じムクドリ科とは・・・人気の秘密がわかります。

あまりの暑さにソフトクリームを食べたくなったので、ちょっとだけギンムクを味わって帰ることに。
たかがムクドリ、されど江戸前のギンムクドリ!  でした。

【再度、カービング展 開催中のご案内】

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