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2011年2月

雨にも負けず、雪にも負けず。

昨日のTVの天気予報では今日の関東地方は10cm程度の雪が積もる寒い一日になると言っていた。 雪、それでは行かねば成るまい!。
ヤマセミカービングの追い込みの時期なので今週は断鳥のはずだった。しかし、近くの自然観察公園にキレンジャク(黄連雀)が来ている、しかも休みの日に雪景色のキレンジャクが撮れる事はめったに無い。そういう理由をつけて断鳥?の思いで午前中だけの鳥見に行く事に。

早朝、一面の銀世界をイメージして窓を開けてみると 「えっ、雪が無い!」
前略 NHKお天気キャスター・半井小絵 様(注1) 雪はどこに行ってしまったのでしょう?。 「雪にキレンジャク」はどうなってしまうのでしょうか。

車を走らせていると細かいみぞれが降り始めて来た。公園に着くと休日には駐車が出来ないくらいだと言われていたのにカメラマンは誰もいない。なんて軟弱なカメラマンなのだ、雪の日こそ撮るべきなのに。
しかし・・・レンジャクも居ない。相変わらず雪は積もらない。

2時間ほど、くまなく探したがキレンジャクは見つからなかった。餌となる竜のヒゲの実(注2)を探すがほとんど見あたらない、もう食べつくしたみたいだ。竜のヒゲの実は直径5mmほどの綺麗なブルーの丸い実で宝石みたいなのだ。

最後にもう一度園内を歩いてみる事に。木道の上にうっすらと雪が積もっていたが誰の足跡も無い。林の奥へ奥へと進むとついに公園の外に出てしまった。またまた振られてしまったか、もう帰ろう。
そう思った時、やっと『その時!』が来てくれました。

畑の向こう100m程離れた民家のアンテナの上に3羽のレンジャクらしき姿が居るではないか。双眼鏡で確認すると確かにキレンジャク!。
みぞれ混じりの雪の中を待っていると、3羽はあぜ道の竜のヒゲを食べに来た。距離10m、カメラを合わせるとファインダーは真っ白。曇っていて何も見えない!。

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         雪は降り続く。キレンジャクも撮影者も「雪にも負けず・・・」

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         撮っているのは一人だけ。彼らは気にもせずひたすら草の中の
         青い実を探す。
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         『問われて名乗るもおこがましいが、水も滴るいい男とは~
                             あっ、俺のことだぁぁぁ~!』  (注3)
         『いよっ、レンジャク屋!』

3羽は家族なのだろうか。1羽は風切羽の先端の赤い蝋の色と翼と尾の端の黄色が薄く、まだ若い固体らしい。
派手な伊達姿の衣装といい、冠羽と隈取りのある顔は歌舞伎役者そのもの。
春を告げる人気者だ。

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「竜のヒゲ」は長さ20cm幅2mmほどの野草。キレンジャクがおいしそうに食べている実はどんな味なのか、ためしに食べてみる事にした。
(こんなやつは他に誰もいないと思うが・・・)
草をかき分けて探すと根元のほうに青い小さな実が数個見つかった。中はほとんどが種。果肉は1mmほどで、噛むと癖は無くほんのりと甘い味がしてヤドリギの実よりいける!。レンジャクは甘党らしい。
見ていると『青い宝石』を食べている様に見える。

残念なのは実を捜す時、雪で濡れた草の中に顔を深く入れるので立派な冠羽がべったりと寝てしまう事、その顔にオールバックはちょっと似合わない。

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こうして2時間ほど撮影をしていると、いつしかカメラマンは3人になっていた。でもキレンジャクは我関せずとこちらに向かってやってくる。ついにその距離3m。あまりにも近くて・・・サービス精神旺盛はいいのだが下がろうにも後ろは畑、ついに望遠レンズの焦点が合わなくなりました。
シャッターを切る手が凍えてきた。スニーカーに水が沁み込んでくる、時間も予定より1時間オーバー、もう帰る潮時です。

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一時小降りになったみぞれは、また激しさを増してきた。
降り積もった雪の上のキレンジャクは撮れなかったけれど・・・寒さと時間の経つのを忘れさせてくれるひと時でした。
今度はヒレンジャクに会いに行こう。

(注1) ナカライ サエ NHK夜7時「ニュース7」に出演している天気予報士の一人。彼女が出る時、ちまたでは「7時半の恋人」とも言われ終わりにちょっと頷くのがひそかな人気を集めている、らしい。  
言っているのは僕ではありませんが、うーん完全にオヤジモードです(゚▽゚*)、反省。

(注2) 蛇のヒゲとも言われ、夏に白い花を咲かせ秋に実を付ける。直径5mm程の綺麗な青い実をつける事から「ブルーの宝石」と呼ばれている、いや呼んでいるのは僕だけかも。

(注3) 口上で「・・・俺の・・・」と言っているが、キレンジャクの雄雌の見分け方は?
雄は喉から胸にかけての黒い模様の境界線・輪郭がはっきりしている。
雌は終わりがクラデーションで消えていく。
しかしこのキレンジャク達は羽が水に濡れてまとわり付いているので画像からは判別不能でした。
(追伸 黄連雀さんの口上全文は コメント欄を参照して下さい)

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最強、落花生軍団!南下

またまた鳥の話ではありません(^^)

珍しい殻付き落花生が宅急便で送られてきた。その名も『黒落花生』 台湾雲林県産。
殻を割ると中から出てきた豆は、何と、真っ黒くろすけ!。
薄い黒皮ごと食べるらしい。(皮をむいた実の状態は普通の落花生と同じ)
食べてみると、香ばしくこくがあり濃いめの味が広がる。
黒落花生の薄皮にはブルーベリーに含まれているのと同じポリフェノールの一種、アントシアニンが沢山含まれているのだと言う。うーん、豆好きとしてはなかなかいける。

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我が家では節分に豆撒きをする時は「殻付き落花生」を撒く。
北海道では節分に撒く豆と言えば殻付き落花生、北海道の流れをくんでいる我が家も当然落花生だ。
これは非常に合理的で、どこに撒いてもその後に拾い集めて殻を割れば食べられる。

北海道では常識であった落花生、近年では「節分には落花生を撒こう」を合言葉に落花生軍団は南下を始め、東北地方はもとより、北陸、信州を攻略、白河の関を超えて関東にまで侵略してきた。
今朝、都内で歩道を歩いていると殻付き落花生が数個落ちていた。きっと昨日の夜にマンションの窓から撒かれたものに違いない。もう都内には密かに潜入したらしい。

関東ではまだ異端児だがもはや時間の問題?
良く考えれば千葉県は全国一の落花生の名産地。「節分には殻付き落花生を撒こう!キャンペーン」を張れば町おこしで恵方巻きやバレンタインチョコに匹敵するのではと思うのだが。
「成田山新勝寺では今、盛んに落花生が撒かれています!」とTVが流したりして。

最強・落花生軍団は南下した後、進路を西へ。
これからいよいよ千年の都へと攻め上るかもしれない、全国制覇も近い・・・

(今年、もちろん撒いた豆は黒落花生。千葉県産もあるとの事、最近はスーパーでも売っているらしい。
それにしても日本中の家から追い出された鬼達は、この寒空の下 トラのパンツ一枚でどうしているのだろうか、路頭に迷っているのでは。。。うちでは鬼に金棒を持っているやつだけ引き止めました)

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