『 十一 』

久々の平日鳥撮りのチャンスが巡ってきました。
この日は運転免許の更新で休暇申請。 朝イチで更新を終えたら鳥撮りに行けます!。
しかし明け方から雨音が聞こえていました。 行く気をそがれる程の降り、目的地には雷警報まで出ていて気持ちは凹んで諦めモード。

それでも友人からの「現地は小雨!」とのメールに後を押され、車はワイパーをフリフリ圏央道をひとっ走り、ふたっ走り。。。
(ちなみに更新した免許証はこの年になって初めての金線入り! 汗々) ( ;∀;)


湖畔の現地では雨も上がってくれたのですが、お目当てのジュウイチはつわものでした。 桜の木にやって来ても 葉隠れ、空抜け、枝被り、枝渡り。 一か所の滞在も極々短い十秒ぐらい。
もしかしたらジュウイチの名前の由来はひとところに居る時が短く、十一秒くらいだから?なのでしょうか(^^)。
(いえいえ、名前の由来は鳴き声が「ジュウイチー、ジュウイチ―」と聞こえる事からでした)


撮影も午後からの数時間だけでしたが、まともにシャッターを切ることが出来たのはワンチャンスだけでした!。

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ジュウイチ、カッコウ、ホトトギスは、それぞれがオリジナルの名前を持っているのに、同じカッコウ科でもツツドリはかわいそう。
「〇〇トリ」と言う安易な名前をもらってしまったのですから。スズメやハトでさえ固有の名を持っているのに、ヒヨドリやムクドリと同じく名前の下に「トリ」を付けられるだけとは。
(ちなみにツツドリの名前の由来は、「ボボ、ボボ」と鳴く声が筒を叩く音に似ていたからと言われています)

そんな訳で、縦縞のジュウイチとの遭遇は少なかったのですが、直ぐそばで横縞なツツドリは良く出てくれました。

一か所の滞在時間も長~い ツツドリ。

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「こちらはカメラマンも少ないし、閑でアクビも出ちゃうなぁ!」と言っています。

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『泉に来た新人』

この日は曇り空。谷間の泉はかなり薄暗くシャッタースピードは上がりません。 肌寒さを感じながらも、小鳥達は羽に付いた虫などを落としに水浴びにやって来るはず、と鳥待ちです。

泉の先人は二人。でも彼らはまだ朝なのに帰ると言います。 スマホのレーダー雨雲予報では30分後に大きな雷雲の塊が二度この上空を通過するというのです。
(最近の雨予報は凄いなぁ、時間もわかるとは)
こちらは来たばかり、谷間に隠れる所はありませんが帰るわけにもいきません。

雲は厚くなり一段と暗さが増した中、待っていた鳥達がやって来ました。キビタキです。

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そのあとはまだ若い兄弟の様です。行動はいつも2羽、豪快な水浴びをしてあっという間に全身濡れぬれです。

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こちらは兄弟の雌でしょうか。

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オオルリの雌も来ました。

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するとここで約束通りポツポツと大粒の雨が落ちてきました。雷は鳴っていません。慌てて葉の重なり合った木の下で雨宿り。それでも思ったよりも短時間で雨雲は過ぎて行きました。
雨上がりにやってきたのはメジロとヤマガラ。

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そして突然、見慣れない鳥が谷間に降りて来ました。

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ここでは初めての見るクロツグミの雌です!。 水浴びをするでもなく、二度やって来て万遍無く辺りを見回すと去って行きました。 どうやら泉の偵察に来たみたいです。 
クロツグミの雄には他で何度も出会ったのですが、雌に会ったのは初めての事でした。 常連さんばかりかと思っていた中、思わぬ新人の登場、これからペアで来る事を期待しましょう。
犬も歩けば棒にあたりました!


。。。もう秋の渡りが始まります

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『高原の花畑にて』

先週までの長雨のために発散出来なかった熱エネルギーを「空にしないと帰れません!」と背負ってきた熱袋を絞りながら『夏』が言っています。
そのまま去って欲しかったのですが。。。なので月末の猛暑。

爽やかな風に吹かれて鳥撮りをしたい、秋を待てずに高原の花畑の中にノビタキを探しに行きました。

でも1ヶ月も早いので、花は咲いているだろうか、ノビタキは来ているだろうか、と言う思いが交錯する中、吹き飛ばす様に目の覚める色の世界が広がっていました。

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赤、青、白 トリコロールのサルビア、マリーゴールド、センニチコウ、(以下省略  本当は名前が。。。)等が競演しています。

ノビタキの気配はありません。 それでも陽が高くなると虫達が動き出すのでやって来るはず、そう思って待ち続けていると。
来ました!マリーゴールドの花の中に。 雄と雌、そして今年生まれた若のファミリーのノビタキのようです。

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遠い焦点はまわりの花に持って行かれるのでオートフォーカスが効きません。 ライブビューのマニュアルで撮影です。
更に日差しが強くなった頃、花にあった水分が蒸発して陽炎が出てきました。 小さな鳥は更に焦点が合いにくくなります。


鮮やかな色彩からちょっと目を振って単色系の風景も。

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食べ疲れると、やはりベンチでひと休みでしょう。
このベンチはノビタキご愛用みたいです、白い糞があちこちに付いていました。

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近くに来ると愛嬌いっぱい。 ここは何度も止まる お決まりのお立ち草の様です
でも画面的には近すぎて後退り、後退り、更に後退りの撮影。

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そしてここの管理担当の人から残念な話がありました。 「今年から花畑の一般公開は中止です。 関係者以外の立ち入りは禁止です」と。
企業の私有地、善意で撮らせてもらっていただけに仕方がありません。

なぜ撮影が出来たかと言うと、朝、撮影の許可を取りに管理事務所に行ったのですがその時は留守でした。 今年からそんな事になっていたとは知らず、後ほど挨拶をと思って昨年同様に撮り始めていたのです。

花畑のノビタキ、最後の見納め画像となりました。




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【ひとり言】
『高速道路で降りるインターを通り越してしまったら』
慌てずに次のインターの料金所で、ETC搭載車でも「一般」に入って係員に乗り越してしまった事を話しましょう。
ETCを抜いて一旦ゲートを出てから、また反対側の誘導路に入れてくれます。 ゲートをくぐってからETCを入れ直します。 乗り越し区間は無料です!!!。
1区間500円として、往復1000円が救われます。 よかったぁ

えっ、今回やってしまったのかって? いえいえ、聞いた話ですよ、あくまでも聞いた話!
その事は深く追求しないでください (^^;)

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『お山の露天風呂  part2』

木々の間から射しこんでくる鋭い光が穏やかに変わった頃、五合目の主がやって来ました。 ここで見ないと一年間忘れ物をした感じがするのです。

アルミの地色と黄色い識別足環を付けている調査対象の個体です。
人慣れしているのか警戒しているのか、浅い方のお風呂に入って足湯だけです。 それもカラスの行水。

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何度か偵察にやって来て安心したのでしょうか、今度は長風呂です。

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それにしても『星鴉』とは最高にいい名前をもらったものです。 『夜鷹』などは『市蔵』と名前を付けられそうになったのですから。


鳶色の瞳をしたカヤクグリ。 色合いに派手さはないけれど名脇役の様な味のある小鳥で、ここでは会いたい鳥のひとつです。
歩き方がユニークでちょこちょこスーっと言う感じで滑る様に出てきます。
小さいけれどお風呂は豪快!。

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近くでムシクイの声が聞こえてきました。 メボソムシクイです。

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ルリビタキの雄。 まだ若そうで色浅く、いつしか『三年もの』と言う名で呼ばれる様になりました。
ここに来る鳥達を撮るには、お風呂に入るまでと、入っている時が勝負です。 バシャバシャした後ではずぶ濡れになり可愛さが半減した姿になってしまうのです。

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時間の空いた時に何度かやって来て場を和ませてくれるのはヒガラ。

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2500mの高地には今まで来た事が無かったのですが、今年はゴジュウカラがお目見得。
毎年、新人が顔見せにやって来てくれるとうれしいのですが。

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赤い色が森の向こうに見え隠れしています。ウソのペアです。
子育ての合間を縫って疲れをとりにお風呂に入りに来たのでしょうか。 どんな会話をして来ることにしたのか、ちょっと聞いてみたいものです。

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気がつけばお腹が減って来ました。 お世話になった山小屋で温かい山菜入り鍋焼きうどんを食べて、下界に戻る事にしました。

山を降りてからこの一週間で、体温より高い夏はどこかに消え去り、連日が曇り空で雨の日々に様変わり。 まるで梅雨の様。
涼しくていいのですが、この異常気象はまた別なところに影響が出てきて心配です。。。






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『お山の露天風呂 part1 』

 日照りの夏は おろおろ歩き
 北に涼しい所あれば 行ってみたいと思い、
 西に高いお山あれば そちらもいいかとも思い
 そういう節操のない軟弱な鳥見人に 私はなり・・・なってしまった

涼しい鳥見と言えば、 やはりお山でしょう!と言う事で今年も五合目の水場にやって来ました。
出演は多くの常連さんや新人になるので、part1・part2 となりました。
今回は 可愛い彼女達3人、いや3羽の濡れ場シーンの特集です。

明け方の気温は15℃ 肌寒く、ここまで冷やしてとは言っていませんがままなりません。
しかも前日の夜に雨が降り、いたる所に水溜まりが出来ているので冒険をして人のいる近くまで降りて行く事はしなくても済みそうなのです。

しばらくは開店休業。 陽が昇り少し暖かくなってくると 今回一番会いたかったキクイタダキが水浴びにやって来てくれました。 深窓の令嬢です。

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キクイタダキは日本で一番小さな鳥、全長10cm 体重3~5g、1円玉3枚から5枚の重さです。
小さくてもヨーロッパでは『鳥の王』と言われています、頭に黄色い王冠を載せているからでしょう。 日本では菊の花びらと思われるのでこの名がつけられましたが。 

お風呂もおしとやか、様子を見てそっっと入ります。 もちろん水しぶきなんてあげません、王妃ですから(^^)

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お風呂上りはスダレの上で日光浴。 これが可愛い!

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こちらは下町の明るい小町娘 ルリビタキ。 マイペースで露天風呂には気さくにやって来てくれます。

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君の瞳は100万ボルト

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水浴も飛沫を上げて満喫。

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3羽目は、本当に『小柄』、シックな可愛さがたまらない コガラ。
以前、冬の鳥見で手乗りコガラにひまわりの種をあげた事があるのですが、その軽さと言えば くすぐったいくらいの感じでした。
雄雌同色なのでわかりませんが、可愛さからこちらもお嬢さんでしょう!

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モノトーンが水鏡に映え 立ち振る舞いもどこか優しい。 派手さはないけれど、そこが好きな小鳥です。

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この頃になると、水場はにぎやかになってきました。
続きは次回 part2 で・・・

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『黒いひまわり畑 (^^; 』

家の近くのひまわりは見事に盛りを見せていました。
そうだ、ひまわり畑に行こう!。

畑には以前に行った事があるのにおぼろげ。 確か30km程の距離。
現地近くに到着して辺りを巡航、なのに一面の黄色の帯は何処にも見当たりません。 90万本と言われているひまわり畑は遠くからでもわかるはずなのですが。。。


そう言えば『ひまわり祭』の旗も出ていないし、嫌な予感に蓋をして重しを乗せて押さえつけても、ググググ~っと湧き上がってくるのです。
トラクターで畑仕事をしている人に場所を聞いてみようと車を止めると、何と枯れた長い茎を刈り取っているではありませんか。 「そ、そ、そ、それは ひまわり!」

ここの盛りはとっくに過ぎて見事に一面 『黒いひまわり畑』 になっていました。 しかもこの日はずべてのひまわりを刈り取る日だというのです。

それでも黒いひまわり畑を見ていると、遠くに鳥の姿が見えます。 カメラを担いで農道を進んでみました。

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カワラヒワの群れが、出来たばかりのひまわりの種を食べに飛んで来ました。
カワラヒワにとっては、花が咲き終わり種が茶色く熟した時が盛りなのです。

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黒いひまわり畑を見慣れてくると「新種のひまわり」と思えてきて、それはそれなりにきれいに見えてくるので不思議 (笑)

途中に立ち寄った、かっての城下町はお祭の最中でした。 そんな中にこんな町の名前を見かけたのでパチリ。 
昔の人は、一体ここで何の鳥を見ていたのでしょう。近くには鷹匠町と言う名前も有ります。 この町の名前がちょっとうらやましく思えてきました。

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『ちょっと コーヒーブレイク!』

今回は「鳥」の話ではありません。字は似ているけれど「島」の話です。
ひと休みしてお茶の時間にしませんか。

写真家であり、作家でもある藤原新也が撮った 『沖ノ島 神宿る海の正倉院』 の写真展が日本橋高島屋で開かれています。
若い頃読んだ彼の著書 『印度放浪』の写真と文章は 私に大きな感銘を与えました。 そして久々、古代の神秘に触れてみたくて都心の喧騒の中に行ってみました。(人混み、嫌いなのですが)

びっくりなのは、展示写真の撮影がOKなのです! さすが藤原新也。
そこで持ち合わせのコンパクトカメラでパチリ。 複写と部分ですから彼の写真では無くなるのですが、ちょっとだけでも雰囲気が解ればという事で載せてみました。

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Img_3412zweb2           玄界灘に浮かぶ絶海の孤島 沖ノ島の島影


世界文化遺産に決まった『宗像、沖ノ島と関連遺産群』。 沖ノ島は孤高にして神秘。
古代大和朝廷による祭祀がおこなわれた場所であり、島そのものが女神である『田心姫神(たごりひめのかみ)』の御神体と言われています。

立ち入りは原則禁止。女人禁制。 島で見聞きした事は一切口外してはならない。 一本一草一石たリとも持ち出してはならない、と言う厳しい掟に守られてきました。

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Img_3350web7           神が鎮座したと言われる原始の森の中にある沖津宮


藤原新也は言う。
「巨石と原生林のうっそうとした中に不思議とバランスと秩序が保たれている。 人間が一切感知しないと言うのは逆に自然の共生がおのずと秩序を作り出すのではないか」

「人間の肺の中には赤子時代の微量な空気が残っていると言われているが、この聖域には古代の気配が残っていると感じる」
彼はその残気を撮ったのだと言います。

「この時代、巨石は神への宝を収める特殊な場所であり、その岩影に近づくと祈りの霊気が微かに漂っているかの様な空気を感じた。 そしてこの岩影を島の女神、田心姫の女陰と見立て神話にあるように 生きとし生けるものの命はみなここから生まれ出たのであろう」

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学術調査で8万点もの献上品が出土、全てが国宝に指定された事から『海の正倉院』とも言われています。

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宗像大社の祭りには巫女があたかも女神の化身の様に現れ、祈り、舞う。

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「ここで見たのもは決して話してはならぬ」と言うのですが、写真展では対談が企画されて、彼が感じた島の霊気を話してくれましたが、大丈夫なのでしょうか(^^)

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『アオバ 三兄弟』

下野国
その八幡宮のシンボルであったケヤキの巨木は、空洞化による倒壊の恐れがある事から伐採されてしまいました。 幹にあったウロには毎年アオバズクが営巣していたのですが。

地元の人達に愛されてきたアオバズクです、ウロの部分は切り取られて他の木に置かれる事になりました。 去年の秋の事です。

しかし地元の人達にも、元の木が無くなってしまっては今年は来ないのではと思われていたのですが。。。
先週、無事に3羽の雛が巣立ちました!。

近隣では一番早い巣立ちを迎えました。 でも杉の木のあまりにも高く見えにくい所に居るので、訪れる人のほとんどは諦めて帰ってしまったとか。 そしてこの日も誰も居なくなりました。

広く奥深い境内のあちこちを探しまわり、裏山に回り込んでやっと雛達の見える一画を見つけ出しました! 斜面の狭いワンポイントでの撮影には首が痛くなります。


それでは 『アオバズク 団子三兄弟』 の黄色いクリクリ瞳が可愛い百面相をごゆっくりと ご覧ください。

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こちらはお母さん。 雛達を少し上から見守っています。 雛は時折、もうお腹空いたけれどご飯はまだ?と上目使いで見るのですが微動だに動きません。

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陽が西に傾き出す頃になると雛の動きが活発になってきます。
アオバズクの雛はフクロウ類の中でも一番表情が面白いので、いつまで見ていても飽きない三兄弟です。

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コアジサシの恋話とクロハラアジサシ

近くの沼にコアジサシの群れが来ています。 動きは素早く乱降下を繰り返すので、久々のアジサシ類撮影の私には果たして追えるかどうか。
鋭角でシンプルな翼、無駄をそぎ落としてスピード追及に特化した姿を撮りに行ってみました。

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湖水の真ん中、竹竿の先に雌のコアジサシが止まりました。
彼女を巡っての男達の涙ぐましいプロポーズ大作戦 『沼の恋の物語』 の始まりです。

幾多の男達が小魚をもって愛の告白にきます。
すぐに、堂々と正面からやって来ました。 

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告白タイム。
「あなたに一目会った時から、心の底からしびれました。 プレゼントを受け取って下さい!」
『よろしく お願いします』

あれ、あっけなく求愛成功!

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と、話はここで終わってしまうのですが。。。
「ちょっと待ったぁ!」  その後に一人の男がやはりプレゼントを持って飛んで来ました。

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すると、あれっ、彼女は初めから目も合わせず 顔を背けて拒絶反応です。

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男はプレゼントを差し出すのですが、顔を振らず受け取ってもらえません。 彼は魚をくわえたまま彼女の周りを名残惜しそうに一周して去って行きました。

これは何かの見間違い、顔も見ないなんて。。。更に確かめるために待っていると
遅れてもう一人の男もやって来ました。 彼女はやはり顔を背けてあからさまにプレゼント拒否のポーズムンムン。

男は彼女の心変わりを期待して耳元で愛をささやくのですが、聞く耳も食べる口も持たず。

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そのまま去って行きました。

こちらの彼は別な方法でアプローチ!彼女に猛アタック中!。
プレゼントをくわえると、彼女をどこまでも追いかけます。 逃げる彼女と追う彼氏、カーチェイスの様です。 それってストーカー? これはこれで嫌われるかも。

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中には気に入らない男からプレゼントををもらうと、受け取っても直ぐに下に落としてしまう彼女も居るとか。男はそれをまた拾って去って行くのですが、満身創痍。
好きな彼以外には見向きもしない気持ちはわかるのですが、せっかくの好意、相手を傷付けない断り方と言うものがあるでしょう!。
初めからそっぽを向いて拒否をする姿を見せるとは、深く傷つく繊細な男もいるのです。


『花の命は短くて・・・』 ですよ!。


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コアジサシの群れの中に、くちばしと足の赤い鳥が飛んでいます。 お腹は黒いけれど 腹黒くはありません。 この朝入ったばかりの2羽の『クロハラアジサシ』です。

飛来数の少ない鳥で去年も来てくれたのですが、運悪くレンカク騒動に巻き込まれ、彼を見る人も撮る人も無し!。 深く傷ついて一日で帰ってしまいました。
今回は堂々の主役です 。「あんたが大将!」

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男女同色の夏羽なので2羽はペアなのか、仲間同士なのかわかりませんが、こちらは求愛では無さそうです。 魚の持参も無く悠然としていますから。

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時間が経つにつれ日差しがジリジリと照り付けます。 湖畔は遮る木陰も無く、撮影は面白いのですが たまらずの退散となりました。

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『黒い鳥 2色』

澄みきった響き渡る声を聞くと心が弾みます。 鳴き声の発信源は直ぐ近くなのですが見つける事が出来ません。
声のする辺りを歩きまわってみてもわかりません。 自信を失いかけた頃にやっと見つけました。
「あんな所にいたのかぁ。。。」

歌声を聞いてから5分程が過ぎてしまい何度かのシャッターチャンスを失っています。

声のする方向から見つけられなかった事がちょっと尾を引きます。 それでも短い時間、アングルを探しながらシャッターを切りました。
美声の主は『クロツグミ』です。

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クロツグミの森から、緩やかなコーナーの続く山道を高度を稼ぎながら快適に1時間程走り抜けると峠に着きます。
カラマツの森でもうひとつの黒い鳥に会うためにやって来ました。

木道を歩きながらの探索。 今度は鳴く事は無く、見つけた時は枝で羽繕いをしながらのんびりとしていました。 それは辺りに溶け込んでいて見過ごす程でした。
この時期に会いたかった『ホシガラス』です。

枝の上で尾羽を広げて日光浴をしたりの繰り返しでリラックス。 きっと松ぼっくりの種をたらふく食べた後だったのでしょうか。

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草原の中の木影から撮っていたのですが、一通り撮り終えた頃、急に私の所に向かって飛んで来ました。 
着地は至近距離過ぎて望遠レンズ装着のままでは撮影範囲外です。 距離4m未満。

何かいちゃもんを付けに? 或いは威嚇をしに来た? のでもなさそうです。

お互いに目線が合い、ちょっとびっくりでしたが枯れ草の上でしばしのんびり。 こちらは動くに動けません。
「あのぉ、少し離れていただけないでしょうか、画面いっぱいなのですが・・・」

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ホシガラスは「ちゃんと撮った?じゃぁ行くよ」とでも言うようにこちらをチラ見すると、この後一直線に奥の森に消えて行きました。

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『梟の神様からのご褒美』

フクロウが営巣する公園の巣箱を今年はアライグマが占拠、フクロウの営巣は出来なくなってしまいました。
それでも地元の人達の努力で4月に新しい巣箱が掛けられました。 しかし時期的に遅いので「フクロウは他に行ってしまったかも」と今年は諦めていたのです。

それが数日前、突然「雛が巣箱から顔を出している!」との知らせ。 日にちを逆算すると巣箱を設置するのを待っていたかの様に直ぐに営巣した事になります。


不苦労(フクロウ)撮影の私の苦労はここから始まります。 私には連日撮影する日がありません。毎年同様に仕事が終わってから急いで電車に乗り帰宅、公園に通います。 公園は午後7時に閉まり、日没も同じ時間帯なので撮影出来る時間は1日に30分未満しかありません。

そんな苦労を知ってか、梟の神様はご褒美をくれます。この時がご褒美の日でした。 これはそんな巣立ちまでのドキュメントです。


公園に着くと長男(or長女)は巣穴から体は出しているのですが巣立ちはしていません。この状態でもう3日目です。

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すると次男が待っていられないと長男の足元から顔を出してきました。
そして下の画像が 神様からのご褒美『今日の1枚!』となりました。

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なかなか巣立ちをしてくれない長男に業を煮やしたのでしょう、初めて見る外の世界です。 長男はしきりに下を見て飛ぶ高さを心配している様子。


「早く出てよ」と言う次男を無理やり押し込めていましたが、6時20分、遂に巣立ちました!。
瞬間、シャッターを切りましたが1/20秒、当然画像は流れて姿は見えません。でも雰囲気は写っています、想像して見てください。

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飛びました!。流れてわかりませんが好きな画像です(笑)
直ぐ下の枝に運良く無事に着地。 それでもふらふら。

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Img_7153web_3          やっと安心できました

その後、直ぐに巣箱からは次男が顔を出していました。

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そして閉園時間が迫り、車で公園のゲートを過ぎた時、次男が巣立ちをしたという知らせがフクロウ見守り隊の人からきました。 巣立ち後、枝の着地に失敗して地面に落下、草の中で見えなくなったとも。


次の日の夕方、駆けつけてみると  次男は木を登って姿を見せてくれました。

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巣箱からは三男が顔を出していました。
こちらがお母さん、森の奥で子供達の巣立ちを見守っています。

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更に翌日。
巣箱の側には先に巣立ちした長男の姿がありました。

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これが私の一年で一番忙しい鳥撮りの出来事でした。。。

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『巣立ち ホイホイホイ』

「月日星ホイホイホイ・・・」その声と青いアイリングに魅了され、今年もサンコウチョウに会いに地元彩の国の森に行って来ました。

一回目は残念ながら抱卵に入ってしまった日、二回目は着いた時間が遅く日没サスペンデッドに、そして今回が三度目の休日でした。

サンコウチョウは孵化してから10日前後、まだあどけない丸坊主のうちに巣立ちをさせてしまいます。 計算すると休日がちょうど10日目!。 出来ればそれまで巣立ちを待ってくれる様に親鳥と『約束』をしてきたのですが。。。

当日の天気予報は一日中雨マーク。 やはり夜明け前はかなり激しい雨音が聞こえていました。 二度寝、三度寝をして6時半にようやく小降りになった中を出発することにしました。 今日しかありませんから。

現地に着くと雨は止み、その後はずっと一日中曇り空でした。 これは前回と逆の『気象予報官の見逃し!』でしょうか。

サンコウチョウと4羽の雛は待っていてくれました。

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雛は活発で巣から立ち上がって今にも巣立ちしそうです。 親は交互に飛んで来て餌を運んで来るのですが、それでも雄の方が頻繁に来るように思えたのは気のせい?

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勢いよく背伸びをして口を大きく開けてアピールする雛に、優先的に餌をあげるのかと思うと、そうでもなく満遍なく少しづつ餌をあげています。さすが!。

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そして昼前、突然一羽が巣立ちました。 次に親が餌を運んで来た時と同時に今度は二羽目が巣立ちです。
巣立ちの様子は、飛ぶと言うより「落ちる!」と言う感じ、縁に上がると瞬間で消えてしまいます。

Img_5025web    母親が見守るなか、羽を広げて巣立ちです!

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巣立ち後の雛と親の餌の受け渡しは、残念ながら高い杉の木の枝に空抜けで乗っていたり、葉の陰に消えたリで撮影はほとんどできませんでした。

Img_6715web親が雛を見つけて餌を運んできました。撮影は逆光で真上! 三脚の傾斜限界を超えていした。


楽しませてくれた『約束の日』となりました。 (この日、4羽の雛は全て巣立っていきました)

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『神々の杜 そして高原へ』

二日間に渡る鳥見の紹介なので長編です、お覚悟を。。。

前日の天気予報では、信州の降水確率は0% 何と気持ちの良い数字!。
それなのにそれなのに。 全く予報が外れた時には気象庁の予報官がTVに出て「 外してしまいました!m(__)m 」 と一言あってもいいのではないでしょうか。

今回はバードカービングのメンバー4人による恒例の鳥見です。 2年ぶりになる「信濃路 神々の杜と高原の旅」となりました。

Img_3937web1          早朝の戸隠連邦 早くも湖面に雨粒が。。。

今年はアカゲラの当たり年、白樺の樹の巣穴に盛んに出入りしています。
森の中はどこも子育てに大忙しの季節でした。 当然画像はアカゲラだらけとなります。

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降ったり止んだりの中、ゴジュウカラ、コサメビタキ、ウグイスと幸先良く出合えます。

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          美声をお披露目Img_4235web3

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木道の傍、白樺の樹の中から雛達の騒がしい声が漏れていました。 明日にでも巣立ちが始まりそうですが、餌を運んで来るのはお母さんばかり、シングルマザーの様です。

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こちらは枯れた古木が餌場、すでにたくさんの穴が開いています。 朝食に来た様です。

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そしてこれからという矢先、おとなしくしていた雨がまた落ちてきました。 しかも雨雲の切れ目の無い空模様です。

先ずはお昼の戸隠蕎麦を食べに行って雨宿りをする事に。
私のお勧め蕎麦処は中社にある 「二葉屋 葉隠」。 自家栽培の蕎麦粉を使ったこだわりの逸品。 それにおかみさんは気配りと もてなしも上手で良く出来た「よめ」です (メニューの片隅に本人が「よめ」と書いたイラストと文がありましたので) (^^)

雨は更に大粒となり神々の杜のパワースポット、戸隠神社参道・杉並木で「気」を注入したのですが止む気配はありませんでした。  「これにて雨天終了!」。 こんな日は温泉に限ります、近くの「天狗の湯」を目指すことにしました。
泊まりは常宿 P・クリオネ。 夜は爆睡だったのですが、しっかりと次の日も雨の夢を見ました。。。


翌日は当然ながらの快晴!。車山高原へと向かいます。
ところがここでも異変が起きていました。 例年なら丘の上はレンゲツツジで赤く染まっているはずなのに今年は秋景色。 花の咲くのが10日程遅く、しかも稜線の片側は鹿の食害で小枝が残るのみ。 反対側の電気柵に守られた中がかろうじて蕾を付けているだけでした。  それに風景が秋景色に見える要因に気がつきました! なんと全山の熊笹が枯れてしまっていたのです!。

Img_4517zweb1          遠く北アルプスの山並まで くっきり!


それでもノビタキはいつもの様に子育て中。 ここでも餌をせっせと運んでいます。

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Img_4717web9          こんな鳥も 気象観測レーダーの上を滑空  キラリ!


午後からは更にメンバーの要望に応えて一路 八ヶ岳へ向かいます。

Img_1222vzweb10          蓼科牧場はハルゼミが大合唱。


谷川の流れの中、低空飛行で矢の様に行き交う黒い影は渓流のダイバー・カワガラス。
住まいは滝壺の近くの岩の中。食欲旺盛な雛のために超特急で餌を運んでいます。 なかなか止まってはくれません。

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ミソサザイも足元の岩陰で子育て中。 餌捕りに懸命で、もう鳴く暇もありません。

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締めはこの鳥。 綺麗な雄のコマドリが近くの岸辺の岩に止まってくれました。 山側いっぱいまで後退りしてもカメラには近すぎます。 餌を運ぶ様子は見られず、渓流レストランに食事に来た様です。

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今年は雨に降られて鳥見が途中で打ちきりになったり、高原の花が遅れていたり、何か足りないものもありましたが一期一会 「終わり良ければ全て良し!」 の旅となりました。




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後日談 『見逃し!』
気象業界用語では、、降水確率0%なのに、完全な雨になってしまった事を『見逃し!』と言うそうです。 予報官、あの日は完全な『見逃し!』でした。

 

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『明るくても深夜』

トラフズクの雛が巣立ちをしてから1ヶ月が過ぎていきました。 大きくなってもう雛と言うよりは子供と言う感じです。

今年も3羽の子達が木の低い枝に固まっていましたが、私のレンズで撮るには近すぎて後退りをしなければなりませんでした。
しかしこれ以上後ろは、今度は上の枝の葉が遮ってくるのでバックする事も出来ません。

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羽も生え替わって来る時期なので 盛んにくちばしでつまんでは抜いています。それをまた口にくわえて遊んだり、最後は食べてしまいました。

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やがて並んでくれたトラフズク3兄弟です。
フクロウやアオバズクと違ってトラフズクの子供達は並びます。
しかしまた困ったことが、またもや近すぎてレンズには3羽が入りません。 そこでいつも使っている大型レンズを諦め、標準レンズに組み替えて135mmで撮る事になりました。

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お母さんは裏の樹から静かに見守って居ます。 これからは段々と高い木に移り住んで行く事でしょう。
しばらくすると子供たちは動かなくなってしまいました。 彼らにとっては今が夜ですから。

『おやすみなさい』




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『恋のディスプレイ』

今回は、この渓流に住むミソサザイの『恋バナ』です。
彼が主人公の「ミソッチ君」  只今婚活中。

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谷間に響き渡る絶好調の声で囀っています。

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対岸からすごい速さで小さな鳥影がこちら側の岩に飛び込んできました。 ミソサザイ? と思う間もなく、もう一羽が後を追う様に飛んで来て暗い小さな岩の上に止まりました。


そして『その時!』は突然始まりました。
彼は猛烈に羽を震わせるとタップを踏み始め、一段と高く激しくさえずりを始めたのです。
いつか見たいと思っていたミソサザイの『恋のディスプレイ』  求愛のダンスでした。

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しかし、それはほんの間もない出来事。
先に来た雌のミソサザイは、ダンスの途中でまた対岸に飛んで行ってしまったのです。

残された彼は飛び去った彼女の方向に向きを変えると未練たっぷりにタップを踏み続けていました。

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ちょっと悲しい時が過ぎて行きます。どうやら彼の恋は実らなかったようです。

『ミソッチ君、恋は情熱だ!』




♪  ダンスはうまく踊れない あまり夢中になれなくて・・・
   ・・・ダンスをうまく踊りたい La La La La La La La・・・

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『遅まきながらの ソリハシセイタカシギ』

3年前、バードカービングでソリハシセイタカシギを作成しました (縮小全長35cm   図面:成川 治 氏)
細く反り返ったくちばし、複雑な断面を持つ脚と水掻き、重なった透き通る羽の色、などなど高難度でした。

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それが南西諸島まで行かなくても近くで見られるとあっては、ご挨拶をしなくてはなりません。
休日は予定が入っていて、しばらくは行く事が出来ませんでしたが、ようやく「海ほたる」を渡って遅まきながらの御対面となりました。
 
初列風切り羽の色から、この個体は雌とわかりました。しかし少し太目では?。 バードカービングと同じ姿を撮りたいと思ったのですが、蓮田で水が深く、残念ながら水掻きは見えませんでした。 それでも水面の色は刻々と変わり、時の経つのを忘れます。

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ソリハシセイタカシギは普段は同じ蓮田の中で採餌するセイタカシギとニアミスしてもしらんふりですが、セイタカシギのテリトリーに接近すると飛び膝蹴りの攻撃を受けます。 時には逆襲もあり、仲がいいのか悪いのか。

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やがて日差しもきつく、画像もコントラストが強くなってきました。 そんな時、遠征してきた客人にお土産が用意されていました。
帰りしな他の蓮田のセイタカシギに寄ってみると傍で何やら小さく動くものが! 雛が水面を歩いていました。 全部で3羽います。

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なんとも可愛い『お・も・て・な・し』でした。

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『サンショウクイの花一輪』

今回は大谷川沿いの散策です。
アズマシャクナゲの咲く小川沿いを歩いていると黄色い影が目の前を横切りました。 浅瀬に水飲みにやって来たキビタキでした。 私の直ぐ側に降りたので思わず後退り、よほど水が欲しかったのでしょう。

Img_7552web1zw_2          薄桃色がしっとり

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乾きが収まると近くの枝に止まり、まるで『上手く撮れよ』とでも言うかの様にカメラ目線をして催促していました。

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その先ではカワガラスが朝食中。 浅瀬なので水面をじっとのぞきこむ様にして川虫を捕っていました。

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岸辺の山桜の木ではヤマガラが洞の中を出たり入ったりして巣穴のリニューアル。 ここを新居に決めた様です。

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「常連の鳥もきれいに撮ろう!」 が昨今のテーマ、ちゃんと撮りましたよ。


『キリキリキリ・・・』 今回撮りたかったサンショウクイの声が聞こえてきました。 探してみると高い木の天辺。 いつも腹打ちの画像ばかり。

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声を頼りに飛び去った森の奥に行ってみると、今度は低い山桜の木に白い影が見えます。 
止まっている山桜の木は、もうほとんど花の無い名残花です。

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見ると小枝をくわえていました。 巣作り?それにしては細く小さな枝です。
次にその小枝を落とすと今度は新しい小枝を折ってくわえました。 その小枝の先には、もう咲き終わってしまった山桜の小さな一輪の花、と言うより数枚の花びらがついていました。

サンショウクイはそれをくわえ直すと何処かに飛び去って行きました。

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これは彼女へのプレゼントだったのでしょうか。 うーん、それにしては名残の微妙な一輪!。

サンショウクイ君 『愛は誠意だ』

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画像数の関係でここに載せられなかった皆様: オオルリ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、ノビタキ 

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『ネモフィラ』

ちょっとコーヒーブレイクです・・・  そしてGWまでプレイバック。

青い花が好きで見に行きたいけれど、この花の旬はGWの真最中。
毎年二の足、三の足を踏んでいました。 そんな連休の谷間、ついに超混雑を覚悟で ひたち海浜公園の『ネモフィラ』を見に行って来ました。

しかもこの日は春霞で花に映える青空は見えません。 せっかくの青色が半減ですが私の行ける日はこの日しかありませんでしたから。
そうそう、大勢の人は「杭」だと思って見てください。

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ネモフィラは和名 瑠璃唐草、小紋唐草と言われる北アメリカ原産の一年草。 花芯の白から青へのグラデーションがきれいな小さな花を咲かせます。

一年草なので毎年種を蒔くとか、一面が淡い青い丘でした。 でもさすがに多くの人でポスターの様にはなりませんでした。

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『さえずり』

お山のコマドリ撮影の日。 それまで天気予報は「曇り」のはずでしたが、直前に私に何の断りもなく「雨」に差し替えていました。 
TVも新聞も知らん顔をして傘マークを付けています。

天気予報は変わっても予定は変えられません。 なので雨の訪問者、ポンチョを着ての撮影となりました。画面には涙の滴が映り込みます。 

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待っていると、ここに来てほしいと思った苔の山に止まってくれました。

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撮影は出来ても何か物足りません。 さえずりはしてくれませんでしたから。
翌日の天気予報はと言うと絶好の撮影向き薄曇り! このままでは帰れません。 予定を何とか変えてもらい撮影を続ける事にしました。



我慢強く待っていると、昨日から雨にも負けずにお山に来た熱意が通じたのでしょうか、やっとその時がきました。
尾羽を広げ、両翼も上げ、腹式呼吸で体全体を震わせて精いっぱいの「さえずり」です!。 鳴きの姿勢も尾羽を見せてのリクエスト通り。

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発声練習を終えて ここからが歌い始め本番!

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それは今まで見た事も無いほど翼を激しく震わせて力強くゆり動く熱唱でした。彼女への I love you 宣言だったのでしょうか。

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彼女もやって来てくれました。

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撮影には影の出来ない『薄曇り 最高!』







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『とーちゃこ!』

ちょっと例年より早めですが、只今 『とーちゃこ!』 しました。
いえいえ、自転車での旅の人の事ではありません。 まぁ、何処か風貌が似ていると言われれば、そんな気もしますが。
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青葉の鮮やかさが目に染みる頃、いつもの様に南からアオバズクのペアが渡って来ます。
この営巣地には毎年の事ですが、仲の良いツーショットを撮るのは久々の事。枝被りですが、そこは片目を瞑って見て下さい。


今年は少し早めの飛来となりました。
『ねぇ、ここのフクロウさん一家、まだお子さんが巣立ちしていないんだって。 とーちゃこが少し早かったんじゃない?』
「。。。。。」

『私たちの宿はどうするのよ、寝てばかりじゃなくて考えているの? 』
「。。。。。」

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