『湘南 ハヤブサ』

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ちょっと前の事です。

明け方から一面の曇天でした。 天気予報が外れてくれる事を願いながら湘南に車を走らせたのですが。。。
この日は空に切れ目が無く青空の期待は空振りでした。

飛びもの撮影は白い空に影響されて、補正をしても黒くしか写らないので不向きです。
でも休日と撮影時間の潮の影響を考えるとこの日しかありません、魅力半減ですが行くっきゃありません。

営巣は島の崖の上の一等地、絶景を見ながらの子育てです。 この時期はもう3羽の雛は巣立って大人顔負けで辺りを飛び回っています。

ハヤブサは小惑星探査機や新幹線の名前にも付けられている様に快速の持ち主です。 時速300kmで獲物を捕らえる「鳥類最速の猛禽」。

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ちょうど朝食の最中でした。獲物はかなりの大物、しかも緑の足冠が付いています。いったい何者でしょうか。
(画面には捕食された鳥の赤い部分がかなり見えます。でもこれも自然界の出来事、そのままアップする事にしました)

辺りに白い羽を撒き散らしながらの食事は一時間以上に及びました。

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そして、まだ食事をしたい幼鳥が一羽やって来ました。おとなしく順番待ちをしてから一緒に食べ始めます。 大きな獲物は食べきれないほどで 家族は入れ替わりして絶え間なくやってきます。

 

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その後の事。 親が食事をしていると別の雛がまたやって来ました。
すると、もう食事の時間は終わりとばかりに激しいバトルが繰り広げられたのです。

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大型の獲物はまだ残っています。辺りでは鳶もおこぼれを狙っていますから、このあとどうするのかと思っていると、別宅に隠す様で運んで行きました。


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親も幼鳥兄弟も、なかなか面白い動きを見せて楽しませてくれました。 陽が高くなって岩場に潮が満ちてくる頃、家族はまったりとして動きが無くなりました。  午前の部の終了かもしれません。


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青空での飛翔はまたの機会にして、潮風を浴びて磯を後にする事にしました。


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『ご近所 タマちゃん』

近くの田園に今年もまたタマシギが営巣しました。

数羽いるのですが、最初のペアは道から4m程の田んぼの中に巣を構えて全く無防備、 近すぎて危険!
案の定、巣を放棄してしまいました。 残されたのは2つの卵。

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タマシギは「一妻多夫」。 雌は卵を産むと子育ては雄に任せてまた新しい恋を探しに出て行ってしまいます。
なので同じペアかどうかはわかりませんが、今度の営巣は道から遠い安全な田んぼの中でした。

そして・・・雛が孵ったというので、ある日の早朝に見に行ってみると、朝日を受けて完全な逆光の中に小さな4羽と世話をしているお父さんの姿がありました。 でもシルエットなので午後に出直しです。

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午後の順光の頃に出かけると、今度は風が強くなり苗は大きく揺れてタマシギ一家を隠してしまいます。 どうにか見えた瞬間を取り出しました。

タマシギ親子の歩き方は素早く苗を横切ります。 撮影は苗の間なので先回りして待つのですが、お休み処は苗の間隔が狭い所ばかり。

数日後、雛はかなり大きくなっていました。 親から直にタニシをもらうとひと飲み出来るほど。

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それでもまだ親が恋しいのか、しきりに甘えて親の体の中に潜り込もうとします。
そしてとうとう完全に羽毛の中に入りこんでしまいました。 足のいっぱいある蛸足鳥の様です。
やがて足も見えなくなりました。

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仕事の日は終わると急いで退社、地下鉄・JR・自転車に乗り換えて家へ。更に車で近くの田んぼに直行。
日没までの30分勝負の撮影でした。

もうすぐ田んぼから何処かに姿を隠す頃です。 今年のタマちゃんはここまでです・・・


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『♪ ホ、ホ、ホタル来い』

こっちの水は甘いぞ~

いつしかまたホタルの季節が巡ってきました。
去年は地元の自然公園のヘイケボタルだったので、今年はゲンジボタルを撮ろうと思ってはいたのですが。
急遽近くを通りかかったので 『そうだ ホタル行こう!』 と途中下車、 下野の地の谷地に車を止める事になりました。

ここは無名のゲンジボタル生息地、それに少し日にちも早いので一抹の不安もありましたが・・・暗い谷に降りていくと、奥の湧き水の辺りで微かに光りが瞬いているのがわかります。

目が慣れてくると次第にホタルの数が見えてきました。 それでも十数匹ほどで、まだ出始めと言う頃なのでしょう。
雨が降った翌日の湿気のある夜が一番出やすいのですが、今は乾ききっていますから。

ホタルの寿命は約2週間と言われています。 ゲンジボタルはヘイケボタルよりも光が強いのですが、今回はまだ動きが少なく長い航跡が残りません。
それでも何とか雰囲気だけは撮る事が出来ました。

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漆黒の中で呼吸をするかの様に断続的に光る淡い黄緑の色は 染み入る安らぎの色となりました。



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【鉢合わせ】

森の中の小道を奥に進んで行くと、道端に沢山の鳥の羽が散らばっていました。 猛禽に捕食された小鳥の跡です。

視線をあげると、目の前の枝の上で何やら盛んに動いている小さな猛禽がいました!
瞬間、目が合ってあまりの至近距離にお互いが固まります。 枝の上で食事中だったツミ、突然の侵入者に餌をくわえたまま飛び去って行きました。

暫くすると、今度は距離間を持って視界の中に戻って来ました、ここが彼の縄張りの様です。 
虹彩は赤褐色、胸はまだ色も付いていない若い雄です。

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枝の影なので目視での確認は出来ませんでしたが、やはりさっきの続きで餌を千切りながら口に運んでいました。

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食が満たされると悠然と辺りをにらみつけ、去って行きました。

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ツミは鳩ぐらいの大きさしか有りませんが、小さくても、若くても、威風堂々
猛禽です。



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『地元のフクロウ 巣立ち』

今年の「フクロウ回廊」は営巣も少なくまばらで寂しい思いでしたが、最後はやはり『地元のフクロウ』を書かなくてはなりません。

巣立ちはまだこれからと思いきや、
「雛の顔が見える!」、 夕方「2羽が同時に巣立ちをして並んでいる」、 翌日「ばらけているけれども被りも無く撮れる」との知らせ。
残念ながら私が撮影出来る休日まではまだ遠く、うらやましくもスルーの日々が続きました。

やっと撮影の日が来たのは巣立ちから3日目の事でした。果たして・・・
明け方行ってみると、1羽は高い梢の上で枝被り、もう1羽は窮屈な葉陰で後ろ向き、全く撮影の出来ない状態でした。

移動してくれる事や振り向きを期待しながら待機、そして他に見える所は無いかと辺りをうろうろ探しまわります。
やっと見つけたのは超低いアングルでの苦しい撮影。それでも風が吹いてどうにか被っていた枝も外れてくれました。

一番目の雛です。

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枝を飛び移りました! 仕切り直しでまた撮影場所を探すことになりました。
どうにか探し当てたのは、わずかの隙間から垣間見る正面の姿。


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後ろ向きの2番目の雛。 
リクエストが通じたのか、数分間だけこちらに向きを変えてくれました。


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この親達は、雄は2017年からこの森に飛来して、雌は今年の2月に来てペアとなり、営巣した新しいカップルとの事。
代替わりしたのでしょうか、 お母さん、来年も来てぜひ営巣して下さい。

こうして3回続いた私の大好きなフクロウ達の「2019 巣立ち」は終わりました。



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『母の日の贈り物』

先日、地元のフクロウも急ぐように巣立ちをしていきました。
そしてこちらは、連休中に何度も通った 「おもてなしゴットマザー」 の巣穴のその後の話です。

夕方に2羽の雛が巣穴から顔を見せた翌日、雛は直ぐに2羽とも巣立ちをしました(残念ながら2羽並びは平日でした)
行ってみると1番雛は遥か高い欅の枝を登ってしまった様で、見えるのは後姿。
二番雛は巣立ち後に落ちてしまい、梯子で枝に上げられました。雛はまだ上手く枝渡りが出来ないので良く落下します。

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ゴットマザー  は無事に子供を 巣立ちさせてひと安心。それでもカラスを警戒して悠然と構えて居ました。

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すると急に飛び立ち、直ぐに戻って来た時にはくちばしにお食事をくわえていました。

雛に給餌をするのかと思っていると、あれ、全く違う方向へ飛び去ったのです。
そして小一時間程 戻っては来ませんでした。

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この日は母の日。 きっとあれは 「巣立ちまでお疲れ様でした! ありがとう 」 と夫が妻に贈ったご褒美のプレゼントだったのかもしれません。



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『峠のコマドリ』

コマドリ撮影は今まで奥日光や八ヶ岳に行っていました。 
でも今年の八ヶ岳営巣地は去年の夏の台風により沢が崩れて立ち入り禁止、長い復旧工事が始まっていました。
なので7、8年ぶりに比較的近場の峠のコマドリに会いに。
とは言ってもたっぷり3時間の道のりです。

山道を行くと何ヶ所かコマドリポイントがあるのですが、えっちらこっちら上へ上へと更に登って行きます。

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このテリトリーには2羽の雄がいます。出演回数は多いのですが大きな声で鳴いてはくれません。

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遅れて雌もお出まし

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更に山道を400m程奥に向かうと。。。良くさえずる雄に出合いました。
でもこのコマドリは一生懸命に鳴くのですが裏の楽屋ばかりで、表舞台では鳴いてくれません。
声を頼りに探すと、笹藪の後ろの見えにくい枝の上がお気に入りの場所の様です。

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最後は可愛い顔でお見送り。
行きはよいよい帰りは辛い、渋滞で4時間、連休半ばの鳥撮りでした。



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『ゴット マザー』

5月1日。令和元年の始まり

5月はフクロウの季節。
もう巣立ちの頃と、遊水地周りの『フクロウ回廊』4県をひとっ走りして来ました。

一か所目のコブシの木の巣穴、辺りは静まり返り、今年は営巣していませんでした。
毎年来ていただけにちょっと心配な出来事です。

河川敷のトラフズクの森広場、ここに一族の姿が見えません。
公園管理事務所の話でも今年は居ないとか。

3ヶ所目、4ヶ所目の神社のフクロウ営巣地にも全くいません。

5ヶ所目でやっとフクロウの親に会えました。
雛はまだ巣穴から顔すら出していませんが、高い欅の枝でゴットマザーが見守っています。

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一見寝ている様でも、直ぐに目を開けては辺りを見回して  ぬかりはありません。

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「見守りって、肩が凝るのよねぇ~」と、
盛んにストレッチを繰り返していました。

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そしてしばらくすると、何やら今までに無い動きをしだしました。
遠来からの客人に 最後の お・も・て・な・し

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こんなに営巣しなかったことは初めての事、
今年はちょっと寂しい「フクロウ回廊」になりそうです。



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『さくら色』

 
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桜が咲くと どことなく浮き立ち、花を愛でる想いをめぐらすのは日本人のDNAがそうさせるのでしょうか。
4月半ば、平地の桜は咲き終わっても山の桜はまだ盛り。 
「そうだ 北に行こう」 と計画した遠出は前日の季節外れの雪で現地の高速が厳しくなり断念。
今年のお花見は急遽雪の影響を受けない北関東・妙義山沿いに変更となりました。

「桜山」は591mの小山。
ここは満開の寒桜7000本とソメイヨシノ3000本がまじりあいながら山を覆い、更に今回は雪の共演もあって景観は「関東の吉野山」
私が勝手に名づけたのですが、それほど見事。

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寒桜の花は楚々として初々しい。
初冬と春の二度の季節に咲くとは知りませんでした。

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雪がまだ残り、桜を引き立ててくれます、赤色はツツジ。

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青空なら良かったのですが、残念ながら午後から空のほとんどを雲が覆ってしまいました(涙)。
「稲荷山の桜」 こんな風景が好きです。

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「七興山古墳桜」
丘を重なり合いながら溢れるような桜は見ごろで見事。
肉厚の大トロが覆いつくす握り寿司の様にも見えます。

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松井田の里山で偶然見つけた桜処。
レンギョウ・菜の花の黄色、さくら色、畑の緑が織りなす春色。無名なのでもったいない程の独り占め。

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更に松井田の奥の山間部へ。
一本桜 を探しに行ったのですが、土塩地区の番地がナビに出てきません。桜の詳しい場所がわからず聞く人も居ません。
やっと会えた村の子供に聞いていると、お母さんが来てくれて車で先導してくれると言うのです。
まるで旅のドラマのワンシーンの様! 通りすがりの人への優しさに何度も頭が下がりました。感謝。

夕暮れの曇り空、そんな中でも 樹齢500年以上、樹高20m、幹回り5.1mのヒガンザクラは満開で圧巻の存在感を示していました。
里の巨木「細野の彼岸桜」 別名「庚申桜」

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陽が沈みかけたら、しめは温泉でしょう!
湯から上がると遠く眼下には上州の街の灯ちらほら。 そして夜桜。

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・・・妙義山麓を回った今年の桜が終わりました。



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『ニュウナイスズメの不思議』

花冷えにより、いつもより遅く地元のソメイヨシノが満開になりました。
毎年の事、ニュウナイスズメが蜜を吸いに桜に来ます。

さくら色の中、花びらをくわえて回すシーンをイメージしながら車を走らせました。
すると、盛りと咲くソメイヨシノの並木には全く鳥の姿が見えません。
ニュウナイスズメの群れは何処に?

直ぐ傍のほとんど花の無くなった枝垂れ桜に居ました。
満開のソメイヨシノの並木と八分散りの盛りを過ぎた一本の枝垂れ桜、その距離は枝が被る程の近さなのです。
なのに何故かソメイヨシノには全く見向きもしません。 不思議。

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密の味にそれほどの差があるとも思えません、例年ソメイヨシノに群がるのですから。
今年に限っての現象には首をひねるばかり。
この群れのニュウナイスズメは枝垂れ桜派?

額しか残っていないので、くわえる事はあきらめて、せめて桜の花の多い所に止まって欲しいと願いながらシャッターを切りました。


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想像するに、ニュウナイスズメはくちばしが長くは無いので花の中に顔を入れて蜜を吸う事は出来ません。 なので花びらを千切り、底の蜜を吸うのです。 その千切る時に花びらを回すシーンが見られるのですが。

花びらの落ちた枝垂れ桜は花びらを落とす必要もなく蜜を吸えるのですから好都合なのでしょう。
でも新鮮な蜜の方が美味しいのでは、と言う想いは残るのですが。。。


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『花冷え』

山桜と彼岸桜の交配種を見に行こうとしたのですが、このところの花冷えでまだ花と蕾が小競り合いをしている状態でした。
そこで急遽、上を見る花見が駄目ならば下を見る花見があるさ、と行先を変更することにしました。

『薄紫の小さな可憐で可愛い花』 はまだ健在でした。
里山の斜面に沿って登って行くと、北側の広い斜面一帯にカタクリの花が自生していました。その数5万株。
上に行くに従いまだ元気に咲いていてくれます。

発芽してから花を咲かせるまで8年の歳月を要すると言います。 下向きに咲く花びらはまるでバレリーナのチュチュの様でもあり、その姿は妖精の様でもありました。

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カタクリの花を撮る時は意外と大変で、坂道に寝そべる様にカメラを固定して下から接近して撮ります。 すると花を見ながら山道を登って来た人達が慌てて見つけてびっくり! そんな苦労の撮影でした。

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『さくら』

一本桜は清々しい。 48もいいけれど、ソロでスポットライトを当てた様にセンター独り占め、辺りを淡桃色で華やかに魅せてくれます。
今回の桜は地元の一本桜「彩の国の銘木・北本のエドヒガンサクラ」

この桜はいつも鳥撮りやバードカービングで通っている北本自然観察公園の中にあり、崖の途中から30度傾斜して竹林を背景に自生しています。

自然発芽したと言われるエドヒガンは樹齢200年以上、幹回り3m、根周り42m、高さ20mを超える堂々とした姿。
薄紅色の小さくて可愛い五弁一重の花を咲かせます。

先日、TV朝日の桜中継で一夜限りの夜桜が紹介されてメジャーデビューをはたしました。

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このエドヒガンザクラは30度斜めに傾いて伸びているため、木の真下から見上げると天を覆うかのような花と枝の美しさを再発見出来ます。

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春爛漫。



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(プロバイダーniftyのブログリニューアルで不具合が出ていますので)

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『都会のオオタカ』

(現在、プロバイダー@niftyのブログリニューアル時に障害が起きています。改善にはもうしばらくの時間が必要との事です。
画像拡大時に元画面に戻る機能に障害が起きてご迷惑をおかけしています。 暫くは、戻る時は左上に出る「タイトル」をクリックしてください)
   
   
オオタカは食物連鎖の頂点に君臨する猛禽。
自然環境の変化に敏感なのですが、数も増えて環境庁レッドリストの絶滅危惧種から、準絶滅危惧種に変わりました。
最近は猛禽も都会に進出して生き方を学習しています。
ここのオオタカは都市公園の森に居を構え、群れる鳩や川沿いに飛来するコガモを捕食しています。

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雄がひと鳴きして何処からか飛んで来ると、ペアはカップリング
  
   
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暫くすると、雄と雌はそれぞれが枝を折り始めました。
もう巣はほとんど完成していて、手直しの段階でしょうか。  
   
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今年ももうすぐ抱卵の時期になります。
無事に雛が孵って空を飛ぶ日を期待しましょう。
  
  
        ◇
  
  
『ひかる君』   今回はダブルヘッターの記事になります。
  
待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな
・・・
  
渡良瀬川遊水池第二調節池の中にコウノトリの人工巣塔があります。
コウノトリが遊水池を気に入ってたびたびやって来るので2羽のデゴイと巣作り用の人工塔を小山市が設置しました。

そこで「ひかる」君が巣作りをして、お嫁さんが来るのを一日千秋の思いで待っています。
  
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しかし待ち人来たらず。
残念ながら去年も、今年も、彼にお嫁さんは来ません。 近くに雌が居る可能性は無に等しいのです。

平成28年に野田市の「こうのとりの里」から試験放鳥された「ひかる」君。 静岡県、愛知県、兵庫県まで飛んで行きました。
しかしお嫁さんには巡り合わず、ここで待つ事にしたのです。 同じ頃に放鳥された雌の「みらい」や「愛」は事故死などでもう居ません。

それでも ひかる君は巣作りをして待ち続けます。 夕陽の中で巣を繕う姿は泣きたくなるほどけなげです。
いつの日か何処からか雌が来てくれる奇跡を祈ります
  
  
暮れて河原に星ひとつ
宵待草の花が散る
更けては風も泣くそうな
   
  
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今年も 『北本バードカービング展』

早いもので、去年サンコウチョウを彫ってからもう1年が巡ってきました。
今年も 【第25回 北本バードカービン展 2019】 を開催いたします。

彩の国バードカービングクラブ・彩鳥会の会員と講師 成川 治氏のバードカービング 計60点余りと野鳥写真20点程を展示いたします。
(朝日新聞:13日埼玉版マリオン、読売新聞:15日埼玉版イベント欄に北本バードカービング展が掲載されています)

私の今回のカービングは珍しく水鳥 『コスズガモ』 と 野鳥写真8点を展示。

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詳細はこちらを▼

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当日はこの様にディスプレイして展示予定。

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彩の国までは遠く、「翔んで埼玉」、いえ、「とんでも埼玉」かもしれませんが、近くを通る機会がありましたら是非お立ち寄りください。
(私は初日と最終日は会場に居ます)

園内の銘木 エドヒガンサクラ も満開を迎えている事でしょう。
鳥見の方は鴻巣・川里の桜絡みニュウナイスズメを撮りながらはいかがでしょうか。

                          ◇

『翔んで埼玉』 がヒットしています!  何とも微妙な埼玉自虐ネタ映画ですが・・・
「埼玉人はそこら辺の草でも食っていろ」 とか 「都内に入る時には通行手形が必要だ!」 などと言われています。
でもご安心下さい。 埼玉に入る時は通行手形は要りませんから (^-^;  
ねんのため。

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『都会の真ん中で観梅』

都会の真ん中、地価の高額な一等地にお住まいの西尾白さんが観梅中との事なので会いに行って来ました。

直ぐ傍を多くの人が行き交う公園の小さな梅林。 住食接近とはいえ緑も限られているこんな所に居を構えるとは、余程の都会派なのでしょうか。

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早朝はお花見食堂にはまだ食材が無いので近くの植え込みに降りては虫探し。

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ようやく陽が梅林に差し込み始め、気温が上がると虫たちが飛び交います。 それを待っていたかの様に花舞台にやって来ました。

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Img_6411zxweb1_2          時々、都会の真ん中で愛を叫びます

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自在にフライングキャッチをしながら、虫を捕食する健気な天然物。 クリクリ瞳もいつ見ても可愛い!

気が付くと白梅には良く止まるのですが、なぜか紅梅にはほとんど止まりません。
間違って?紅梅に止まってしまっても タッチ&ゴー状態で泣かせてくれます。

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お腹も膨らんで疲れてくると舞台裏でまったりと休憩。 低い植え込みの中です。

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こうして紅白の揃い踏みを撮るために、もう少し、もう少しと、撮影時間が延びて行くのです。  気が付けば4時間が過ぎていました。

家に帰った後、足の甲が突然つりました! イテテテテ・・・



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地元の人は「オジロビタキ」と言っていましたが、下嘴が黒くなく、上尾筒も黒に近い色が薄い茶褐色でニシオジロビタキに近く、かと言ってニシオジロの特徴の胸から首までの薄黄色は弱く・・・私には判定できません。 なので特徴が近い「ニシオジロビタキ」とする事にしました。

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『仲良きことは』

連日の寒さが身に凍みて、暫くは「冬眠」したい・・・と思うこの頃。

広いこの池には2羽の巫女秋沙の雄が飛来していました。
雌は何処にも見あたりません。
2羽は兄弟なのでしょうか、いつも離れずにお互いを確認し合いながら潜っては朝食をとっていました。

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でもミコアイサは何処も同じ、用心深く岸辺に気配を感じるとゆっくりと池の真ん中に移動して行きます。

お腹いっぱいになったのか午後になると2羽はまったりタイム。 水面に任せてゆらゆらうつらうつら。

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気が付けば1羽の姿が見えなくなっていました。 いつしかかなり池の奥に行ってしまった様です。
今まで潜水を繰り返していた残りの1羽は急に辺りをキョロキョロ。 その仕草は見ているだけでも可笑しいくらい落ち着きがありません。

突然相棒を求めて飛び立って行きました。

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仲良しと言うか、2羽で一人前と言うか、
『仲よきことは 美しきかな』 でしょうか。



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『一度だけの遭遇』

別に待ち合わせをしているわけではないけれど、逢いたくて何度会いに行っても会えないと心が折れそうになるもの。

広い葦原に陽が落ちる頃は風が一層身に凍みてきます。
手袋の中の指先もジンジン、シャッターを押せるようにと右手にだけはホカロンを握りしめ。

そんな時、遥か彼方の土手の上を飛ぶ豆粒の様な白い鳥を見つけました。 確認のためにレンズを向けた瞬間、ファインダーの中を横切る別の灰色のぼやけた影が!

横切ったそちらが待っていたハイイロチュウヒの雄でした。
それは思ってもみなかった背後の方向から突然現れました。 急遽レンズを向けて追尾するのですが、風に流されて飛ぶ雄は画面に捕えるのが精いっぱい。
葦原低空飛行になると見え隠れして写せません。

シャッターを押したのは数カット、それでも年明けから通ってやっと雄に遭遇する事が出来ました。
今回は待ち場を変えたのですが、ここは眺望はいいけれど左右の視界は狭く、常に目を凝らす必要があり緊張の連続でした。

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                          □

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この後の低空飛行はフォーカスを持って行かれてしまいました。
一度きりの遭遇、雄を確認出来たので今回は良し!としましょう。

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『鳥待ちの時に聞いた話』
葦原から刈り取った葦を満載にした軽トラが数台現れました。 地元の葦簀業者の人達でしたが。。。
「数年前にイノブタを業者が不法に捨てたために繁殖している。最近の葦原にはかなりの数の野生化したイノブタ(ほとんど猪)が居るから注意した方がいいよ」と話してくれました。
その人も去年の刈り取り作業中に突然襲われ、牙によって太腿に怪我を負ったとか。

イノシシ年でもそんな当たり年にはなりませんように! ご注意を。

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『♪お正月を写そう、きれいな瑠璃色を写そう!』

「三度目の正直」あるいは「二度ある事は三度ある」 とも言いますが。
物事は三度目には願いが叶ってうまくはこぶ!のはず。
あぁ、それなのに。。。

穏やかな快晴の日、家を出る時には風は全く吹いていません。 2時間程走って現地に着くとものすごい風が吹き荒れています、体ごと持って行かれそうなくらい。
お正月の休日を三日も使って二ヶ所に同じ鳥を撮りに行ったのに、いずれの日も強風で目的の鳥は飛んでくれませんでした(涙)
日没まで待っても風は収まらず、「さ、さ、三度目の正直は何処に行ったぁ~~~!」
待ち鳥来たらず。

                                                      ◇

そんなわけで気を取り直して今度は地元にお正月を撮りに行く事にしました。 新年と言えば幸せの青い鳥でしょう。
毎年近くの森に来てくれるルリビタキ、今年で4回目の出会いとなりました。 なので通称「4年もの」、実年齢は不明。 確実に毎年きれいな瑠璃色になっていきます。

実はこのイケメンルリ君にも去年の暮に二度振られてしまった事があり、この日は三度目の正直での御対面となったのです。

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思いが通じたのでしょうか、早咲きの蝋梅の花に止まりました。

次の朝も振られないうちに通います。 しかしかなり待っても出演は無く、待ちくたびれた頃に倒木に生えた苔の上にお出まし! 瑠璃は緑にも映えます。

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          いい青をしています。

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それでも現れてくれるのはほんの数十秒から一分間程の気まぐれです。
もしかしたら落ち着かないのはこのせいだったのかもしれません。

ちらっと鳥影が視界を遮りました。 近くにあるケヤキの二股の窪みに溜まった水を飲みに来た小鳥がいました。
見え隠れする姿を確認用に撮ってみるとルリビタキの雌です。
まだ若そうなお嬢さん、ここで見るのは初めての事でした。

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雌は可愛い顔をしていても雄より気が強く、もしかしたら雄のテリトリーに侵入してきて追い出してしまうかもしれません。
出来れば気立ての優しいフレンドリーな女の娘であることを祈るのですが・・・





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『元旦』

明けましておめでとうございます。 
新しくもらった365日、今年はどんな出会いが待っているのでしょうか。

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ハイイロチュウヒ 雌

遥か彼方、まだ青い色を残す山裾にハイイロチュウヒの姿が点の様に現れました。
この早い時間帯の帰還は雌です。

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陽が沈みかけて残照の空になる頃、近くの葦原の塒に降りてきます。
雌の塒は2ヶ所あり、カメラを構えている反対側の塒の上を旋回しているハイチュウを見つけました。急いでカメラを振ります。

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塒の葦原を低空で悠然と滑空。

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そして塒入り

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この日、雌は次々と帰って来たのですが、雄の姿を見る事は出来ませんでした。 年越しの宿題です。

to be continued!

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