『ネモフィラ』

ちょっとコーヒーブレイクです・・・  そしてGWまでプレイバック。

青い花が好きで見に行きたいけれど、この花の旬はGWの真最中。
毎年二の足、三の足を踏んでいました。 そんな連休の谷間、ついに超混雑を覚悟で ひたち海浜公園の『ネモフィラ』を見に行って来ました。

しかもこの日は春霞で花に映える青空は見えません。 せっかくの青色が半減ですが私の行ける日はこの日しかありませんでしたから。
そうそう、大勢の人は「杭」だと思って見てください。

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ネモフィラは和名 瑠璃唐草、小紋唐草と言われる北アメリカ原産の一年草。 花芯の白から青へのグラデーションがきれいな小さな花を咲かせます。

一年草なので毎年種を蒔くとか、一面が淡い青い丘でした。 でもさすがに多くの人でポスターの様にはなりませんでした。

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『さえずり』

お山のコマドリ撮影の日。 それまで天気予報は「曇り」のはずでしたが、直前に私に何の断りもなく「雨」に差し替えていました。 
TVも新聞も知らん顔をして傘マークを付けています。

天気予報は変わっても予定は変えられません。 なので雨の訪問者、ポンチョを着ての撮影となりました。画面には涙の滴が映り込みます。 

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待っていると、ここに来てほしいと思った苔の山に止まってくれました。

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撮影は出来ても何か物足りません。 さえずりはしてくれませんでしたから。
翌日の天気予報はと言うと絶好の撮影向き薄曇り! このままでは帰れません。 予定を何とか変えてもらい撮影を続ける事にしました。



我慢強く待っていると、昨日から雨にも負けずにお山に来た熱意が通じたのでしょうか、やっとその時がきました。
尾羽を広げ、両翼も上げ、腹式呼吸で体全体を震わせて精いっぱいの「さえずり」です!。 鳴きの姿勢も尾羽を見せてのリクエスト通り。

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発声練習を終えて ここからが歌い始め本番!

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それは今まで見た事も無いほど翼を激しく震わせて力強くゆり動く熱唱でした。彼女への I love you 宣言だったのでしょうか。

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彼女もやって来てくれました。

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撮影には影の出来ない『薄曇り 最高!』







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『とーちゃこ!』

ちょっと例年より早めですが、只今 『とーちゃこ!』 しました。
いえいえ、自転車での旅の人の事ではありません。 まぁ、何処か風貌が似ていると言われれば、そんな気もしますが。
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青葉の鮮やかさが目に染みる頃、いつもの様に南からアオバズクのペアが渡って来ます。
この営巣地には毎年の事ですが、仲の良いツーショットを撮るのは久々の事。枝被りですが、そこは片目を瞑って見て下さい。


今年は少し早めの飛来となりました。
『ねぇ、ここのフクロウさん一家、まだお子さんが巣立ちしていないんだって。 とーちゃこが少し早かったんじゃない?』
「。。。。。」

『私たちの宿はどうするのよ、寝てばかりじゃなくて考えているの? 』
「。。。。。」

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『団子三兄弟』

森の中、2ヶ所のエナガの巣を観察していました。 運良く巣立ちは連休の日、「エナガの団子並び」が見られるかもしれません・・・期待したのですが残念ながら雛はバラけてしまい並んではくれませんでした。
雛の成長にはかなりの差がある様で自由に飛べる雛とあまり飛べない雛が居ます。 餌も2、3羽づつに分かれてもらっていました。

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まだうまく飛べない雛を探しては親は餌を万遍なく運んできます。大奮闘の親はかなりお疲れの様子で体も汚れてボロボロ状態。ヘルパーさんは来てくれたのでしょうか。
でも汚れた親の姿は愛の勲章ですから。

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エナガは大好きな鳥のひとつ。 もうひとつの巣穴では初めて見る光景が繰り広げられていました。 この巣穴は後ろを向いているので入り口は反対側なのですが、親が来て巣穴の底を咥えて壊し始めたのです!。
巣立ちの促しなのですが、可愛い顔しているのに手荒い方法を使います。

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すると中から巣の素材の羽がバラけてきて、一羽の雛が巣から落ちそうにこぼれてきました。 まだ巣立ちしたくない雛は必至で入り口に戻ります。

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Img_8391web5         巣はもう底の無い状態でボロボロ。それでも雛達は巣立ちしません

翌朝、7時過ぎに雛は次々に巣立っていきました。 昼まで待っても一向に並んではくれません。 高い木の上の葉の裏側で団子と言うよりは「ぼたもち」状態です。 次第に3羽程に別れて枝を移り、ばらけたまま親から餌をもらっていました。

それでもどうにか『団子三兄弟』

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やがて雛達はまとまる事も無く、三々五々と消えて行きました。 立ち入りの出来ない森の奥で人知れず並んでいるのかも知れません。


また静かな森に戻りました。。。





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『キャベツ畑にて』

早朝の高速を走り、岬のキャベツ畑まで行って・・・特産のキャベツを買って帰りました。   お・し・ま・い。
えっ、鳥見の話では無いのかって? いえいえ、キャベツを買いに行っただけですが、何か?。

(ここだけの話ですが。 キャベツ畑に居るというツバメチドリに会いに海に突き出た半島までプチ遠征をしたのです。 しかし、あいにくの気象条件で不遇な結果に終わり、最終的な成果としては近くの農協でキャベツを買って帰った、という話なのです)


前日の深夜、寝ていても音が激しく聞こえるほど雨が降り続きました。 そして朝、快晴で汗ばむ程の天気。 この組み合わせが最悪の結果を生む事になったのです。

陽が昇ると一面のキャベツ畑に含まれた水分が蒸発して陽炎が立ちこめました。 それはレンズを通してもはっきりと、まるで川の様に背景が流れて行くのがわかるのです。
肝心のツバメチドリがやって来た時にはフォーカスが合いません、手動に変えてもピンが来ません。 周りのカメラマンからも悲鳴のような声が聞こえてきます。 しかもお目当てのツバメチドリは遥か遠くの畑にしか着地してくれませんでした。

と言う事で、近くまで来てくれて陽炎の影響を最小限にしか受けて居ない鳥さん達を紹介します。

今回はコチドリを撮りに来た言う事にしましょう、人見知りをしないでこちらにやって来てくれたいい子です。

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ムナグロは同じポーズで固まった様に動きません。 考え事をしているのか何か思うことがあるのでしょうか、相談に乗りますけれど・・・

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盛んに初夏を謳歌していたのはヒバリ。 キャベツの舞台でも熱唱です。

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そして一応、陽炎の中の証も見せなくてはならないでしょう。 遠い遠い、ゆらゆら流れる中のツバメチドリです。 仕方がないのでやはり遠い飛びものを撮る事にしました。 ツバメと言うだけあってさすがに早い!。

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ツバメチドリには去年も今年もこのキャベツ畑で振られました。こんな日もあるさ。

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『手前ミソですが・・・』

今回は旬の甲州ミソのご紹介です。 甲斐の山懐に抱かれ、苔むした清流に居を構えたミソの蔵出しです。
何はともあれ、先ずはご賞味下さい。

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『あっ、桃李君? ちょっと読めない漢字があってさ、教えて。
鳥と言うやつの左が焦と言うやつと、鳥と言うやつの左が尞と言うやつ。
これ「ショウ」と「リョウ」でいいのかな?』

「あっ、ごめん 時間無いからメールしといて!」

『だからさぁ、読めないからメール打てないじゃん!』

この源となったCMを知っている人は桜花賞と皐月賞の馬券が当たった人でしょうか。
ミソサザイの漢字の読みをJRAのCM風に置き換えるとこうなります。
(残念ながら私が漢字変換しても文字が出てきません。その漢字でミソサザイと読みます)

それに、ちょっと手前ミソですが、ミソサザイは他にも『三十三才』とも書くのですねぇ。

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古来から鶯、オオルリ、駒鳥が『三鳴鳥』と言われていましたが、このたびミソサザイが栄えある『新四鳴鳥』として認定される事となりました。祝!!

この時期、渓流の傍のお立ち台で高々と歌い上げる姿はまさに演歌歌手。 こぶしを利かせて熱演する姿は、いつまでも自己陶酔していますから。

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(注) 新四鳴鳥とは、極一部の人が発想しただけの未公認ですから あしからず。

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『川中島の戦い』

あれ、もしかしたらタイトルを「川中島の戦い」と読みました?
いえいえ、信玄も謙信も出てきません。 これは『川の中の島の戦い』と読むのですから。  長編です、お覚悟を。

朝日が河原に差し込む頃、ブラインドの中でヤマセミを待ちました。 それでも川までの距離はかなりあります。
日差しは強く良い条件とは言えませんが久しぶりのヤマセミ撮影です。
間もなく白い影が低空飛行でやって来て対岸でひと休み。 雌です。

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川中島に止まりました。小さな岩もどきの島です。

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その後、ヤマセミは何度か川を通り過ぎましたが雄と雌の遭遇はありませんでした。
陽も高く昇り陽炎が揺らいで撮影が難しくなったと思う頃、幕が切って落とされました。

雄のヤマセミは丸々と太ったドジョウをくわえて飛んで来ました。 ここからは川中島でのヤマセミ対ドジョウの戦いの実況中継です。

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例によってくちばしを激しく岩に叩き付けてドジョウの骨を粉砕します。 戦いは圧倒的にヤマセミ有利、のはずでした。
しかしドジョウも必死、防御の技を繰り出して抵抗を見せます。 体を丸くしてくちばしに絡めて衝撃を避けるのです。
これではくちばしを振り降ろしてもドジョウの体に致命傷を与えることは出来ません。

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魚なら数撃叩き付ける事で粉骨の技勝利!となるのですが今回はだいぶ勝手が違います。 ならば、とヤマセミは次の豪快な技を繰り出します。 「脳天逆落とし!」 頭上高く頂点まで持ち上げると一気に岩に振り落とします。

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くわえられているハンデがありながら柔と剛の戦いは異常に長く続きました。 意外なな展開です。 圧倒的攻撃力のヤマセミ、それでもダメならばと今度は持久戦に持ち込みました。 長期戦になるとさすがのドジョウもぐったり。

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勝利を収めたのですが直ぐには食べません。 どうやら彼女への貢ぎ物の様です。 カチドキを上げるとそのまま飛び去って視界から消えて行きました。
これがこの日のフィナーレでした。。。

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『孤独のグルメ』

近くにある市の天然記念物 『在家のイトザクラ』が満開になりました。
銘木でちょっとお花見を。

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イトザクラはエドヒガンザクラが垂れた品種と言われ、淡紅白色一重の花を枝一面に開きます。
桜を愛でたところでタイトルに戻りましょう。

『孤独のグルメ』、このTV番組を知っている人はかなりの庶民派グルメかもしれません。
井之頭五郎氏が仕事に訪れた街でふとひらめいた食事処にぶらりと入ってお昼を食べる(実際にある大衆食堂が主)。 一人でただ黙々と食べる孤独なグルメなのだ。 それだけなのに実に美味そうに食べる。 味もいいのだろうが番組もいい味を出しているのです。


桜の蕾が薄紅色に見え始めた頃、近くのmy公園にヒレンジャクがやって来ました。 一羽来てはいなくなり、二羽来てはいなくなり、結局居着いたのはたった一羽だけ。
偵察かと期待して心待ちにしていたのですが、ヤドリギの前のソメイヨシノが八分咲きになっても歌舞伎一座御一行様は来ません。 孤独のヒレンジャクとなりました。

朝早くから一日中ヤドリギの実を食べて、食べて、食べては満足してタラーリと種出し。 美味しそうにと言うよりひたすら食べます。

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喉が渇くと水場に降りてきてタッチ&ゴーで素早くごくり。 その後くはしばし楽屋裏でお休みの繰り返しでした。

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一人ぼっちのヒレンジャクのお嬢さん、長旅に備えて沢山食べてくださいな。そして来年はぜひ一座でお越し下さい。
『隅から隅まで ズズズイーッと(チョン!)   カメラマンが並んでお待ちしております』

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こちらは田園のエノキにぶらりとやって来たコイカル。美味しそうな実を見つけると、ひたすら食べまくるのです。 長いこと居たのでエノキレストランはお気に入りだったのでしょう。

通常、コイカルはイカルの群れの中に数羽混じっています。 でも地元に来たコイカルの雄は一羽だけ。
付近にはイカルの群れは見当たりません。こちらも『孤独のグルメ』なのです。

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しばらくすると草地に降りて来ました。 コイカルは飛来数が少なく人気者ですが、ここはあまり知られていないので静か。

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エノキの実もかなり少なくなっていました。
今頃はもうロシア沿海州に向けて飛び立ったでしょうか。
旅立つ時はぜひ地点登録をお忘れなく、来年をお待ちいたしております。

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『古都の お食事処』

ゆるく波を打ち、時を刻んだ石段を登って行くと
季節外れの境内は誰も居なくて静か。

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心洗われるひととき、 いにしえの思いに浸って少し歩いて行くと、それは束の間の事。 大きな声が聞こえてきました。 大きいと言うより騒がしい感じの声です。 今まで浸っていた余韻は何だったのでしょうか。

声のする方に歩いて行くと三軒の家がありました。 と言ってもブーフーウーの家ではありません。
そこは 「花子」「タロー」「ジロー」と表札の出ている一軒家、お食事処みたいでした。


「花子の家」

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「タロー」の家Img_0035web2
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でも誰が花子か、誰がタローか、誰がジローか、全くわかりませんでした。 一度に何人も、いや、群で来るのですから。
ヤマガラも来ましたが、スズメ軍団に圧倒されて尻込み。


ふらりと立ち寄った鎌倉の明月院、別名 紫陽花寺のひとこまでした。

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【追伸】
聞いてください、雀だけでなく私の鎌倉スイーツお食事処の話も。
小さなお店ですが、パン大好きとしては絶対外せない天然酵母で作る絶品パンのキビヤベーカリー、 休みでした。
ならば蜂蜜をと鎌倉蜂蜜園へ、 休みでした。 
それでは好きなパームクーヘンを売る洋菓子店へ、 もう廃盤でした。
折れそうな気をとり直してオリジナルのシュークリーム店へ。 お店がありませんでした。
歩き疲れて最後にやっと食べられたのはロンカフェの特製ふんわりフレンチトースト。
こうなったら締めは大好きな豆を!と、「まめや」で全品味見制覇!。 あっ、もちろんいっぱい買いましたけれどね。
スズメの様にはいかないスイーツお食事処でした。

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『武蔵國一之宮 神社の巫女さん』

地元。武蔵國一之宮の神社。
一之宮を名乗るのはその國一番の格式の高い神社。 そこにお住まいの白衣装の巫女さんをこっそり写してきました。 これは「盗撮」と言うのでしょうか。

巫女さんは用心深く、気配を感じると直ぐに奥座敷に隠れてしまって なかなか外には出てきてくれません。
警戒心の強い巫女さん、と言っても何故か♂ですが。

カイツブリの池と呼んでいた池に「巫女秋沙」が初めてやって来ました。 雄雌1羽づつのペアです。 日差しの加減で刻々と水面の色が変わって行きます。

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雑食性ですが主に食べるのは魚や貝類、ここでは「タウナギ」を好んで食べていました。  ちなみにタウナギは名前だけウナギに似ているだけの程遠い全く別の種類、残念ながらウナギの代用にはなりません。

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もともとこの池には葦はありませんでした。試験的に葦原を作ってみると、その勢いは凄く、たちまち池を埋め尽くすほどに成長しました。 今回はかなり刈込をして残したのは池の中央にある葦原のみ。

適度な葦の茂みとなり、餌を捕るにも身を隠すにもいい環境になった様です。 葦が無くても多くても来ないで、快適な葦原を作ると直ぐに来るなんて、毎年近くまで来ては何処かで見ていたのでしょうか。

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雌が飛び立ちました。

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ミコアイサは水鳥の中でも体が小さいので(♂38cm~42cm、♀18cm)短い滑空で飛び立つ事が出来ます。 雄雌のランデブー飛行も。

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飛び立っても葦原を超えて池の反対側に着水。

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三寒四温、今日は染井吉野が開花したそうです。
もう間もなくシベリアに向けて飛び立つ事でしょう。。。




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『ヤツガシラ いずこ』

何処に行っていたのでしょうか、2週間ほど留守にすると、突然戻って来ました。 でもまた、居たり居なかったりの相変わらずの風来坊らしいです。

この日は 『ただいま~帰って来ました!』 と両手をいっぱいに広げてのご挨拶。
『私、広げて凄いのは冠羽だけじゃぁ無いんです』 と見せてくれます。

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留守にしていた間のお詫びに、もちろん冠羽を広げてのサービスも忘れません。 この日は手厚いおもてなしで迎えてくれました。

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朝の食事は近くの休耕地、何もないすっきりとした絵にしてくれました。

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ニ幕目は舞台を移しての庭園。オオイヌノフグリやホトケノザの前で記念写真。

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直近の話では、またふらりと行ってしまって行方は解らず、との事。
上州名物の風と共にやって来て、また風に乗って何処かに行ってしまう、又三郎みたいななヤツでした。。。




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『菜の花コミミ』

辺り一面、春は菜の花。
黄色の上を飛ぶコミミズク、イメージは出来ているのですが。。。

来年も来るとは限らないので再びのコミミです。そして今回は地元 彩の国の菜の花コミミ。

待っていると思わぬ方向からやって来ました。 土手の反対側の後ろから不意に現れ、止まり木に止まる瞬間は、あぁぁ~後姿。

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こちらの気を知らずか、なかなか菜の花の上を飛んでくれません。 この日は花の無い斜面が好きで餌を取りながらやって来ます。

Uターンしてこちらに向かって飛んで来た!と構えると、菜の花の写らない遠いところを飛びます。 それでも いつも枯れた葦の原でしたから緑の草原を飛ぶのは新鮮でした。

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急降下、タッチ&ゴーで餌を探しています。

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しばらくして待つ位置を変えてみることにしました。 するとコミミは向かって来るのですが 何度も餌取りに途中下車です。

待ちくたびれた頃に不意打ち! 土手のコーナーを回ってくると急に菜の花の近くを飛び始めました。
どうにかシャッターを押したのは2カットのみ、後はピンが背景に取られてしまいました。

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この日 菜の花の上を飛んだのは1回だけでした。 そしてその後、コミミは姿を数日見せてくれません。やがて始まる北帰行に備えているのでしょうか。

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【追伸 ・ 輪廻転生】

閻魔大王が突然現れて私に聞くのです。
『なぁお前、今度生まれ変わる時には何になりたいか~?』と。 (ここは「帰って来た酔っ払い」風に読んで下さい)

私は即答で「コミミズクでお願いいたします」と言います。
そして、
「あのぉ、少しだけ違う所があります。 ご飯のネズミだけは食べるなと遺言で言われていますので、主食は魚系でお願いいたします」

こうして初の魚を捕るコミミズクが誕生するのです。 いつか見かけたら、それは私の輪廻転生ですから。

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『フクロウ カービング』

バードカービングのフクロウが完成しました。
制作期間は1年。(実動期間2ヶ月ほど) 全長22cm 材料 南洋材 ジェルトン。

彫りも今までの中でも高い難度でしたが、今回は彩色が難題でした。
毎年、庭の様な近くの公園で営巣しているフクロウを撮っているのに、普段の観察力がいかに曖昧だった事か、羽はそれぞれの役割分担に応じて模様が微妙に違っているのです。

更に技法的には、あの江戸中期の天才絵師 伊藤若冲が得意とした日本画の技法「たらしこみ」を使うとか。
(たらしこみ:水やゆるく溶いた絵具をぬり、水分が乾かないうちに、他の絵具を重ねて自然なにじみを表現する技)

それが出来たら若冲になってしまうので、一見、似ても非なる「たらしこみ風」で落とし込みました(^^)。
まぁ、お好み焼きで言えば、関東のもんじゃ焼きしか知らない人が作る「広島風お好み焼き」とでも言う事でしょうか。

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そして 今年も
『第22回 北本バードカービング展 2017』が開催されます。

主催:「彩鳥会」 「彩の国バードカービング倶楽部」
後援:埼玉県自然学習センター

期間:3月12日(日)~26日(日) 2週間
    13日(月)は休館日  12日は12時~  26日は2時まで
 
会場:埼玉県北本市 北本自然観察公園内 埼玉県自然学習センター
住所:埼玉県北本市荒井 5-200
☏ :048-593-2891

会員とカービングの第一人者で講師の 成川 治 氏の特別作品も含め60点余りの小鳥、猛禽、鴨類などのカービングと野鳥写真20点うを展示します。

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間もなく咲き始める園内の銘木 エドヒガンザクラを見ながらお立ち寄りください。もしかしたらまだ近くの河川敷で菜の花コミミが撮れるかもしれません。






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『もう一つの黄色い冠羽』

先週に引き続き上州に探鳥です。 もう一つの黄色いモヒカン刈りの冠羽を探しに。

早朝、赤城山麓の公園に到着。広い雑木林と湿地の中を歩いて行けども誰にも会いません。 ミヤマホウジロがどの辺に出るのかも分からず、ゆるくうねる尾根筋を ひとやま超え、ふたやま超え、この次は何を書くのかわかるので、ここでまで(^^)。 

どうやら地元の人はもうかなり撮り飽きたみたいでカメラマンの姿は見えません。 時だけが過ぎて行きます。。。

待ちくたびれた頃、黄色が視界を横切りました。 やっと会えたミヤマです。 目の前の枝に止まりました。近すぎるのですが後退りする余裕も無く即シャッターを切ります。

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ファーストシーンの出会いがあるとやっと一息つく余裕もできます、今度は湿地の一か所に居を構えて撮る事にしました。
何処をぶらついていたのでしょうか、尾根筋を回っていたみたいで、かなり長い時間待たせてくれた後に雄3羽、雌1羽が現れました。

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ようやく気心が通じて親しくなった頃、ミヤマは下に降りて近くで餌を探し始めました。地面の鳥は鳥目線で撮る、うまく前後がボケてくれました。モヒカン冠羽も立っています。

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2羽並びは被写界深度が浅くなり設定しても並行に近くないとボケが出ます、なかなか思うような位置には来てくれません。
それに雄と雌が並んだと思ったら、雌ではなくカシラダカだったりして。まったくぅぅぅ・・・

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楽しませてくれた友情出演の皆さま。

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△可愛い顔しているのは中国から来た種。カオジロガビチョウ。

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△アトリ

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△ヤマガラが降りようとすると雌のミヤマが怒りだしました、何があったのでしょう。 びっくり!思わず羽を止めたヤマガラ!

この国では噂通り女性は強いのです。 あっ、昔から言われているのは良く働くしっかり者と言う意味なのですけれどね。
気が付けばお昼を探べるのも忘れ、6時間以上が過ぎていました。。。




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『ヤツガシラの恩返し』

ヤツガシラと言えば・・・もう7年程前になるでしょうか、『森へ行こう』 の最初のアップが千葉県富津のヤツガシラでした。 当時は広い公園にカメラマンは10人程、まったりとした時が流れていました。

そして一昨年の所沢ヤツガシラ。 思い出せば2ヵ月間の休日を全て費やし、早朝も雪の日も頑張って通いました。それなのに見る事さえ出来ず連戦連敗の長く苦しい日々でした。
今回、一回で決めようと上州へと向かったのです。果たして・・・

ヤツガシラは民家の庭先で虫を探して食事にしています。 でも毎日タダで食べているのが心苦しいのでしょうか、恩返しに来た様です。

『あのぉ、食事のお礼に私のくちばしも洗濯挟みのお仲間に使ってもらえれば、お役に立てるかと・・・』 と、物干し竿の上に止まりました。

「ヤツガシラさん、せっかく来てくれたのですが、カメラマンがこんなにいては洗濯物は干せませんよ」 の声が聞こえたのでしょうか

『失礼しました、改めて出直してきます!』 と去って行きました。

そう言えば長く尖ったくちばしは洗濯挟みにぴったり!。 なかなか義理堅い、カシラの低いヤツガシラでした。

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Img_0556zweb4_2          『洗濯物はまだですか?』とチラ見。

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ここの芝生レストランは土が柔らかく、くちばしの奥まで刺さります、それに無農薬ですからご馳走が多いのです。

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そして最後の遭遇の時。 アンコールにはファンサービスも忘れずに冠羽を開いてくれました!。 おもてなしもうまいヤツガシラでした。

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『野焼きの後に』

近くに『さくら草の自生地』があります。 今まで葦に覆われていましたが春を迎える「野焼き」が行われました。 その跡は一面焼け焦げて黒ずんだ野原、もうすぐ来る主役交代の時を静かに待っていました。

。。。そこにめざとい鳥がやって来ました。 焼け焦げて短くなった葦の茎のひとつひとつに嘴と長い舌を入れて、まだ中にいる虫を食べています。
アリスイです。

花畑は何面もありかなり広いのですが、虫を食べては常緑樹の中で休憩。また食べては休憩と食欲旺盛です。

写真的には焼け跡の黒い茎がいっぱいに溢れてアリスイの体の一部と同化してしまうのですが、野焼きはやがて来る芽吹きへの風物詩、それもありでしょう。

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赤く長い舌を延ばして虫を絡めとります

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食事をしながらも、何度も直ぐに空を見上げます。広い野原の真ん中では猛禽類の格好の餌食になります。 命を落とした鳥も数知れず、襲来を警戒して備えは怠りません。

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野草の様でも可愛いハート形の花びらを持つ さくら草は、かっては荒川沿いの至る所に咲いていたとの事でした。 今では自生地は極少なく、国の特別天然記念物 指定地となっています。

彩の国の県花で、花言葉は『早春の純愛』
。。。もうすぐ春です。


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『再び コミミへ』

ここ数日、街中ではそれほどの風と思えなくても、葦原の土手ではかなりの強い風が吹き荒れていました。 到着しても葦は波打ち、そのまま帰路についたことも。

そしてやっと穏やかな休日を迎えた時、
♪行かなくちゃ 行かなくちゃ 君に会いに行かなくちゃ!
再び、みたびのコミミ通いが続くのです。

ちょっと「小耳に挟んだ話」ですが、今年コミミが大きな群で何年か振りに遊水池にやって来てくれたのは、『酉年だから日本に行かなくちゃ!』と仲間をひき連れて来てくれたからだとか。

今回はいつもよりかなり上流のコミミを探しに行きました。ここが今回のコミミが訪れた遊水池の北限らしいのです。
一時間程待つと、葦原の中の木に止まっていたコミミが飛び始めました。ファーストシーンは土手の若草をバックです。

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更に奥に向かうと川岸に形のいい大きな天然の枯れ木が立っていました。 格好の止まり木です。 双眼鏡で確認すると糞も付いています、と言う事は間もなくやって来るはず。 ここで待つ事にしました。

ここからはノンストップ画像です。

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空へ。

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セピア色の夕陽を浴びて、遠く、田園の上を飛びます。
葦原でも黄昏は輝きを増していきました。

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コミミは 愛嬌のある顔といい、クリクリの黄色い瞳、三頭身の体、その体に似合わない大きな翼と忍者の様に忍び寄る滑空と、大好きです!。

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『夜な夜な集う怪鳥』

彩の国 北部特派員から報告が入りました。
『夜な夜な白い小鳥の大群が交差点で集会を開いている!その数知れず!』 と言うのです。
今回はそんな怪しい鳥のお話です。

夜6時過ぎの埼玉県鴻巣市 国道17号線。 昼夜を問わず交通量の激しい交差点に怪鳥達は群れていました。 300羽を超える小鳥達が信号や変圧器、電線に止まっています、それも片側だけに。 きっと今、想像している人はムクドリやヒヨドリと思っているでしょうが違うのです。

体は全身が白色で小さく、鳴く事も無く静かに集まっています。 下から見ているので顔は見えませんが尾の長い「しゃもじ」みたいな形の鳥です。

この鳥の名は? そしてなぜ交差点の片側にだけ集団でいるのか? 謎ば深まるかり。

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「ちょっと待った!」
『何ですか ヒゲじい』

【突然ですが ネットとTV電波が混乱してNHKのTV番組調に変換されてしまいました。 しばらくそのままでお待ちください】

「わかりましたぞ、白くて尾の長いしゃもじ形の鳥と言えば、エナガですな」
『でもヒゲじい、胸に黒い模様があるでしょう、エナガの模様とは違うみたいですよ。 それによく見てください。 模様のあるものと無いものがいます。 2種類の鳥なのでしょうか?』


「なる程、それでは次の謎、ここに集まる理由が今度こそわかりましたぞ!。
あの鳥達はお疲れの様ですな。 寒くて縮こまっておると肩が凝って飛べなくなるのじゃ。だから”全身もみほぐし”を受けに並んでいるのです!。 その証拠はあの看板ですぞ、あの黄色い看板の脇が一番多く並んでいますからな」
『・・・・・』


その日は結局肉眼では解からず、その後に望遠レンズを持った第二次アタック隊が出撃しました。 そして事実は解明されました。


『ヒゲじい、白い鳥の正体は「ハクセキレイの大群!!でした。 2種類の鳥に見えた模様の違いは、雄と雌の冬羽だったのです!』

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「なる程、それでは何のためにあそこで毎晩集会を開いておるのじゃ?」
『集まる理由は正確にはわかりませんが、寒さをしのぐための知恵も主な理由のひとつです。 あのマッサージの看板は、夜中も点灯しているので鳥は暖かいのを知っています。 しかもその一画には夜通し明かりのついているラーメン店の看板とかが数多くあるのです』

「看板の役割はそっちであったか」


信号や変圧器、電飾看板が発する熱が冬の寒さを乗り切る暖房になるとか、街に住む留鳥は知っていたのです。 他の場所の事例では電飾看板の熱で虫も発生して餌になることもあるとか。 モミモミの大きな看板はマッサージこそしませんでしたが、他の大きな役割をしていたのです。

10年ぐらい前から全国でハクセキレイの集団現象がポツポツと出てきたとか。 子育ての終わった秋頃から4月の子育てが始まる頃まで集まり、冬は特に集団化するそうです。

【一部TVと混線しました事をお詫びいたします。 画像はクリックすると大きくなります】

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『風の鳥 アネハヅル』

それを知ったのは鳥の映画「WATARIDORI」だったでしょうか。 もうひと昔前、『ヒマラヤ山脈の上空を渡るツル』の話を聞いた事があります。
気温-40℃、酸素は地上の1/3の中で8000m級の山脈を超えて行くと。 そして2013年NHKで「アネハヅル驚異のヒマラヤ超えを追う」が放映されました。

チベットの草原で繁殖期を過ごしたアネハヅルは秋にネパールの渓谷に集まり、谷から発生する強風を利用して上昇気流に乗ります。
しかしV字編隊を組んでヒマラヤ山脈を越えていく途中、山頂上空でこの季節に発生する激しい乱気流に遭遇します。
何度も渡りに失敗しては谷に戻り、その繰り返し。それでも命をかけて越冬の地インドへと向かうのです。

そんな浪漫あふれるアネハヅルを日本の田園で撮るチャンスが来ました。 「会いに行こう!!!」 鳥撮りの出来る休日まで何と長く感じた事か。

朝の光が差し始める頃、アネハヅルは出勤していました。 赤い目と目のそばから走る白い飾り羽が特徴の世界最小(全長90cm )の大きさで世界最高の高度を飛ぶツルです。 出会いの感動と愛は画像から察してください。

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普段は警戒心の強い鳥なのに、しばらくこの地に居たので地元慣れしたのでしょうか、散歩の人が犬を連れて近寄っても餌を探して食べていました。
時には30m程まで近寄って来てくれるので鳥が大きすぎて私は後退りしての撮影となりました。

朝日に染まりながら、指揮棒をくわえてのツルの舞を披露してくれます。

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しばらくするとお昼休みでしょうか、一本足のまま休憩モードに突入です。 何処からも近寄れない休耕地の真ん中で固まって1時間半程そのまま動きませんでした。 ここが一番ストレスを受けない所なのでしょう。

休憩時間が終わると思われる頃、次はお茶の時間に違いないと考えて小川に先回り。  しかし予測は見事に外れ、飛び出しました!

突然の事なのでシャッタースピードが飛びものモードになっていません。 それでも追うと、2枚目のカットは対面のカメラマンが重なって写り込みアウト。 飛び上がると旋回して私の方から見えるのはお尻だけとなりました。

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何かあったのでしょうか、左の風切羽が2枚抜け落ちています。 でもフライトは出来るので安心しました。
遠く小さな画像ですが、きっとヒマラヤの空を飛ぶ時もこんな感じなのでしょう、思いが馳せます。

行先は双眼鏡で確認出来る範囲にある緑の田んぼでした。 午前中は枯れ地の田んぼ、午後の部は緑の田んぼと、にくい演出をしてくれます。

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どうやらこの地が気に入っているみたいです。 近くの川の中州を塒としているので夜も安全、直ぐ隣に広がる広大な田んぼを餌場とする、住食接近の良い環境でした。 しかしあちらこちらで田起こしが始まっています、間もなくアネハヅルはこの地を離れるかもしれません。
無事にインドへとたどり着く事を祈ります。


ネパールの山岳民族 シェルパ族は強風を利用して超高度まで飛行するアネハヅルの事を 『風の鳥』 と呼んでいるそうです。




【長い物語を最後までお付き合いいただきありがとうございました。 画像はクリックすると大きくなります】

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『青色、鶯色』

このところバードカービング展に出品する作品創りが佳境に入り、と言うより間に合いそうに無く、休日は勿論、平日も仕事から帰って連日深夜残業に励んでいました。
長時間無賃金残業のブラック工房、ラストスパートはフクロウの彩色でした。

なのでなかなか鳥撮りに行く事が出来ませんでしたが、やっと半分の塗り工程までたどり着いたので鳥撮り再開です。
マイフィールドでウグイスのひと鳴きが聴けるというので出かけてきました。

初めに出て来たのはルリビタキ。やはり新春らしい明るさと暖かさをもたらしてくれるのはこの鳥しかいません。しょっぱなから決めのポーズです。今年の幸せの青い鳥になってくれるでしょうか。

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こちらも お立ち台でひと鳴き。 でも、ジジジジジ・・・の地鳴きでした。

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時間差で出て来たのはウグイス。 なかなか姿を現さないのでじっくり撮りたいのですが、警戒心が強く、立ち位置を変えると直ぐに隠れてしまいます。

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最後にひと鳴きしましたが、まだまだ春までにかなりの発声練習が必要の様でした。

ルリビタキとウグイスのツーショットを期待していたのですが、それぞれの気が強く、お互いを蹴散らしてしまいます。
そんな時でした、ルリビタキの後ろに何やらボケボケの灰色の陰が忍び寄ってきました。

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一瞬の間のニアミス、ツーショットでした! ピンアマですがここが限界点で、その後はそっと降りて姿を消してしまいました。

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シロハラを蹴散らして水場にやってきたのは赤い鳥、アカハラ。 かといって水を飲むでもなく、縄張りの偵察だったのでしょうか。

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こんなフィールドの朝でした。



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