『宿坊と懐石料理、時々鳥見』 part2
戸隠には鳥見に十数回来ていても 宿坊や蕎麦懐石 は初めての体験。
この日の泊まりは 『宿坊 山本館』 九頭竜神社の里宮と言う由緒深い宿坊です。
宿坊と言うと何か構えてしまうのですが、部屋も広く綺麗。 畳の廊下とバリアフリーが優しい安らぎを感じさせる居心地の良さでした。
夕食は地のものを使った創作蕎麦懐石。 全てのものに蕎麦が使われておりコース料理の様に運ばれてきます。
▽前菜 蕎麦団子を含む季節の旬の食材
▽お吸い物
▽信州地酒 徳利にも戸隠の風景が
▽季節もの
▽ふわふわ でいて モチモチ触感の蕎麦がき
▽蕎麦風味 茶椀蒸し
▽地場の揚げ物
▽湧水仕込み手打ち蕎麦
馬蹄形をした戸隠独特のボッチ盛り。 今夜は六ボッチ。
水を切らずにざるに盛り付けます
右下の蕎麦粉を入れた香ばしい自家製塩を振りかけて食べると かおりが口の中に広がり美味しさ絶品!
▽デザートは蕎麦プリン
美味しさと心温まるおもてなし、大満足の蕎麦懐石料理でした。
二日目は夜半から降り続いた雨。 信濃路は全て雨の中なので移動は断念、急遽『神話の神々、戸隠五社巡り』となりました。
奥社と九頭竜社は前日に済ませたので残りは三社。 宝光社、火之御子社、中社、五社を総称して戸隠神社と呼びます。

▽ パワースポット 奥社へ続く樹齢400年のクマスギの並木

▽ 奥社 高天原に由来する「天岩戸開き神話」 岩戸を怪力で押し開いた天手力雄命(あまのたちからおのみこと)

▽ 九頭竜社 九頭竜大神(くずりゅうのおおかみ)

▽ 宝光社 天表春命(あめのうわはるのみこと) 270段余の石段を登ると荘厳な社が見えてきます


▽ 火之御子社 岩戸の前で艶やかな半裸踊りを披露した 天鈿女命(あめのうずめのみこと)

▽ 雨にけむる 中社 岩戸の前で大神楽披露を創案 天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)

▽ パワースポット樹齢800年を越える三本杉

▽こちらもパワースポット さざれ滝

▽ 神話巡りが終わると この日のお昼も蕎麦処「そばの実」でお蕎麦です。
特製『味噌蕎麦包み揚げ』
信州のクルミとリンゴ、等の具材で練り上げた特製味噌を蕎麦生地で包み揚げたもの


♨は神告温泉。 湯屋番は北海道犬の「宮沢おたる」君。
郵便ポストも暖炉もある 素晴らしい 「アートな家」 にお住まいでした。

こうして晴れのち雨の戸隠は終わりました・・・
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