『雨の日の贈り物』

休日を待ちわびて今季初めて森へと向かいました。

谷川に沿って深く道を進んで行くと、天気予報では「曇り時々晴れ間」のはずなのにシトシトと長引きそうな雨が降りだしてきました。
ほとんどのカメラマンがあきらめて帰ってしまった後、ポンチョを叩く雨音だけが響く中でひたすら我慢の待ち時間が続きます。

2時間程経過した頃にはさすがにあきらめモード蔓延。
こんな時にテレビ番組では「その時!」があるのですが、現実には・・・

「その時!」がやって来てくれました。

鳴き声も無く長い尾羽をヒラヒラさせながら雄が目線の先に止まりました。 慌ててシャッターを切るのですが至近距離で尾羽が切れます。
サンコウチョウは躰をブルブル震わせて滴を払ったり、羽繕いをしたり雨の中でもリラックスモード。
カメラのシャッター音でも数えていたのでしょうか、もう充分と判断したかの様に暫くすると杉林の奥に消へと行きました。

これはきっと長雨にも耐えながら待っていた者へサンコウチョウからの「雨の日の贈り物」だったのかもしれません。

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『妻の「歌」です。子供が生まれました!』

コロナ自粛と喪に服してから2ヶ月半が過ぎました。 久しぶりの鳥撮りです。
とは言えまだ越県は控えてとの事なので近くの三県境、遊水池での梅雨の合間の撮影となりました。

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(△ 真ん中 上部に小さく一本の鉄塔が見えます。これが今回の物語の舞台です)

千葉県野田市の「こうのとりの里」から放鳥された「ひかる君」が遊水池付近に定住して2年が経ちました。
近隣では夏水・冬水田んぼを作り無農薬の食事処も豊富。 更に営巣塔を建て住宅完備。 デゴイも設置して準備万端。
しかし恋人は現れず、時だけが流れていきました。

ならば、と彼はお嫁さん探しの旅に出たのです。 たどり着いた先は徳島県鳴門市、そこで運命の出会いが待っていました。
彼女の名前は「歌」

そして・・・遠距離恋愛からの再会を約束したこの春、2歳の歌さんは遥々関東にまで飛来してくれたのです。
3月22日、住民登録、入籍も終えめでたく結婚しました。
そして6月初旬。 待望の2羽の赤ちゃんが誕生したのです!

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この日は前日の大雨の影響で巣材が流されたのでしょうか、枝や苔を集めては家の補修に励んで いました。

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夫婦共に何度も材料を採って来ては運び込んでいました。
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足元に2羽の白い小さな赤ちゃんが顔を出しました。

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△  これが今回 1回だけ撮れた4羽そろった「家族の肖像」です

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「ひかる君」は なぜ西を目指したのか、GPSの行動記録を見ると和歌山市や鳴門市を訪れています。
出会いは奇跡でした。

そしてこの春の遊水地での再会はどう約束したのでしょう、まだ2歳の歌さんは頑張って四国から関東まで800kmを一羽で飛んで来てきてくれたのですから。


1971年にコウノトリが絶滅して以来、東日本で自然繁殖したのは初めての事だと言います。
とかく昨今は暗い話題が多い中、物語はハッピーエンドで終わることが出来ました。


「ひかる」雄
2016年 3月28日 生まれ 4歳
両親 千葉県野田市 こうのとりの里 在住
父 コウくん 15歳
母 コウちゃん 24歳

「歌」雌
2018年 3月13日生まれ 2歳
両親 徳島県鳴門市 在中
父 J0044 8歳(兵庫県豊岡市 生まれ)
母 あさひ 6歳(兵庫県朝来市 生まれ)

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『復活 ♪薔薇が咲いた』

新型ウイルスによる緊急事態宣言、更に喪の期間でもあり自粛の日々を送っていました。 宣言解除後も他県に越境するのは自粛してくださいとのキャンペーンが続いており鳥撮りはまだしていません。

なので今回も鳥のいない『復活の薔薇』の話です。

私の住んでいる近くには明治10年に開園した薔薇で有名な公園があります。 区の花も薔薇。 駅までの通勤途中にはいつもその公園を横切るのですが。。。


4月。人が密集するのを避けるため園内の170種 3000本のバラの蕾は全て刈り取られてしまいました。 今年は寂しい初夏でした。
ところが、5月末から薔薇園にちらほらと色が見えてきたのです。いい香りもします、再び蕾が出て今や満開に咲き誇ったのです。

仕事帰りに寄り道をしてスマホで撮ってみました。 時間は夕方の6時半過ぎ、更ににわか雨が降ったので心配でしたが滴がアクセントにもなってくれました。 次の日も帰りに立ち寄ってはスマホ撮影! 夕方の美女探しです。



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ここの公園の薔薇の主役は あの「アンネの薔薇」
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「マリーアントワネット」
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「モナリザ」  う~ん? なぜこれが

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「ブライダル ピンク」
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「伊豆の踊子」
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「ジャルダン ドゥ フランス」
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「ロイヤル プリンセス」
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「レオナルド ダビンチ」 名付けの意味が解らず・・・

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「ムーン シャドウ」 ・・・今年の私のお気に入りの薔薇でした
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「プリンセス アイコ」
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「恋 心」
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「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」
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こうして蕾を全て切られてもDNAは負けず「復活の日」がやって来ました。
そのエネルギーは勇気をくれます。。。



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『アベノマスクがやって来た!』

4月、首相が布マスクを全戸に2枚(えっ、一人に2枚ではなく一家に2枚?)配布すると堂々と表明しました。

「それで国民のコロナ不安はパッと消えます」と主席補佐官の発案に飛び付く首相。 何と国民をバカにしたお粗末な思い付き、場当たり対応か。

「安部のマスク」は1枚200円で5000万世帯に郵送、費用は466億円かかるという。
1世帯2枚と言うのもあきれたが、金額を聞いて怒り×二乗!
調達費用が180億円、郵送費128億円、残り158億円は事務費や雑費の丼勘定。

中国に製造拠点を持つ日本のアパレルメーカーの話では「あれは70円程度」だと言う。
更に異物混入や汚れ、カビ、品質不良が多発の低レベル。しかも受注は伊藤忠などの商社なのに品質管理が全くずさんと言う有様。
そして回収へ。

そんな「安部のマスク」が私の手元にやって 来た! 

小学校の給食当番がする様だと言われた通りの見事に小さいサイズ。 首相の国会答弁でも思わず唇がマスクから飛び出してしまいそうな光景が何度も見られたのに。

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(このマスクの品質は大丈夫? まだ怖くて開けられません)
 
差出人は「厚生労働省 医政局経済課(マスク等物資対策班)」
466億円もかかるのなら国が何ヶ所かの県に製造を指示、「マスク製造工場を建設して雇用を確保、大量生産をする」とした方が466億円の経済効果もあり、継続的にマスクも供給されて国民の不安は消えるでしょう。

マスク作りはシャープを見習えば異業種でも出来る事です。シャープマスクは三重県多気工場のクリーンルームで製造された三重構造の高性能。第2回目の募集には6万箱に680万の応募がありましたから求める人々の気持ちが現れています。

それにしても何と発想の貧しい国の指導者なのでしょうか。

この国には台湾の、ノルウェーの、ニュージーランドの、様な指導者は出てこないのでしょうか。

 

【急募!】

あなたも応募してはいかがでしょうか、と言うメールが来ました。

学歴不問
経験不問
教養不問
住宅完備
「作られた原稿を読むだけの簡単なお仕事です」
「漢字が読めなくても大丈夫、スタッフが親切丁寧にルビをふってくれます」
時給10,000円 一日8時間勤務
月収は何と 240万円以上!

「こんな私でも出来ました」と笑うあの人の画像付きメールの最後には

『急募! 総理大臣』


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喪中

 

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『見上げれば スーパームーン』


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正確にはスーパームーンから12時間後、この夜が満月です。

4月7日の夜から8日にかけて、今年、月が最も大きく明るく見える「スーパームーン」が観測されました。
4月に見られるスーパームーンは「ピンクムーン」とも呼ばれています。
この頃は月が地平線や水平線上に現れると大気の影響で、より赤みのかかった黄金色に見えてくるからだと言われています。

月は地球の周りを楕円軌道で回っており、遠距離はおよそ40万キロメートル、この夜は36万キロメートルまで接近しました。 最大で14%大きく、30%明るい月だといいます。

画像は家のベランダから見え始めたお月さん
日々の暗いニュースの連続で心が疲弊しています、空に月がある事も忘れそうです。  ときには月を愛でて癒されましょうか。

花鳥風月


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『春・満開に閑散』

桜の花は人知れず咲き 人知れず散りました。
2020年 厳しい春です。

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【大寒桜に入内雀】

満開の大寒桜にニュウナイスズメ(入内雀) の群れが蜜を吸いにやって来ました。

大寒桜は 古く江戸時代に植木の村として知られた川口市安行にあった桜から広められました。  大島桜と寒彼岸桜の交配種と言われ、丸い花弁の淡紅色で一重咲きの美しい桜です。

入内雀が雀と違うのは、林や森に住み、頬に黒い点はなく頭と背があざやかな栗色をしているところでしょうか。

ここの群れは10羽程ですが、花をちぎって花車を回すのは1、2羽のみで雄の多い集団でした。

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群れの中でくわえてくれる個体を見つけるのは難しく、かなり撮影をしてからやっと見つけました。

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柔かいさくら色の中で

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青空の中、桜色に包まれていると時を忘れさせてくれます。
間もなく緊急事態宣言の発令されるとの事、仕事はどうなるのでしょうか、しばらく鳥撮りはお休みです。



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『待ち鳥来たリ 黄レンジャク』

全世界を汚染し続けている未知のウイルスはまるでSFの様で現実。 終わりの見えない戦いに武器は手洗いとマスクと自粛だけで今はひたすら耐え忍ぶだけ・・・

 

今年は黄レンジャクも各地で見られたとの事ですが、地元には緋レンジャクしか来てくれませんでした。
指をくわえて、いやそんな事をしたら昨今は危険! 羨ましく思っていたのですが・・・
願いが通じたのでしょうか、黄レンジャク単独の9羽の群れが近くの森に舞い降りてくれました。

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ラピスラズリーの様な青紫色の「竜のひげの実」を食べているのですが、去年の台風19号で一帯が水没した影響からか今年は不作の様です。
草地に降りては辺りを探しているのですが、なかなか見つかりません。

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私も黄レンジャクの身になって竜のひげをかきわけて実を探してみたのですが、ちらほらとあるだけでした。

▽ やっと青い宝石の実を見つけました

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なので彼らは高い木の上にある「きずたの実」や「柳の若芽」も食べてはお腹を満たしていました。

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まもなく海を越えての北帰行が始まります・・・



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『熱烈歓迎 大唐百舌』

未知のウイルスは「不来」ですが、唐からのこんな使者は「熱烈大歓迎!」

私は初見初撮りハンターでは無いのですが、このモズを見た時はモノトーンの美しさに心を動かされました。
地元に来た唐からの美しき珍鳥、撮りに来いと言う声でしょう。

しかしいつもの様に休日の都合と天気の折り合いがつきません。 初回は小雨時々曇り、雨粒で羽は濡れ羽色。 次はまっ晴れで、陽炎が出て画像が安定しません。希望の薄曇りは何処へ。

田園の中の飛行コースはほぼ決まっているので数ヶ所の定点で待つ事にしました 。モズの全長は20cm、以前撮ったオオモズは24cm、そしてオオカラモズは31cm、姿はオオモズに似ているけれどオオカラモズは尾羽が長く、翼の初列風切、次列風切まで白いのが特徴です。

先ずはフライトの連続モーションから

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ここではミミズなどを掘り起こしていました
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美しさのひとつ、尾羽の長さが解ります
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ここで探したものはカエルでしたが、
この後のハヤ二エには失敗して落としてしまいました。
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背景の早咲きの桜の花の前を横切ります
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背景が人工物や構造物でもちょっと不思議な色合いに
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まだ捕まえてハヤ二エを作っている所を見ると、ここが気に入ったのでしょうか、もうしばらくは長居をしてくれるのかもしれません。

ここで終わるのですが、一回目に訪ねた雨の時の画像をちょっとだけ紹介しておきます。

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画面に雨粒が見えてきました。 撤収です。




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『シマエナガ・バードカービング』

前回、「 第26回 北本バードカービング展 2020 」の長期延期をお知らせいたしましたが、今回は私が制作した作品を紹介いたします。

雪の朝。 春とは言え、北の国の森はまだ深い雪に覆われています。
早朝、枝に残る雪の上に、一羽、二羽、三羽とシマエナガが飛んで来ました。

そんな情景をイメージして創ったのが今回の「シマエナガ・バードカービング」です。
画像でのお披露目とさせていただきました。

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・・・今年は桜が開花しても「沈黙の春」です  

 


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『バードカービング展は延期致します』

『第26回 北本バードカービング展 2020』は新型コロナウイルス感染症影響により開催を延期する事に致しました。
終焉宣言が出て安全が確認された頃に開催をしようと考えております。

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私の今年のバードカービングは「シマエナガ」
当ブログにて近日公開とさせていただきます。



【春二番のヒレンジャク】

レンジャクは気分屋。 渡りのシーズンになっても日本には飛来しなかったり、不規則で浮き沈みの激しい鳥です。
シベリア東部からカムチャッカ半島を経由して来る渡りの途中で周りに餌が豊富な年は途中下車をしてしまうのです。
なので日本には来ない、当たり外れの年があるのです。

赤城山麓にあるこの公園はレンジャクの集結地なのですが、やはり去年は飛来しませんでした。 今年はレンジャクの群れが戯れていると言うので車を走らせました。

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20羽程が二つの群れで池の周りのヤドリギと民家園のヤドリギとを交互に行き来しています。

しかしさすがに上州!空っ風の名所。 この日はヤドリギのある大木が揺れに揺れてレンジャクも実を食べるのに悪戦苦闘!。
いや、空っ風ではなく「春二番」が吹き荒れた日でした。

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ヒレンジャク達は風除けに止まりながらも姿勢を風上に向けて耐えます。

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食べて食べて食べ疲れたら風を避けて葉の影でひと休み。


ヤドリギの実はレンジャクの主食で、この鳥とは持ちつ持たれつの不思議な関係にあります。
常緑種でケヤキやブナ、ミズナラ等に寄生する灌木ですが、増えていくには実を食べてもらい他の木の「幹の窪みに」運んでもらわなくてはなりません。
普通の鳥の種運びと違って、土に種が落ちてしまうと根が無いため必要な栄養分が吸収出来ないのです。
なのでヤドリギはレンジャクに実をムシャムシャ食べてもらってトローリとした種の糞を「幹の窪」運んでほしいのです。

・・・もうすぐシベリア東部までの北帰行が始まります、栄養をつけなくちゃ。


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『水場に降りる 緋連雀』

冬と春をつなぐ鳥、連雀。 

この時期、歌舞伎の隈取をした旅役者に逢いたくなるのですが、地元の公園に飛来した時期は遅く、しかも気まぐれで極少数が顔見世をしたりしなかったりの日々。

この日、時間が空いたので午後の部の公演を見に行く事にしました。 食べられてしまった後なのか不作だったのかは分かりませんが、ヤドリギの表面に実はほとんど見当たりません。 朝方は5羽いたと言うも午後は3羽となり、更に葉隠れで奥の実をついばんでいます。

ヤドリギの実は食べると喉が渇くので窪地の小さな水場に頻繁に降りて来ます。
水は見えませんが「水場に降りる緋連雀」を待つ事にしました。


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口上が始まります。  「問われて名乗るもおこがましいが、生まれは遠くシベリアの在。 アムール川で産湯を使い、白波を乗り越え~~」

「そうだったの」

 

次々と水を飲みに降りて来ました。

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狭い水場は止まり木の上で順番待ち。


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飲み終わるとまた一目散にヤドリギに。モグモグタイムは続きます・・・

やがて陽が傾き始めた頃、終演を告げる事無く突然遠くの空に消えていきました。


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飛び立つ時に見せた裏地は鮮やかな緋色、動きのたびにちょっと緋がこぼれて粋。
さすが伊達者!

もう少し北の山麓ではまだたわわにヤドリギの実が残り連雀達が戯れているとか、それでは次回続編はそちらで。。。

 

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『クリクリ瞳のニシオジロ』

この可愛さをどうすれば表現できるのだろうか、そんな事を思いながらシャッターを切っていました。
でも一切お構いなしに秒速で飛び回わり、じっとしてはくれません。

地元の公園の森にニシオジロビタキがやって来ました。 餌付けはしていない言わば「天然物のニシオジロ」ですから頻繁に餌探しに枝渡りを繰り返します。 
ここと思えばまたあちら状態でオジロも私も休む事がありません。

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気が付けばいつしか下着も汗ばんでいました。 着替えなんて考えてもいなかったので、冷えた下着を脱いで直にシャツとダウンと言う非常事態となりました。

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地面に降りて餌をゲット、これは何の幼虫でしょうか。

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陽が高くなる頃、さすがにお互いに疲れが出て休憩タイム?。 次の出演までには時間が空きそうです。

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でもついに私はエネルギーを使い果たし、 geme over!



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『今度は、こっちのコミミ』

前回は田園の「あっちのコミミ」でしたが、今回は葦原の「こっちのコミミ」です。 更に地元の「ご近所コミミ」も居るとの事で、今年はコミミズクが豊作の様です。

葦原のコミミは背景に遮るものが無く、雄大で気持ちのいい空間が広がります。 塒も外敵に襲われる危険が少なく餌も豊富、きっとコミミにとっても気持ちがいいに違いありません。 なのでコミミ撮りは葦原に足が向いてしまうのです。

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1km余りにそれぞれのテリトリーを空けながら5羽が土手の両側を飛び交います。

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こんなのも葦原が好きなようです。

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去年の雨台風で土手の限界以上に水位が迫り水ガメは満杯になりました。 餌となる野ネズミも水没して消滅かと思いきや、それを察してか今年のコミミは場所を外側の土手に変えて餌場にしていました。

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夕闇の迫る頃、遠くの葦原に飛ぶと、戻っては来ませんでした。
・・・菜の花の頃まで楽しませてくれるでしょうか



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【再びのハイイロチュウヒ】

凛とした薄暮の中をハイイロチュウヒが悠然と滑空して来る姿はいつ見ても美しく魅了されます。

でも何度撮りに行っても天候や時間、距離、更には鳥の気分にも左右されて、こちらはいつも不完全燃焼。
そして「きっと次こそは」と思いながら足が葦原に向かってしまうのです。

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午後、残念ながら風は止んでしまったので旋回をして近くまでは来てくれません。
遠くで円弧を描くだけで塒に沈みました。

次に帰って来たのはチュウヒ。

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辺りは暗くなりこれで限界、他のハイチュウ雄を見る事はありませんでした。
でも、何回か通うとハイチュウ雄の飛行コースが解って来ました。
と、言う事はまた次回に期待言う事でしょうか。

なので to be continued


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『コミミ飛ぶ』

新春の初荷は広い田園の遥か彼方を飛ぶコミミです。
この日は風が強いので飛ばないかもと思いながらも、3時過ぎには風は収まると言う予報を信じて車を走らせました。

約束の時間、いえ、別に約束をした訳ではないのですが、風が弱くなる頃、気が付けば遠くの杭にコミミが止まっているではありませんか。
それにしても遠い。 今までのコミミ撮りで一番遠いのではないでしょうか。

冬枯れの広大な田んぼの上をコミミが飛びます。
ファインダーで追っていても見失う程の小ささ。

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陽が落ちて薄暮の空を飛びます。

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コミミ撮りは運次第、前日はコミミの出演はなかったと聞きました。

小さくても大好きなコミミと会えたので、終わり良ければ全て良しとしましょうか。


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【番外編 ・ 42年かけて見た  遠い昔の遥か彼方の銀河系の物語】

1978年の上映から2020年まで、全9作のエピソードがついに完結しました。

思えば長くも短くも感じた年月が私の回りにも流れていました。。。

映画『スターウォーズ エピソード9』完結編を見てきました。

毎回監督も脚本も変わり最後はどうなることやらと気を揉ませましたが期待通りのエンディングを迎えてくれました。
CGの無い時代の初回シリーズは特撮技術と特殊極小カメラ開発による圧倒的な迫力に大感動。
翌年の「スターウォーズ展」まで見に行った覚えがあります。

もう見られなくなると思うと寂しさが残り、あの映画音楽が耳に響きます。

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私の仕事場の机の上にあるチョコが入っていたドロイド達  R2ーD2とBBー8
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『 2020 年の始まり 』


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聖夜

 

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『冬鳥の撮影は この鳥から』

冬鳥と言えば、毎年先ずはハイイロチュウヒを撮りに行かないと・・・

遊水池の広い葦原に着いてみてびっくり! まだ塒入りの時間まで2時間もあると言うのに、駐車した列が延々と続いています。
カメラをセッティングする場所も無い程。
今までこんな事は一度も無かったのに。

その訳が一羽目が飛んで来てわかりました。
いつもの雄の塒は新河沿いの葦原なのに、今年のハイイロチュウは昔に戻って葦原の真ん中あたりに降りるのでした。
なので。カメラマンは分散されずにメインの葦原沿いに大行列となっていたのです。

それでも、知人に出会って今年の撮影場所を教えてもらい、近くに三脚を確保することが出来ました。やれやれ。
さて、吉と出るか凶と出るか、今年も長い待ち時間が始まったのです。

「待鳥来たらず」いつもこんな感じでしびれを切らした頃、一羽目が帰って来ました。
しかしとてつもなく遠く、旋回も無くあっと言う間に塒入り。

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辺りが灰色に覆われかけた日没時のラストチャンスに二羽目が帰還です。 それでも露出補正をしないと厳しい撮影環境です。
わずかに旋回はしてくれたものの、これまた遠くの葦原に降りました。

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気まぐれ三羽目は日没過ぎらしく、カメラの限界値までには帰っては来ませんでした。 今年のファーストコンタクトは遠すぎて消化不良に終わりましたが 二次アタック以降に期待と言うところでしょうか。


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『パンダガラス』

秋の彩りがゆっくりと色褪せて行く頃・・・

大陸から越冬のためにパンダガラスがミヤマカラスの大群に混じって農耕地に飛来してきました。
コクマルガラスの淡色型は白と黒なので通称「パンダガラス」と言われています。

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こんなにも多くのミヤマカラスの中からパンダを探します

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パンダに会いたいと毎年冬になると探してみるのですが、出合えたのは6年振りぐらいでしょうか。
200羽を超えるミヤマの大群の中に6羽だけいるのですが、遠すぎ!。

ゆっくりと時間をかけて近づいてみても、ミヤマの群れは少しづつ距離をあけて奥へと遠ざかります。
必ず1羽は見張り役がいますから。
仕方なく遠くても車の中からの撮影になりました。

観察していると、ある事に気づきました。
大群のミヤマの中にパンダが単独でいると必ず追い払われるのです。
近寄って来てくちばしでつつき、飛び上がっては体をぶつけてきます。
そのたびにパンダは10m程飛んで避難。

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△ 何やらミヤマに迫られているパンダ

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△ 体当たりに思わずのけぞりるパンダ

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△上からの飛び蹴り攻撃にたまらず逃げパンダ

まるで虐めにあっているみたいで、あちこちで見られるのです。
遥々海を越え一緒に連れだって渡って来たのだし、広い農耕地、穏やかに共存すればと思っていると。

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△ 対策会議でしょうか

散らばっていたパンダが一ヶ所に集まり始めました。どうやら最終的には全員集合。

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気のせいでしょうか? 右側でお互いの代表が何やら話し合っている様にも見えます。

すると話しはついたみたいで、不思議とそれからはミヤマは襲わなくなりました。
休戦協定が結ばれたのでしょうか

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しばしの平和が訪れ、やがてのどかな食事風景になりました。

えっ、これはそう見える本当の話ですから。
暫くは双眼鏡での観察の面白さに魅入っていました。。。



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