『都会のオオタカ』

(現在、プロバイダー@niftyのブログリニューアル時に障害が起きています。改善にはもうしばらくの時間が必要との事です。
画像拡大時に元画面に戻る機能に障害が起きてご迷惑をおかけしています)
   
   
オオタカは食物連鎖の頂点に君臨する猛禽。
自然環境の変化に敏感なのですが、数も増えて環境庁レッドリストの絶滅危惧種から、準絶滅危惧種に変わりました。
最近は猛禽も都会に進出して生き方を学習しています。
ここのオオタカは都市公園の森に居を構え、群れる鳩や川沿いに飛来するコガモを捕食しています。

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雄がひと鳴きして何処からか飛んで来ると、ペアはカップリング
  
   
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暫くすると、雄と雌はそれぞれが枝を折り始めました。
もう巣はほとんど完成していて、手直しの段階でしょうか。  
   
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今年ももうすぐ抱卵の時期になります。
無事に雛が孵って空を飛ぶ日を期待しましょう。
  
  
        ◇
  
  
『ひかる君』   今回はダブルヘッターの記事になります。
  
待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな
・・・
  
渡良瀬川遊水池第二調節池の中にコウノトリの人工巣塔があります。
コウノトリが遊水池を気に入ってたびたびやって来るので2羽のデゴイと巣作り用の人工塔を小山市が設置しました。

そこで「ひかる」君が巣作りをして、お嫁さんが来るのを一日千秋の思いで待っています。
  
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しかし待ち人来たらず。
残念ながら去年も、今年も、彼にお嫁さんは来ません。 近くに雌が居る可能性は無に等しいのです。

平成28年に野田市の「こうのとりの里」から試験放鳥された「ひかる」君。 静岡県、愛知県、兵庫県まで飛んで行きました。
しかしお嫁さんには巡り合わず、ここで待つ事にしたのです。 同じ頃に放鳥された雌の「みらい」や「愛」は事故死などでもう居ません。

それでも ひかる君は巣作りをして待ち続けます。 夕陽の中で巣を繕う姿は泣きたくなるほどけなげです。
いつの日か何処からか雌が来てくれる奇跡を祈ります
  
  
暮れて河原に星ひとつ
宵待草の花が散る
更けては風も泣くそうな
   
  
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今年も 『北本バードカービング展』

早いもので、去年サンコウチョウを彫ってからもう1年が巡ってきました。
今年も 【第25回 北本バードカービン展 2019】 を開催いたします。

彩の国バードカービングクラブ・彩鳥会の会員と講師 成川 治氏のバードカービング 計60点余りと野鳥写真20点程を展示いたします。
(朝日新聞:13日埼玉版マリオン、読売新聞:15日埼玉版イベント欄に北本バードカービング展が掲載されています)

私の今回のカービングは珍しく水鳥 『コスズガモ』 と 野鳥写真8点を展示。

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詳細はこちらを▼

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当日はこの様にディスプレイして展示予定。

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彩の国までは遠く、「翔んで埼玉」、いえ、「とんでも埼玉」かもしれませんが、近くを通る機会がありましたら是非お立ち寄りください。
(私は初日と最終日は会場に居ます)

園内の銘木 エドヒガンサクラ も満開を迎えている事でしょう。
鳥見の方は鴻巣・川里の桜絡みニュウナイスズメを撮りながらはいかがでしょうか。

                          ◇

『翔んで埼玉』 がヒットしています!  何とも微妙な埼玉自虐ネタ映画ですが・・・
「埼玉人はそこら辺の草でも食っていろ」 とか 「都内に入る時には通行手形が必要だ!」 などと言われています。
でもご安心下さい。 埼玉に入る時は通行手形は要りませんから (^-^;  
ねんのため。

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『都会の真ん中で観梅』

都会の真ん中、地価の高額な一等地にお住まいの西尾白さんが観梅中との事なので会いに行って来ました。

直ぐ傍を多くの人が行き交う公園の小さな梅林。 住食接近とはいえ緑も限られているこんな所に居を構えるとは、余程の都会派なのでしょうか。

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早朝はお花見食堂にはまだ食材が無いので近くの植え込みに降りては虫探し。

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ようやく陽が梅林に差し込み始め、気温が上がると虫たちが飛び交います。 それを待っていたかの様に花舞台にやって来ました。

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Img_6411zxweb1_2          時々、都会の真ん中で愛を叫びます

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自在にフライングキャッチをしながら、虫を捕食する健気な天然物。 クリクリ瞳もいつ見ても可愛い!

気が付くと白梅には良く止まるのですが、なぜか紅梅にはほとんど止まりません。
間違って?紅梅に止まってしまっても タッチ&ゴー状態で泣かせてくれます。

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お腹も膨らんで疲れてくると舞台裏でまったりと休憩。 低い植え込みの中です。

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こうして紅白の揃い踏みを撮るために、もう少し、もう少しと、撮影時間が延びて行くのです。  気が付けば4時間が過ぎていました。

家に帰った後、足の甲が突然つりました! イテテテテ・・・



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地元の人は「オジロビタキ」と言っていましたが、下嘴が黒くなく、上尾筒も黒に近い色が薄い茶褐色でニシオジロビタキに近く、かと言ってニシオジロの特徴の胸から首までの薄黄色は弱く・・・私には判定できません。 なので特徴が近い「ニシオジロビタキ」とする事にしました。

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『仲良きことは』

連日の寒さが身に凍みて、暫くは「冬眠」したい・・・と思うこの頃。

広いこの池には2羽の巫女秋沙の雄が飛来していました。
雌は何処にも見あたりません。
2羽は兄弟なのでしょうか、いつも離れずにお互いを確認し合いながら潜っては朝食をとっていました。

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でもミコアイサは何処も同じ、用心深く岸辺に気配を感じるとゆっくりと池の真ん中に移動して行きます。

お腹いっぱいになったのか午後になると2羽はまったりタイム。 水面に任せてゆらゆらうつらうつら。

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気が付けば1羽の姿が見えなくなっていました。 いつしかかなり池の奥に行ってしまった様です。
今まで潜水を繰り返していた残りの1羽は急に辺りをキョロキョロ。 その仕草は見ているだけでも可笑しいくらい落ち着きがありません。

突然相棒を求めて飛び立って行きました。

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仲良しと言うか、2羽で一人前と言うか、
『仲よきことは 美しきかな』 でしょうか。



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『一度だけの遭遇』

別に待ち合わせをしているわけではないけれど、逢いたくて何度会いに行っても会えないと心が折れそうになるもの。

広い葦原に陽が落ちる頃は風が一層身に凍みてきます。
手袋の中の指先もジンジン、シャッターを押せるようにと右手にだけはホカロンを握りしめ。

そんな時、遥か彼方の土手の上を飛ぶ豆粒の様な白い鳥を見つけました。 確認のためにレンズを向けた瞬間、ファインダーの中を横切る別の灰色のぼやけた影が!

横切ったそちらが待っていたハイイロチュウヒの雄でした。
それは思ってもみなかった背後の方向から突然現れました。 急遽レンズを向けて追尾するのですが、風に流されて飛ぶ雄は画面に捕えるのが精いっぱい。
葦原低空飛行になると見え隠れして写せません。

シャッターを押したのは数カット、それでも年明けから通ってやっと雄に遭遇する事が出来ました。
今回は待ち場を変えたのですが、ここは眺望はいいけれど左右の視界は狭く、常に目を凝らす必要があり緊張の連続でした。

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                          □

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この後の低空飛行はフォーカスを持って行かれてしまいました。
一度きりの遭遇、雄を確認出来たので今回は良し!としましょう。

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『鳥待ちの時に聞いた話』
葦原から刈り取った葦を満載にした軽トラが数台現れました。 地元の葦簀業者の人達でしたが。。。
「数年前にイノブタを業者が不法に捨てたために繁殖している。最近の葦原にはかなりの数の野生化したイノブタ(ほとんど猪)が居るから注意した方がいいよ」と話してくれました。
その人も去年の刈り取り作業中に突然襲われ、牙によって太腿に怪我を負ったとか。

イノシシ年でもそんな当たり年にはなりませんように! ご注意を。

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『♪お正月を写そう、きれいな瑠璃色を写そう!』

「三度目の正直」あるいは「二度ある事は三度ある」 とも言いますが。
物事は三度目には願いが叶ってうまくはこぶ!のはず。
あぁ、それなのに。。。

穏やかな快晴の日、家を出る時には風は全く吹いていません。 2時間程走って現地に着くとものすごい風が吹き荒れています、体ごと持って行かれそうなくらい。
お正月の休日を三日も使って二ヶ所に同じ鳥を撮りに行ったのに、いずれの日も強風で目的の鳥は飛んでくれませんでした(涙)
日没まで待っても風は収まらず、「さ、さ、三度目の正直は何処に行ったぁ~~~!」
待ち鳥来たらず。

                                                      ◇

そんなわけで気を取り直して今度は地元にお正月を撮りに行く事にしました。 新年と言えば幸せの青い鳥でしょう。
毎年近くの森に来てくれるルリビタキ、今年で4回目の出会いとなりました。 なので通称「4年もの」、実年齢は不明。 確実に毎年きれいな瑠璃色になっていきます。

実はこのイケメンルリ君にも去年の暮に二度振られてしまった事があり、この日は三度目の正直での御対面となったのです。

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思いが通じたのでしょうか、早咲きの蝋梅の花に止まりました。

次の朝も振られないうちに通います。 しかしかなり待っても出演は無く、待ちくたびれた頃に倒木に生えた苔の上にお出まし! 瑠璃は緑にも映えます。

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          いい青をしています。

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それでも現れてくれるのはほんの数十秒から一分間程の気まぐれです。
もしかしたら落ち着かないのはこのせいだったのかもしれません。

ちらっと鳥影が視界を遮りました。 近くにあるケヤキの二股の窪みに溜まった水を飲みに来た小鳥がいました。
見え隠れする姿を確認用に撮ってみるとルリビタキの雌です。
まだ若そうなお嬢さん、ここで見るのは初めての事でした。

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雌は可愛い顔をしていても雄より気が強く、もしかしたら雄のテリトリーに侵入してきて追い出してしまうかもしれません。
出来れば気立ての優しいフレンドリーな女の娘であることを祈るのですが・・・





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『元旦』

明けましておめでとうございます。 
新しくもらった365日、今年はどんな出会いが待っているのでしょうか。

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ハイイロチュウヒ 雌

遥か彼方、まだ青い色を残す山裾にハイイロチュウヒの姿が点の様に現れました。
この早い時間帯の帰還は雌です。

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陽が沈みかけて残照の空になる頃、近くの葦原の塒に降りてきます。
雌の塒は2ヶ所あり、カメラを構えている反対側の塒の上を旋回しているハイチュウを見つけました。急いでカメラを振ります。

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塒の葦原を低空で悠然と滑空。

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そして塒入り

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この日、雌は次々と帰って来たのですが、雄の姿を見る事は出来ませんでした。 年越しの宿題です。

to be continued!

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『パンダガモ飛来』

この日は薄曇りで日差しは弱かったのですが、それでも瓢箪形の池を一望できる撮影地は逆光でした。
被写体が池の右側に来てくれると光は和らぎ水の色も出るのですが。

ミコアイサが飛来して来ました。
警戒心が強く、ゆっくりと少しづつ間合いを詰めて行っても気配を感じて遠ざかります。 その繰り返し。
距離は諦めて全体を俯瞰出来る場所から我慢の撮影となりました。

待ちタイムが過ぎるとやっときらめく水の色の方に進んできました。

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飛来して来たのは2羽。 まだ雄の若者のようです、兄弟でしょうか。
立ち上がってご挨拶!と思いきや あれっ、後ろ向き。

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池の左右ではこれだけ水の色が違います。

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この後はまた池の日蔭に戻るとまったりとして動きを止めました。
食後の休憩みたいです。
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『ひねもす のたりのたりかな』

海の無い県に住んでいると、海鳥はきっかけがないとなかなか撮影に行く機会がありません。
三種混合。 小さくても可愛いウミスズメ、クロサギもウミアイサも居るとなれば久々に湘南の海まで遠出です。
「ひねもす のたりのたりかな」、この日は風も無く初冬だと言うのに気温も上がって穏やかな撮影日和となりました。

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ウミスズメはその名の通り雀の様な声で鳴きます。 厄介なのは潜水が得意で一度潜ると次に顔を出すのはかなり離れた所、予知の出来ない神出鬼没の海鳥。
カメラを向ける間もなく直ぐに潜水の繰り返しで、気がつけば100m程離れた所に浮き上がっています。

満潮時には湾内に入って来て至近距離で撮れるのですが、この日の満潮は朝の6時過ぎ、一足、二足違いでした。 遥か沖合に5羽ほど確認、辛抱強くひたすら待ちます。

しびれを切らした頃、撮影範囲に入ってきました。

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やがて2羽が湾内に入ってきましたが完全逆光、仕方なく今度は湾外に出て行くところを狙うしかありません。

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そして紅葉の海を通り、ではなく 赤灯台の映り込みを通過して沖合に・・・

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やがて、また遥か彼方の定位置に戻ると「まったり」の時を過ごします。
全長25cmですから100m以上離れると肉眼では確認が難しいくらいです。

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双眼鏡を沖合から右に振ると、岩礁で朝食探しのクロサギを見つけました。

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クロサギが飛んだ後、沖合からこちらに向かって来るのはウミアイサ、雌と若の7羽の群れの様です。 雄はもう少し遅れてから到着するとの事。

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ウミアイサは集団で豪快な追い込み魚をします、雄の群れが来たら漁をする所を撮りにまた撮影に来たいと思います。
厳しい冬が来る前の穏やかな序章の日でした。。。







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『10年早い!』

葦の生えた小さな池からコガモの声が聞こえてきます。
姿は見えません。

すると突然、凄い地響きの様な羽音がしたと思うと、コガモの群れが頭上をかすめる様に現れては去って行きました。
そのあとを猛禽が追います。 オオタカがコガモを狙って朝食のハンティングでした。

しばらくするとオオタカはカメラの視界に入る枝に止まりました。
どうやら朝食は食べそこねた様です。 見るとまだ若鳥のオオタカ。
若がコガモを襲うとは、人で言えば「10年早い!」と言われます。

まだまだ修行が足りません。

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Img_8644web3          どうして失敗したか 一人反省会。

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以前に見た成長のオオタカの鴨ハンティングは壮絶でした。
捕まえてからも激しい抵抗にあい、長い時間四苦八苦していましたから。

オオタカの名前の由来は決して大きさから来るのではなく、成長の羽の色が青みがかった灰色から蒼鷹(アオタカ)と呼ばれ、オオタカになったと言われています。

食物連鎖の頂点に君臨しているオオタカ。 羽が灰色になる頃、もう少し修行を積んだら美味しい鴨料理が食べられる様になるかもねぇ~

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『久々のアップです!』

この秋は公私共に忙しく、一ヶ月ぶりのブログアップとなりました。
その間、鳥撮りには何回か行ったのですが、載せる時間も無く今夜を迎えました。
そこで初冬からちょっと秋真っ盛りにプレイバック! して続きを始めます。


草刈りを延期してもらった、あの 『繁殖地のセッカ一族』 はその後どうなったのでしょうか。 この話からしなくてはなりません。

もう土手は丸坊主と思って立ち寄ってみると、セイタカアワダチソウはまだ健在で一面の黄色に染まっていました。 「私らも鬼ではないので」の心優しい監督さんに感謝です。

セッカはと言うと、人の心知らずか遠くを飛んでいます。そして止まらずに直ぐに草むらの中に姿を消してしまいます。

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そんな歯がゆい鳥撮りの数時間が過ぎた頃、見たことの無い光景に出会いました。
親鳥がアワダチソウに止まり、静かだった辺りにひときわ大きな声で鳴き始めたのです。

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すると辺りからもそれに応える様に、小さな鳴き声が数ヶ所から聞こえてきました。
幼鳥の声です。

やがて「ここにいるよ」とばかりに2羽の幼鳥がアワダチソウの上に昇って姿を見せました。
それはまるで親が全員集合を掛けたみたいで。

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この幼鳥はまだくちばしも淡く、尾羽は無いくらい短く、体の色も薄いので、きっと最後に巣立ったのでしょう。

「おかげでこんなに飛べる様になりました!」とでも言うように、姿を見せに来た光景でした。  これがセッカの恩返し、だったのかもしれません・・・



                        □ □ □

この日は同じ河川敷のテリトリーにノビタキが数羽、渡りの途中に立ち寄っていました。
同じエリアなのでセッカとノビタキが出合うとつばぜり合い。
姿は小さいけれど、先住民のセッカはノビタキを追い払います。
セイタカアワダチソウの生い茂る土手は長さ200m程しか残っていないので、ここは貴重な虫のいる餌場なのでしょう。

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こうして秋が過ぎて行きました・・・

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『のび蕎麦』

今年は蕎麦の花の最盛期に大型の風台風が通過、畑のほとんどの茎は倒れてしまいました。
立ち上がる事をかすかに期待して、しばらく待ってから撮影に行く事を決めたのですが半分は諦め気分。
回復する気配も無く花の盛りも過ぎてちょっと寂しい蕎麦畑でした。

そんな畑でもノビタキはやって来てくれました。 広い蕎麦のあちこちを数羽づつの小さな群れが飛び交っています。

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白い花の中にピンクのイヌタデの花がかなり伸びてきて白蕎麦畑なのに赤白畑の様にも見えます。

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Img_7209web8_2          夏顔の黒がほとんど消えた雄


蕎麦畑の中に止まる所はほとんどありませんが、それでもわずかに頑張って立っている茎で餌捕りと しばしの休憩。
遠すぎてオートフォーカスがはねられてしまいます。 ライブビュー画面を見ながらの手動合わせとなり、そのうちに飛ばれたりの繰り返し。

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止まる所も一定しておらず、あちらと思えばまたこちら。 機材を持ってのウオーキングをさせてもらいましたが、楽しい朝の数時間が過ぎて行きました。

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『セッカ一族の危機』

まだ一面緑のセイタカアワダチソウの土手に、セッカが数ヶ所で子育てをしています。
飛び回る数は10羽程。 複数の雌と飛べる様になった幼鳥、まだ巣立ちしたばかりのよちよち止まりの群れ、一夫多妻なのですべては一族なのかもしれません。

やんちゃ坊主の様な顔と仕草のセッカは可愛い。

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神出鬼没でなかなか止まってはくれません、餌を捕ると直ぐに巣立ちした雛を探しては草むらに飛び込んでしまいますから。
餌に捕まえているのは蜘蛛や蜂、芋虫などでした。

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こちらは飛び始めた幼鳥達、まだあどけなさが残ります。

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・・・撮影をしていると嫌な予感。
遠くからブルトーザーの様な草刈り車の激しい唸りが響いてきます。 土手全面の草刈が始まった様です。

工事監督さんに聞くと、心配した様にセッカの繁殖している場所も今日中に全てが刈り取られてしまうとか。
事情を話して国土交通省と連絡を取ってもらい、繁殖地のエリア長さ200m程の草刈りの日にちを延ばせないかとお願いをしました。
遅く巣立ちをしたばかりの幼鳥は移動するのにまだ数日はかかりそうなのです。

何度かセッカの生態を話していると、監督さんからの言葉は 『私らも鬼ではないので、しばらく待つ事で国土交通省と交渉してみますから』 でした。


結果、200m程の繁殖地の草刈は予定を延期、工期の最後にしてもらえる事になりました。
鬼ではない監督さんに感謝!です。

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見渡す限りの草が無くなった時、セッカ一族が河川敷の草地に無事移動してくれることを祈ります。




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『札幌みやげ ツーカット』

札幌市内は至るところで樹木を切断するチェーンソーの音が響いていました。
あの関西空港を機能停止にさせた台風21号はその後も超暴風雨を伴いながら北海道に接近、街や野であちらこちらの木をなぎ倒して去りました。
そして追い打ちをかけたのが翌日の大地震とブラックアウト。

合間を見て一日ぐらい札幌近郊の鳥撮りをと思ったのですが、野幌原生林も西岡水源地も、主な場所はほとんどが倒木で入園禁止でした。

なので今回は『知る人ぞ知る 札幌の新名所 (^-^; 』の体験と写真を撮りに行ってみました。

ゴトゴトと走る大好きな市電に乗り、札幌で一番高いランドマーク、JRタワー38Fの展望フロアへ。
でも今回紹介するのは超高層ビルからの眺めではありません。
「アサガオのある風景」です。

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ここのコンセプトは「圧倒的開放感を独り占め、ホッと一息してください」
建築家の小林純子氏が設計した眺望を活かしたゆとりのスペース。

このアサガオの周りは全面ガラス張りで、地上150mから札幌市内に向けて放物線を描いた快感の放水が出来るという、超気持ちのいいトイレなのです。
(小林純子氏は東京駅や東京タワー、松坂屋等のトイレを設計した凄い建築家)

そして展望フロア入場料700円を払って体験してみました。 快感納得!
(注) ちなみに女性用は全面ガラス張りではない様です、あしからず。
もし機会がありましたら、ぜひ圧倒的開放感の放物線を試してみて下さいませ。



せっかくですから、少しだけ元を取って
▽「東」 鳥撮りのメッカ 野幌原生林、石狩川方面

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▽「西」 大倉山、手稲山を望み、右手の緑は北大構内やポプラ並木方面

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▽「南」 大通り公園、すすきの、中島公園などの札幌中心部。 右手は藻岩山
  この日は時々雨があり見通しが効かず、窓には水滴がびっしり

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▽「北」 晴れて視界が良ければ遠く海が見えるはず、の石狩湾方面

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帰り道に寄った 六花亭の絶品モンブラン。モンブラン好きの私には、たまりません!

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『こんな標高にアサギマダラ』

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五合目から見た山麓のカラフルなお花畑 ? キャンプ場の様です。

マイカー規制が終わるのを待ってお山参りに行って来ました。
五合目付近の天気は晴れ、でも前日はいたるところに水たまりが出来ていて小鳥達は肝心の池に水浴びには来なかったといいます。

この日も同様。池で待っているカメラマンの裏をかく様に後ろの水溜まりにそっと小鳥が降りました。
ルリビタキの幼鳥です。

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きれいな雌も来たのは池ではなく後ろの水たまり。 先に来た子供のお母さんでしょうか。

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遊歩道を散策していると、ひらひらと舞う水色が飛び込んで来ました。
アサギマダラです。

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標高1500~2000m辺りまではアサギマダラが好きなヒヨドリソウが咲いているので生息しているのですが、標高2500m近くのここには無く、見られるとは思ってもいなかったのでびっくり。

まもなく南西諸島や台湾まで1500km以上の距離を飛ぶ秋の渡りが始まります。
あのか弱い羽で1日に100~200kmもの渡りをするとは。
無事に越冬の地にたどり着くことを祈ります。

渡りと言えばこちらも東南アジアに向かいます。
五合目の天空をかすめて行ったのはハチクマでした。

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遥か遠くの樹林帯の上を弾丸の様に飛ぶ小さな影はここの主、ホシガラス。 この日、池にやって来る事はありませんでした。

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辺りを歩きまわっていたので、池に水浴びに来た小鳥達と出会う機会はほとんどありませんでしたが、常連のコガラに会う時は可愛さに癒されます。

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高速の渋滞が予測されたのでお昼を食べて早めに山を降りたのですが、予想通りの超重い渋滞にはまりました。

行きはよいよい 帰りはつらい、つらいながらも通りゃんせ♪

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明日から札幌に行って来ます。 その間 一日ぐらい鳥見をと思ったのですが、野幌森林公園を含めて周辺の鳥見処はほとんどが先日の台風21号による倒木被害で入園禁止とか。 残念。

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『私の ぶらぶら美術館』

鳥の話ではありません。

上野の東京都美術館で開催されている  『没後50年 藤田嗣治 展』  をぶらぶらと見に行って来ました。

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パリで最も有名な日本人、藤田嗣治。
でも日本では永く彼の作品の全貌を見ることは出来ませんでした。
称賛され、非難され、迫害され、激動の20世紀初頭を走りぬけた画家。

パリで絶賛され一世を風靡したあの「乳白色の肌の裸婦」。 パリで有名になるほど日本の画壇からは批判され、そして戦争画を描いた責任も問われ、祖国を追われる様にして再びパリへ戻りました。

晩年、彼は日本国籍を捨てフランス国籍を取得して名も「レオナール フジタ」と変え、日本に帰る事なくパリで眠りにつきました。

アトリエには彼が好きだった浪曲のレコードが残されていました。

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写真はありませんが 私は「花を持つ女」が好きです。
白い裸婦や彼が愛した猫の描写はもちろん、今回じっくりと見たのは背景の緻密さでした。 彼が愛用した目覚まし時計の文字盤、ジュイ布の花柄模様、床の木目、ため息が出るほどです。

金曜日は午後8時までなので夜の美術館はゆっくりまったりと見る事が出来ます。
でも120点もの作品を見終わる頃はお腹がすきます。

上野で夕食と言えばレトロが似合う駅構内にある老舗レストラン「つばめグリル」。
ここはハンバーグ専門店。 お勧めは「ハンブルグステーキ」 アルミホイールに包まれたふっくらジューシーなハンバーグとビーフシチュー風ソースが絶品です。

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<今月は札幌で身内の法事があるためもうすぐ北へ向かいます。 秋の渡りの時期に鳥見は出来そうにありません。 しばらくお待ちください>

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『近くの田園 雨散歩』

『北海道地震』
朝、いつもの様に慌ただしく仕事に行く用意をして時計代わりのTVを付けると、「北海道で震度6強(のち7)の地震発生!」 の緊迫した音声が流れてきました。
それからは信じられない程の山が落ちた画面の連続、そして全道停電 ブラックアウト。 ライフラインが切れました。

札幌や釧路の身内、親戚、友人、の安否の確認がとれたのは発生から2日後の夜でした。
・・・亡くなられた皆様のご冥福を祈ります。

今年、西から北まで列島は大きな災害の重なる年となっています。
八百万の神様、もう日本を虐めないでください。


                        ◇◇◇


『近くの田園 雨散歩』

車で10分程の休耕田にアカエリヒレハシシギが6羽居ると聞いても休みまでは5日もあり、いつもと同じく撮りには行けませんでした。

小さな休耕田ですから日を追う毎に、やがて4羽になり、3羽になり、そして2日前に誰も居なくなりました。
やっと来た休日、もう何も居ないかもしれないけれど地元なので散歩に行ってみる事にしました。
更にこの日は小雨模様なのです。

水草の中を見え隠れしながら小さな鳥が動いています。 目を離すと何処に居るのかわからなくなりそう、 3羽の「トウネン」でした。

可愛いのでいつかバードカービングで創ってみようと思っている水鳥です。
食事タイムは動きが早くて片時もじっとしていません。

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ポツリポツリ・・・水面にいくつもの輪が出来ます 
                       

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雨粒の落ちる中、久々に鳥を見ながらシャッターを切りました。

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『夏の終わりに』

黒目川は東京都小平市を源に埼玉県朝霞市を流れて新河岸川(しんがしがわ)にそそぐ14km程の自然が色濃く残る川です。

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朝霞市民による川づくり、自然環境の保全や水辺の散歩路などで「土木学会デザイン優秀賞」も受賞した自慢の川。 カワセミも飛び交います。

ここで毎年お盆の頃になると、地元に愛されながら しめやかに『黒目川 灯篭流し』が行われます。
今年はお盆も過ぎましたが、とばりの降りた川面を灯篭が穏やかに流れていきました。  新盆に札幌に行く事が出来なかった私も灯篭を流しました。

精霊を送る灯の川下り。。。静かに時も流れます。

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ちょうど昇って来た満月の光を浴びて揺らめき流れる灯を追い、橋の上から見送りました。
それぞれの想いをのせて夏が過ぎて行きます。

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『ちょっと待って プレイバック!』

野鳥の撮影はしていてもタイミング的に載せる機会を逸してしまった画像がいくつかあります。
猛暑の夏は鳥枯れの月、なので今回はちょっとプレイバックしてみた 『カルガモ一家』の話です。


山の自然植物園内に鳥撮りに行く途中、池を覗いてみると今年も可愛い子供達に出会う事が出来ました。 その行動に魅せられてかなりの時間を付き合う事になりました。

高地にあるこの池の子供達は10羽、両親に連れられて食事と散歩の時間です。

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ばらばらになるとお母さんは全員集合をかけます。 まったりとしたのどかな時間が流れていきます。

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食事の後は水遊び。
そして体が冷えると岸に上がって日向ぼっこ。

子供達は少しづつかたまり、お互いに体を寄せ合っては山の様になりながら温め合っています。 そのあどけなさは見ていて飽きません。

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一羽だけ我関せず、そういうのがいますよね、それも貴重な個性ですから。


カルガモは雑食ですが主に水性植物を餌にしています。 それでも時々繁殖期や成長期には小魚、海老、貝類などのタンパク質も食べるのですが・・・

お母さんの動きが何か変です。 突然もがき始めました。 よく見ると何か大きな物を食べています。
魚?いいえ、足が見えます。

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大きなカエルの様です。 悪戦苦闘はかなり長い間続きましたが、何とか飲みこみました。
こんなシーンは初めて!。

池の木にはモリアオガエルが卵を産み付けていましたから、飲みこんだのはモリアオガエルの大物だった様です。
『タンパク質が足りないよ!』 だったのでしょう。


池を離れようとしたら、こんな名前の鳥も見つけました。 「カモメラン」

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