『宿坊と懐石料理、時々鳥見』 part2

戸隠には鳥見に十数回来ていても 宿坊や蕎麦懐石 は初めての体験。
この日の泊まりは 『宿坊 山本館』 九頭竜神社の里宮と言う由緒深い宿坊です。

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宿坊と言うと何か構えてしまうのですが、部屋も広く綺麗。 畳の廊下とバリアフリーが優しい安らぎを感じさせる居心地の良さでした。

夕食は地のものを使った創作蕎麦懐石。 全てのものに蕎麦が使われておりコース料理の様に運ばれてきます。

▽前菜  蕎麦団子を含む季節の旬の食材
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▽お吸い物
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▽信州地酒  徳利にも戸隠の風景が
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▽季節もの
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▽ふわふわ でいて モチモチ触感の蕎麦がき
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▽蕎麦風味 茶椀蒸し
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▽地場の揚げ物
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▽湧水仕込み手打ち蕎麦
馬蹄形をした戸隠独特のボッチ盛り。 今夜は六ボッチ。
水を切らずにざるに盛り付けます
右下の蕎麦粉を入れた香ばしい自家製塩を振りかけて食べると  かおりが口の中に広がり美味しさ絶品!
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▽デザートは蕎麦プリン
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美味しさと心温まるおもてなし、大満足の蕎麦懐石料理でした。

二日目は夜半から降り続いた雨。 信濃路は全て雨の中なので移動は断念、急遽『神話の神々、戸隠五社巡り』となりました。

奥社と九頭竜社は前日に済ませたので残りは三社。 宝光社、火之御子社、中社、五社を総称して戸隠神社と呼びます

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▽ パワースポット 奥社へ続く樹齢400年のクマスギの並木
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▽ 奥社  高天原に由来する「天岩戸開き神話」 岩戸を怪力で押し開いた天手力雄命(あまのたちからおのみこと)
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▽ 九頭竜社  九頭竜大神(くずりゅうのおおかみ)
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▽ 宝光社  天表春命(あめのうわはるのみこと) 270段余の石段を登ると荘厳な社が見えてきます
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▽ 火之御子社  岩戸の前で艶やかな半裸踊りを披露した 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
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▽ 雨にけむる 中社  岩戸の前で大神楽披露を創案 天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)

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▽ パワースポット樹齢800年を越える三本杉
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▽こちらもパワースポット さざれ滝
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▽ 神話巡りが終わると この日のお昼も蕎麦処「そばの実」でお蕎麦です。
特製『味噌蕎麦包み揚げ』
信州のクルミとリンゴ、等の具材で練り上げた特製味噌を蕎麦生地で包み揚げたもの
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♨は神告温泉。 湯屋番は北海道犬の「宮沢おたる」君。
郵便ポストも暖炉もある 素晴らしい 「アートな家」 にお住まいでした。

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こうして晴れのち雨の戸隠は終わりました・・・


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『宿坊と蕎麦懐石、時々鳥見』 part1

神々の杜、信州戸隠に行ったのは何年振りでしょうか。
今回は『温泉と 山岳信仰の里・ 宿坊泊まりで 蕎麦懐石を堪能 』が目的。 そして時々は鳥見も。
「part1」です。

朝の鏡池。 癒される戸隠連山の風景ですが「蟻の塔渡り」「剣の刃渡り」と言うナイフエッジの尾根路を這いつくばって進む超難所があると言われています。

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▽森の中へ続く道は 新しく「くねくね木道」に改修されて変わっていました。

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▽朝の鳥見。 アカゲラが2ヶ所で営巣して子育ての真最中。

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両方とも同じ位の状況、盛んに餌を運んでいます。 雛が巣穴から顔を覗かせるのも もうすぐの様です。

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そしてソプラノ歌手「ミソサザイ」は近くの枝で10分以上 唄い通しの独演会、絶好調。

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こちらでも 盛んに求愛ソング。

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▽こちらはスイスイ スイスイ カルガモ一家の子育て
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▽ 不思議なものが眼に入りました。 エゾハルゼミが今まさに羽化の真最中! 脱皮をしているところでした。
羽化は夜から早朝にかけてが多いので見るのは初めての事です。

透明できれいな羽が出揃うのを見たかったのですが、まだ時間かかるので残念ながら以下省略となりました。

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▽ お昼は カフェ・どんぐりで「信州黄金シャモ&ハーブ鳥のリンゴ燻しガレット」

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△ ヤマシャクナゲ

明日の天気が心配なので急遽 午後に 5、6年ほど前に参拝した事のある戸隠神社『奥社』を目指すことにしました。
長い2kmに及ぶ神秘の参道です。

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△隋神門 ここからは神の領域
▽樹齢400年を越える杉並木が続きます

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△ JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで吉永小百合が隠れたウロで一躍有名になりました。 今では神が祭られて入る事は出来ません。


この先には 天照大神が隠れた雨の岩戸を投げ飛ばした怪力の神 天手力雄命(あめのたちからおのみこと)が居ます。  その岩戸が落ちたところが戸隠連山になったとか。

パワーをもらいに逢いに行ってきました。

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△ 後姿で失礼します・・・

part2 に続く

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『アンネの薔薇』

今回は薔薇の話です。

私の住んでいる区の花は薔薇。 歩いて数分の所に明治10年に開設された薔薇公園があります。

この時期には180種 3000株の薔薇が花を咲かせます。

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そして 『アンネの薔薇』 が咲きました。
アンネの薔薇は真紅の蕾から始まり、開花すると黄色からオレンジに、更にピンクにと色を変えて咲く美しい薔薇です。

(以下の画像は全てアンネの薔薇の色変わり)

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「アンネの日記」を書いた アンネ・フランクの願いを込めて ベルギーの園芸家が新種を作り、アンネの父 フランク・オットー氏に贈ったのが『アンネの薔薇』です。

1971年 京都の合唱団が欧州公演中にオットー氏と出会い 苗を送られました。

「生きることが出来たなら、平和で夢や希望に満ちた朝が訪れますように」とのアンネの願いが込められた薔薇は、やがて日本各地に株分けされて花を咲かせていきました。


・・・この願い、遥か ウクライナの地に届け・・・


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『フクロウ雛 ひとり立ち』

巣立ちの様子を見に営巣地に何度か通っても、雛の顔を見る事はありませんでした。 果たして雛は生まれたのだろうかと思うくらい。
今回は杜のフクロウの「巣立ち待ち」です。

近くでは親鳥が鳴いて巣立ちを促しています。

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そしてこの日、巣から外を覗く雛の姿を見る事が出来ました。 しかしまだ出てくる勇気は無い模様、と言うのも前日に一度巣立ちをした様なのですが落下しそうになり必死で巣穴に戻ってしまったとか。 これがトラウマになっているのかもしれません。

心の準備でしょうか、再びそっと外界を覗きこんでいます。

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夕刻、羽ばたきをしては巣立ちを決心するのですがまた穴に落ちてしまう繰り返し。。。
やっとその時が来ました。 3回目の羽ばたきトライで上半身が出てくると、見ていたご婦人から 「ほら爪、爪を出して掴んで!」 と声援が飛びます (笑)

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巣穴は深さが2mもあり巣穴の縁を爪で掴まないと体が出ません。 頑張って全身が出てきました!

そして遂に 『ひとり立ち!』
白くモフモフした姿とあどけない顔をした雛です。

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△ 盛んに辺りを見回しては親を探します、その不安げな姿も初々しくて可愛い。

▽ こちらは「やれやれ」と、そっとその様子を見守る親。

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「お母さーん」と叫んで探しています、ではなく ひと安心した ただの「アクビ」でした。

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早速 エンゼルポーズの御披露! なかなかの芸も見せてくれます。

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この後は更に樹を登って葉の中に消え 巣立ちをして行きました・・・

( TVも 新聞も 社のお知らせも 同様の画像が公開されましたので、今回この画像をアップする事にしました )


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『鳥撮り ついでの道草』

連休中の鳥撮りは近場の迂回路も渋滞でノロノロ・・・ 運転の最中に 「加須市」 の標識を見て急遽  道草をする事を思いつきました。

確かこの日は 「世界一のジャンボこいのぼり」 が上がる日! 加須は古くから こいのぼりの製造が盛んな地で、全長100m 重さ330kg 眼の直径10mの こいのぼりが 3年振りに遊泳するのです。 

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支える支柱は巨大クレーン。 ジャンボの下で泳ぐのは 普通の大きさのお父さん真鯉、まるでメダカとクジラ程の違いでしょうか。
この日は特別に 長さ3mの 青と黄色 の国旗 も掲げられていました・・・ 


更にジャンボ遊泳が終わって下に降りると 人との比較でそのすごさが解ります。
地上ではまな板の鯉かと思いきや、はらんだ風で尾びれが跳ね上がり 格納する人達をあおるほどの元気良さ
まだ泳ぎ足りない様でした!

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そして今日の目的地、トラフズク営巣地の 巣立ち雛 に会いに向かいます。

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今年も無事 3羽の雛が巣立ちを終えました。  初めて見る望遠レンズと シャッター音に眼をまんまるに開いて興味深々、愛くるしい無垢の瞳が何とも可愛い!


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この日 出会えたのは2羽の雛と両親、穏やかな日差しの中をまったりと過ごしていました。


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今日は 柏餅を食べ、菖蒲湯に入った一日となりました・・・

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『my公園のベニマシコ』

バードカービング展の準備に追われてアップをするのが遅れてしまいました。
ちょっと前の事になるのですが、再びのベニマシコです。

今回は近くのmy公園のベニマシコ達。
こちらにも秋楡の木があり、実が頑張っていた頃です。
3羽の雄がやって来ては残り少なくなった種をムシャムシャ。

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実も残り僅か、細い枝の先にしかないので枝が弓なりになっても頑張ります。
よく見てみると、細い枝を2本一緒に掴んでは折れない様にもしているみたいで・・・

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アクロバティックな体制でも ひたすら食べるのに夢中。

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喉が渇くと水路に降りてはゴクゴクのランチタイムでした。

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『カービング来展お礼。そして近くのケアシノスリ』

始まりは突然の春の雪、最終日は春爛漫の桜日和でした。

彩の国 第26回 北本バードカービング展にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。 コロナ禍の中、12日間を無事開催し閉会することが出来ました。

北本バードカービングは埼玉県自然学習センターの協力により28年間の講座を開催してきましたが、今回で展は区切りとさせていただきます。
次回はコロナ感染状況を見極めながら秋頃に新たなバードカービング講座を再開する予定です。

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そしてカービング会場から車で30分程の所に飛来しているケアシノスリの最後の撮影です。
この日は飛びものには残念な曇り空。それでも菜の花の咲く中を飛ぶ姿をイメージしていたのですが、飛んだのは遥か上でした。

ノスリの名の由来は野を擦る様に飛んで狩りをすることからそう呼ばれているのですが、菜の花をかすりもしませんでした。
木に止まっても菜の花は写らず。

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飛び付きシーン。 ケアシノスリの名は脚の先まで羽毛で覆われているが由来、こうしてみると はっきり解ります。

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ケアシノスリは個体数も少なく見られるのは稀、更に西日本には飛来しないので全国からカメラマンを集めました、恐るべしケアシノスリ。 前回までの遠距離ナンバーは「神戸」「愛媛」でびっくりでしたが今回は記録更新、最遠距離は
「熊本」ナンバーでした!。

突然の初夏の陽気、今頃はもう北帰行の途中でしょうか・・・


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【 開展 第26回 北本バードカービング展 と 薄暮のコミミズク】

3月22日(火)

この日は朝から作品設営準備に入ったのですが、外は春の雪となりました。

この時期には珍しく激しい降り方でお昼近くには10cmの積雪。

彩の国バードカービング倶楽部/彩鳥会 会員作品 58点、講師 成川 治 追悼展作品 28点、計86点 の「彩の国・第26回 北本バードカービング展」が埼玉県北本市 北本自然観察公園内 自然学習センターにて12時より開展いたしました。

三寒四温、驚きの銀世界の中でしたが早々と訪れていただきました皆様方にお礼申し上げます。


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とりあえずオープン直前の画像をアップです。


そして先日の事です。

過去2回は飛ぶ時間帯に吹き始めた強風に悩まされて会えずじまい、この日は無風状態で穏やかな天気。

「これならどうだ、今日は文句はないだろう!」 菜の花の咲く土手でコミミズクが飛ぶのを待ちました。


ところが4時を過ぎても現れません。4時半、以前音沙汰無し。

夕陽が雲間に沈んだ薄暮の5時になっても。

5時半「どうしてこんないい日に飛ばないんだぁ!」と心の中で叫びながらの帰り支度です。

すると遠くでレンズの列が構え始めました。 やっとお出ましの様ですが 遅い、遠い!。 直ぐにレンズの動きは収まり、どうやら木に止まった様子。
駄目もとで200m程歩いて行くと、まだ動かずに居ました。

暗さでシャッターは上がらず、飛びものは撮っても画質はざらざらで止まりものが限界。
動作はキョロキョロするだけで「動かざるごと山の如し」
まるでこの4枚の繰り返しを見ている様でした。

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▼ほとんどモノトーンの世界の中、眼だけ金色に光って面白い画像になりました

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飛びものは夕方5時半過ぎ、暗過ぎて残念ながらの荒い画像となりましたが、撮ってはみたので、と載せる事にしました。

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次の休日にはもう北へ帰ると思われ、コミミは終了となりました。


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『バードカービング展・再びの シマエナガ』

森の中で不思議な形の朽ちた木の根を見つけました。 
鳥を乗せると何か物語が生まれてきそうなので早速持ち帰り。

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洗ってみても表面は白い霜降り状態できれい、 池を作るのにおあつらえ向きの窪みもあります。 
これは小鳥達が水場に来る状況を作れと言っている様なもの。

今回は発想を変え、台座優先にしてから何の鳥を創るかを決めました。

池に群れて降りて来る小鳥達、再びの「シマエナガ」です。


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始めにやって来たのは二羽。 やがて三羽めも水飲みの順番待ちの様です。

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『彩の国 北本バードカービング展2022』 はコロナ感染拡大で延期しておりましたが2年振りに開催する運びとなりました。
展は26回目を迎えますが講師 成川 治急逝のため追悼展を併用して、会としては最後の展示会になる予定です。
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今回の私の出展作品は上記の「シマエナガ」と下記の「ベニヒワ」「フクロウ」の3点。
日曜は在展しています。

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【北本バードカービング講師 『 成川 治 追悼展』 に寄せて プロフィール】
1966年 武蔵野美術大学 彫刻科 卒業
1968年 東京芸術大学大学院 彫刻科 卒業
東京都福生市にアトリエを構え 石彫作品を中心に彫刻家として多くの個展を開催、作家活動を展開。

1980年代初頭 アメリカよりバードカービングの原形となるデゴイ(狩猟用模型)が伝わりバードカービング制作を開始。
彫刻家の視点から造形の緻密さを極めた独自の技法を確立、バードカービング界第一人者となる。
1995年 埼玉県自然学習センターに成川 治氏を講師に迎え「彩の国バードカービング倶楽部」「彩鳥会」が設立される。
以来、氏の指導は25年の長きに渡り、彩の国に多くのバードカーバーを育む。
2020年 逝去  

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『ひまわり』

あの映画を見た時がいつだったかは忘れても、シーンは鮮明に覚えています。
『ひまわり』

列車の窓から見えるのは、青い空と水平線の彼方まで果てしなく続くひまわり畑の黄色。 ここには兵が眠っているとか・・・


撮影したのは青と黄色のこの国でした。
今、再びひまわり畑が戦渦に見舞われています。
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「ザ・フォーク・クルセダーズ ♪」

胸にしみる空のかがやき 今日も遠くながめ涙を流す

悲しくて悲しくてとてもやり切れない

このやるせないむなしさの 救いはないだろか

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『山で。幻の福寿草』

今回は山野草散策です。

幻の福寿草と言われる『秩父紅』が秩父の皆野の山で咲きました。
福寿草と言えば黄色い花ですが、こちらは秩父山系の固有種で珍しいオレンジ色の花びらです。

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今年の秩父は寒さが厳しかったので開花は遅くまだ見頃。
陽が当たる暖かい日中しか花は開かず、11時頃から咲き3時頃には閉じてしまうと言う時間に厳しい花でした(笑)

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▼こちらは黄色の福寿草、色の違いが判ります。
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そして山の一画にひっそりと数輪咲くのは「セツブンソウ」
1cm程の極々小さな可憐な花で枯葉の中では見落としそう、探すのに苦労しました。
節分の頃に咲くのですが、山ではまだ見る事が出来ました。

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山歩きに疲れた後は、コロナ過で我慢していた久々の温泉と蕎麦を堪能したプチ秩父路でした。

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▲秩父盆地。
 左の三角形は武甲山。 遠く中央の山は東京都最高峰 雲取山(2017m)


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『 キクイタダキの 教訓 』

この時期、寒さ対策は万全にして撮影をしているのですが、この鳥を撮る時だけは別なようです。
森の中でキクイタダキに出会いました。 (日本で見られる一番小さな鳥   体長10cm   5g)

頭の上に菊の花びらを載せている様に見える事からその名がついているのですが、ヨーロッパでは頭に金色の王冠を載せている様に見えるので小さくても『鳥の王』と呼ばれています。

だからでしょうか、王様は自由気ままに木から木へ飛びまわり、
カメラマンは大砲(レンズ)を肩に担ぎながら兵隊の如く、動きに翻弄されながらもあちこちと後を追うのです。

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留まる事を知らず、常に動きまわり目が離せません。 下りも走ります!

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気が付けばいつしか身体は汗でびっしょり、替えの下着なんて持っていません。
やがて肌にひんやりとした感触がまとわりつきます。
仕方がないので下着とシャツを脱いでダウンジャケットの力だけで一時しのぎとなりました。

『教訓』 冬の森でキクイタダキと遭遇した時は替えの下着が必要と肝に命じましょう!

 

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『秋楡のベニマシコ』

ベニマシコの小さな群れが秋楡の木にやって来ました。
食べ物の少ない厳寒の期にこの実は貴重。 実には風に乗って種子を運ぶ役目の羽が付いて中に種が二つ入っています。

薄い紙の様な羽を嘴で器用に取り除きながら種を食べているのでいつも口の周りには表皮でいっぱい。

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こちらは女の子。 折れそうな細い枝も器用につかんでは残り少なくなった種を啄みます。

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豊富に実っていた秋楡の実も残りわずか、 食べつくされて無くなる頃
・・・春が来ます。



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『ケアシノスリ』

北国では少数が飛来するが関東では極稀なケアシノスリが彩の国の川沿いにやって来ました。

川原に着くと地元の散歩の人が「昨日は良かったよ、近くでホバリングをしたりして」と言うが、この日はテリトリーが同じノスリとバトルを繰り返して飛んで行ってしまったとか。
それでも数時間待つと高い上空を旋回しながら移動を繰り返して消えて行きました。
残念ながら止まり木の口直し画像を期待していましたが未完。

そして今日早朝、再度撮影に向かうと「ここ2.3日は姿を見せていない」との事でした。
もしかしたら楽しませてくれた「ケアシノスリ祭り」は 千秋楽を迎えていたのかも知れません。

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吸い込まれる様な青空を見ていると  中島みゆき  の歌が聞こえてきます

♪  ああ  人は  昔々  鳥だったのかも知れないね
   こんなにも   こんなにも   空が恋しい

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『年のはじめは・・・』

年のはじめのためしとて・・・
partⅡとして またまた大好きなハイイロチュウヒを撮りに行ってきました。

途中の雀神社で引いたおみくじは「大吉」 
さぞかしこの日は運がいいかと思いきや、
出会いは一回だけ、飛んでくれたコースは片道切符。
更にさらに、あまりにも天気が良すぎて陽炎が出る始末、そしてハイチュウの翼の影が、影が顔にぃ!!!

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それでも最後は遠いけれど奥日光連山の雪山を背景に通り過ぎてくれました。
悠然と飛ぶ姿は まさに『冬の貴公子』

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と言う事で
「めでたさも 中くらいなり おらが春」

2022の幕開けとなりました。


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『2022 元旦』

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
一難去ると思えばまた変異の一難、ままならない時期ですが工夫しながら楽しい年にしていきたいものです。

朝、セッカもお正月のご挨拶に現れました。

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『ハイイロチュウヒの季節』

冬の貴公子「ハイイロチュウヒ」が飛来しました。
私が冬に最も待ち望んでいる猛禽で、二年振りの出会いとなりました。

何処に飛んで来るのか気を配って待っていたのですが、何の前触れも無く 遠く耕作地すれすれに現れました。
どうやら水路沿いを伝わって低く飛びながら移動、急に浮上して姿を見せた様です。

そして突然降りました!

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二、三度飛び跳ねると、やがて逆光の空に向かって消えて行きました。

その後は姿を見せる事はありませんでした。
今年のファーストコンタクトは距離もあり短い時間でしたが、この冬はちょっと楽しめそうです。

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上空にはこんな鉄鳥も上昇気流に乗って滑空していました!
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『紅葉狩り』

今回も鳥は出ません。 実はきれいな珍しい鳥が居るとの情報を聞いてはいたのですが、休日まで待たないと撮る事が出来ません。
指をくわえて日曜日まで待ち、鳥撮りに出かけたのですが悲しいかな夕方まで待っても現れてはくれませんでした。 本当に足が棒!

時間も自由にならず、更に生き物相手ですから出合えない事は多々ありますが この初冬は特に多いです ( ;∀;)

と言うわけで今回は必ず待っていてくれる『紅葉狩り』!
地元 国営武蔵丘陵森林公園の紅葉をご覧ください。

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森の中へ・・・
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紅葉は逆光が美しい
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黄色も薄紅色も鮮やか
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この日 唯一の鳥 「アカゲラ」 なのですが。。。白くも見えます
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NHK 「チコちゃんに叱られる」 で5歳のチコちゃんが聞きました。
『ねぇねぇ、桜はお花見と言うのに 紅葉はどうして 「紅葉狩り」 というの?』
「???」

『ぼーっと生きてんじゃねえよ!』
チコちゃんの答えは 『狩りじゃないと下品だったからぁ~』
「?」

平安時代の貴族たちには、平安京の外に出る事は特別な目的がある場合に限られており、外出は牛車でした。
外出に自分の足で歩く事は下品だと考えられていたからです。 狩りだけは例外で「狩り」と呼べば外出も歩く事も出来たので、季節の花や草木を野にさがし求める事を獲物を狙う狩猟になぞらえて 「~狩り」 という言い方をしたと言われています。

それにしても平安時代の言葉使いが1200年もの時を越えて今普通に生きているとは、日本の文化は凄い!

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『シャッターは一度だけのモミカワ』

それはたった一度だけのお出ましでした。

何年かぶりで紅葉とカワセミのコラボを撮りに遠出してきました。
時期は前回と同じなので紅葉は盛りを迎えています、それに伴って休日で人出もピーク。 残念ながら休日鳥撮り人にはきつい時です。

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現地に着くと 雌のカワセミが既に紅葉の木にスタンバイをしていました。 でも止まり木の場所が奥で更に下過ぎて紅葉と一緒と言うにはいかない程、良くありません。

少し場所の移動をして欲しいと思うのですが動かないこと岩の如し! 更に前日の雨の影響で水が濁っているのか、小魚が見つけられません。

あきらめて飛んで行ってしまい、なのでシャッターチャンスは不十分な一度だけの場面でした。

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陽が背景に差し込んでくると光線が強くなり、カワセミの瑠璃色も変わってきました

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地元の人の話ではこれは昨日と同じパターンで、今日はもう紅葉には来ないだろうとの事。
あきらめきれずに探索すると、池の反対側の松の枝や排水口辺りで今度は雄の翡翠が小魚を狙っていました。

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なかなか魚は捉える事が出来ずに、やっと咥えてきたのは小さな海老。 しかも辛うじて髭を捕えて掴み上げた様です。

この後は水中に突入しても失敗ばかりなので 今日の数少ない朝食かもしれません。


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やっと飲みこみました

来年は休日の人出の盛りの頃ではなく、普通の日に休暇を取って鳥撮りに行く事にしましょうか。
今回は見事な紅葉を見に行ったと言う事で。

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【画像はクリックすると大きくなります】

下の画像は 数年前に撮ったモミカワ画像
またこんなカワセミを撮りたかったのですが・・・

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『自由学園 明日館 & 民族楽器コンサート』

いつか見たいと思っていた近代建築の巨匠 フランク ・ ロイド ・ ライト   の作品で国の重要文化財 『 自由学園 明日館 』 は 今年で100周年を迎えます。
更に講堂ではオリエント民族楽器コンサートが開かれるとの事、

一粒で二度美味しい ! ( これはもう半死半生語?) と、行ってきました。


大正10年(1921年)自由学園創設者 羽仁夫妻が女学校創立にあたり建築家 遠藤新を介して 当時帝国ホテル設計で来日中のライトに校舎の設計を依頼しました。
ライトは女性のための教育理念に深く共感し設計を承諾したといいます。

  【クリックすると画像は大きくなります】

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建物は軒高を低く抑えて水平線を強調。 直線を使った幾何学的装飾はライト作品の象徴。

【校舎内】
内装には日本の大谷石が多用され、暖かみと落ち着きのある雰囲気を醸している。 加工しやすく耐火性に優れている大谷石はライトの代名詞的な素材。

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【教 室】
当時は教室に照明は無く窓からの自然光だけだったとか。 今も同じ暗さで展示。
現在、机と椅子は会議室仕様

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【ホール】
毎日の朝礼や集会に使われていた。 窓は桟と羽目板による幾何学的装飾が特徴。

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▼当時の生徒によって描かれた 旧約聖書 出エジプト記のモーゼの海割の絵。
 戦時中には塗りつぶされていて修復時に再発見。
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【暖 炉】
ライトは火のある所に人は集まり、団らんをし安らぎを共有する場と考え、暖炉は重要な要素のひとつとなっている。
明日館には学校ながら 5ヶ所の暖炉がある。

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【食 堂】
外光を巧みに取り込み、幾何学間割りが変化に富ませた空間を演出。
照明器具もライト自身の作で当時の姿のもの。

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ちょっと大正デモクラシーの頃の 自由学園 草創期の様子を当時の残っていた映像を基に作成した図法で覗いてみると・・・
まだ和服が主流で洋服は仕立ててもらっていた時代に洋服が制服です。

▼自由学園 明日館 の全景ジオラマ
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▼もうすぐ昼食の時
 実際科(裁縫、料理、鶏の飼育など)では洋裁の授業中。 奥は職員室

 厨房では「もう15分しかありませんから、みな一生懸命働いて下さい」
「リーダーさん、メリケン粉をもう少し出してください」
 授業終わりの鐘を当番が鳴らしています。

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▼食堂では
「お料理の報告をします。お献立、ロールキャベツ、ピーナツビスケット」
「お米32キロ、7円30銭。 牛肉・・・」
 下の厨房から食堂に食事を運ぶリフトはあるけれど 時間がかかるので人海作戦で手渡し。

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カリキュラムは 数学、芸術、英語、実際科の時間が多く設けられていました。
学外では 美術、音楽、体操など。

▼教室では 理科の時間
「聞こえたの?」  「大きな声!」
  隣の教室では静かに国語です。

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▼英語の時間
「ペンシルは ペンソー と聞こえる」

  新聞の時間
「新渡戸稲造博士の家に入ったピストル強盗は・・・」  物騒な記事が教材に。

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▼校庭で
 体操 「Right  about」  「右をお向きあそばせ」
 美術 校庭で彫塑や写生

 右端では先生が掃除当番に「この石は大谷石と言って わりにもろいからあまり擦らない様に」と

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▼掃除の時間
「もう2,3分で鐘が鳴ってよ」
「早く落ち葉を燃やしてしまわないと」 「私、水を汲んで来るわ」 「私も」

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こんな学校生活風景だった様です。 話を本題に戻しましょう!


【講 堂】
生徒が多くなり、ライトの基本構想のもと弟子の  遠藤新によって講堂が建築された。

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そして講堂では【オリエント民族楽器コンサート】が開かれました。

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リラ:ギリシャ、トルコ地方の擦弦楽器
ウード:アラビアのリュート
フレームドラム:中東の打楽器
マンドリン
 
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音楽の感動は言葉には表せませんが、気分は遥かアラビアだったりシルクロードだったり。   音符の合間に響く抑揚のあるゆったりとした余韻に浸っていた異国の時間でした。。。

 

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